クリスマスマルクト

ザールブリュッケンの街の中心、ザンクト・ヨハンナー・マルクトで
クリスマスマルクトが始まりました。
そしてその週末、ザール川を挟んだ反対側のアルト・ザールブリュッケン地区で
同地区のクリスマスマルクトが開催されました。
こちらは僅か2日間だけのマルクトです。

クリスマスマルクト

そのアルト・ザールブリュッケン地区のクリスマスマルクトへ行く前に
ザンクト・ヨハンナー・マルクトのクリスマスマルクトでチュロスを買いました。
揚げたてなのでカイロのような役割もあります。
このところ寒い日が続いており、最低気温も氷点下になることがありますが
それでも風がなければ、それほど寒いとは感じません。
寒くても例年よりは暖かいと思います。

クリスマスマルクト

ザール川を渡ろうとするとアルテ・ブリュッケ橋は通行止めになっていました。
言ってみればこの橋の両側でクリスマスマルクトが開催されているので
この橋は最も人が通る場所です。ただアウトバーンの上を歩く箇所は
道幅が狭く大勢の人が歩くと危ないような気がします。
大きなイベントの時はよく通行止めにされますが、その分遠回りをしなければなりません。

クリスマスマルクト

アルト・ザールブリュッケン地区のクリスマスマルクトに入って直ぐのところにある
フラムクーヘンの屋台でサーモンのフラムクーヘンを注文しました。
もともとはフランス・アルザス地方の名物ということですが、
ザールブリュッケンでもよく見られます。
薄いピザのようなもので、その場で窯焼きしてくれます。
ここのフラムクーヘンは本当に美味しく、今まで色々なところで食べた
フラムクーヘンを含めて一番美味しい!と思いました。
もちろんお店の方にもそう伝えました。

クリスマスマルクト

食べ物といえば、このクリスマスマルクトで毎年食べているものがあります。
揚げたてのシュニッツェルを刺したものです。
これはザンクト・ヨハンナー・マルクトのクリスマスマルクトでは見られないものです。
お店の値段表にDM(ドイツマルク)の上にE(ユーロ)のシールが
貼られているのを目にすると、この屋台はずっと以前からあるのが分かります。
そういえばこれをそのまま家に持ち帰って、熱い白いご飯の上に載せたり
カツ丼にして食べる日本人もいるようです。いずれにしても美味しいです。

クリスマスマルクト

グリューヴァイン(香辛料入りのホットワイン)を飲みながら。
蝋燭でも電気でも灯りは気持ちを温かくしてくれますね。

クリスマスマルクト

僅か2日間だけのクリスマスマルクトなので、大勢の人が訪れていました。
今年は雨も雪も降らず、穏やかな天候だったので
訪れる人も多かったかもしれません。
私は目当てのものを食べに行った感じですが、
買い物もして色々と楽しむことが出来ました。

クリスマスマルクト