鎌倉を訪れる 1

鎌倉

先日の記事でも書きましたが
生まれて初めて鎌倉に行きました。
2月中旬、コンサートのゲネプロで上京したときにも
一度行こうとしたのですが、時間が無く
そのときは江ノ島に行くことにしました。
ガイドブックなどで鎌倉のイメージを掴んではいましたが
実際に自分の足で歩くと、やはり思い描いていた街とは
少し違っています。具体的に何処が違うかは説明できませんが
想像以上に落ち着いた街という印象を得ました。
ただ時間的に全てを回るのは不可能です。
駅前と鶴岡八幡宮までを回りました。
小さな路地も歩いてみましたが、
私はそこに鎌倉らしいものを見た気がします。
小さな道の両脇に色が塗られた歩道があります。
そして小さな交差点にも横断歩道があり
またそこには地面に「止まれ」と書かれていて
見通しの悪い小さな路地が並ぶ街という印象を得ました。
私にとって、これが鎌倉をイメージした一枚です。
電柱と壁の間の細い場所を歩いています。
こういった光景を何度か目にしました。

鎌倉

鎌倉では綺麗に建造物を撮ると言うよりも
もっと身近な所を意識しました。
歴史ある街に住む人々といった感じでしょうか。
私にとって鎌倉は観光地でも
彼らにとっては生活する場所です。
そういったものを意識して街を撮影していました。

鎌倉

鎌倉

鎌倉

鎌倉

鎌倉

鎌倉

小さな道にも横断歩道があり、それ用の旗もあります。

鎌倉

鎌倉

鎌倉

鳥居や山門などが街中に普通に存在し、
そこで普通に人々が生活している、
その風景は何処か懐かしい日本の風景を感じさせる
もののような気がします。
上手く説明できませんが
大都会の暮らしにも、こういった歴史が感じられる街の暮らしにも
それぞれの時間で過ごしている人がいます。
そこに同じように24時間流れているというのは、何処か不思議な気がしました。
それ故、人は都会に憧れ、歴史ある街に憧れを感じるのかも知れません。