いにしえと現在を結ぶ

久しぶりに出かけました。
大河ドラマの影響か想像した以上の人が訪れています。

安土城

こういった建物が数百年前に建てられたこと、
それが存在していたことは本当に驚きですが
たとえ一部でも復元されたことは嬉しいことです。
復元された一部から全体像を思い浮かべると
かなり巨大な建築だったと分かります。
また当時も今もそこには様々な人の思いがあったと思います。
そういった生きた人を感じながら、こういった建造物を見ると
そこには幾つものドラマがあったように感じられます。

安土城

ただ当時の建物が本当はどういった姿だったかは今でも謎のようですが
それを描いたとされる屏風絵、それは贈り先のローマ教皇庁でも
探されていると言うこと、いつか見つかれば、と思います。
そういえば秀吉時代の大阪城を描いた屏風絵も
オーストリアで見つかりました。屏風絵の内容だけでなく
そこから当時の人や国の繋がりを思い浮かべるのも楽しいことですし
また現在、そういった発見を通して国際交流がなされるのも
素晴らしいことだと思います。
人々や国とを結ぶだけでなく、いにしえと現在を結ぶ
そういった様々な線。一本の線から色々な世界に拡がることも
可能ですし、同時に自分もその線をさらに広げていきたいと
感じた一日でした。

安土城