久しぶりに雪

窓の外を見ると細かい雪が降っているのが見えました。
ただ気温がそれほど低くないせいか積もってはないようです。

雪

夕方少しだけ外に出てみましたが、その頃になってくると
先ほどよりも強く雪が降っているように感じられます。
オールドレンズ一本だけ持って外に出ましたが
オールドレンズではカメラの撮影モードが
絞り優先かマニュアルになるので
シャッター速度を遅くするには、ISOやレンズの絞りで
調整しなければなりません。
少し雨のような雪を意識しました。

雪

ところでドイツでは雪の日に傘を差さない人が多いと思います。
年配の方は差す人が多いようですが
特に若い人は差さずに雪の中、頭を下げて歩く人が多いように感じます。

雪の日

雪の日

雪の日

雪の日

ところで1月ももう終わりです。
あっという間にひと月経ったという感じでしょうか。
今月も写真を使わせて欲しいという話しを何度か頂きました。
その中には映像で使いたいということもありましたが
いずれにしても、撮影した写真を使ってもらえるのは嬉しいことです。

バレエ「シンデレラ」

ザールラント州立劇場のバレエ「シンデレラ」を観に行きました。
今シーズンのバレエで最も観てみたかった作品の一つです。
この日が初日で、劇場内は初日公演独特の華やかな雰囲気に包まれています。
それにしてもオペラとは客層が違っているのが一目で分かって面白いです。
バレエの方が若く、印象としては細い人が多いような気がします。
あくまで印象ですが。
いずれにしてもバレエの方は多いに盛り上がる、楽しい公演でした。
体の動きで様々な感情を表現する、それに多いに魅せられました。
そしてオーケストラの生演奏も良かったです。
初日は完売でしたが、今後も完売の続く公演になることでしょう。
劇場内の配役表と劇場入り口、チケットを合わせてみました。

バレエ「シンデレラ」

 Danke!!

ケーキ

前回の記事
作った生チョコの写真を載せました。
自分が焼いたケーキなどをアルバム的にするのに表紙を作ってみました。
写真は洋菓子ですが、光と色合いで少し和的な雰囲気を意識しました。
バラの型とハートの型を使って焼いたものです。

マフィン

これまで焼いたケーキなどの写真を探したのですが、あまり見つかりませんでした。
普段の食事の写真を撮らないのと同じように
ケーキも焼く度に写真を撮っているわけではなく
ほとんど撮っていません。
今思うと、もっと撮っておけばという感じです。

ケーキ

知り合いのお宅へ

知人宅にご招待いただきました。
手作りの料理に手作りのケーキ、そして楽しい会話。
時が経つのも忘れてしまいます。
楽しいだけでなく有意義な時間でもありました。
生チョコを作って持っていきました。
ドイツには生チョコがないので、自分で作っていますが
アルコールの有無だけでなく色々と調整しています。
というのは例えば移動の時間が長いと
その分チョコレートの溶ける可能性も高くなるので
生クリームやバターなどの量を調整しています。

生チョコ

美味しい料理に楽しい時間、
どうもありがとうございました。
そして素敵な作品を頂きました(どうもありがとうございます)。
それを見ていると様々なイメージが湧いてきます。
この作品そのものを使って一つの作品作りが出来るかもしれません。
これについてはまた何れ紹介したいと思います。

…und “Droga”

ザールラント州立バレエの先シーズンの演目「SubsTanz 11 – Neu(n)gierig?」の中で
上演された作品「Droga」(振り付けはLucyna Zwolinska)。
その振り付け、練習風景で構成されたフォトムービーです。
音楽は作品で実際に使われていたものです。

練習の際、何度か撮影機会をいただきました。
振り付けをして、練習をして、それが一つの作品になっていく、
その過程を間近で見ることが出来たのは良かったです。

タバコを吸う人

街中で見かけた光景です。
いずれもオールドレンズでの撮影です。
ドイツは健康や環境問題に対する意識が高い国だと思いますが
そのわりに喫煙率も高いようです。
ネットで調べてみると男女とも30パーセントを超えています。
色々な記事を読んでいると
女性の社会進出率も高いので女性の喫煙者も多いとあります。
飲食店内でのタバコが禁じられるなど
社会的には禁煙の方向に向かっていると思いますが、
街中では歩きタバコをしている人をよく見かけます。

タバコを吸う人

タバコを吸う人

タバコを吸う人

タバコを吸う人

私はタバコを吸わないのでタバコの煙やニオイは気になる方ですが
焼き栗屋さんの栗が焼けた匂いは好きです。
何故ここで焼き栗屋さんの話?となりますが
以前、タバコの匂いと焼き栗の匂いが似ているという
話しをネットで読んだことがあるからです。
ちょっと焦げた感じの匂いでしょうか。
私は似ているとは思いませんが、もしかするとタバコの種類が
違うのかもしれませんし、
吸っている人には別の感じ方があるのかもしれません。
いずれにしても焼き栗の匂いに引きつけられて
焼き栗を購入する人も多いと思います。
この写真のお店で話しかけている男性、先週は別のお店で
長い時間このようにして話しかけていました。
小さな屋台に日中ずっといるお店の人にとっては
良い話し相手になっているかも知れません。
焼き栗を購入する人がいれば、話しかけている男性も
すっと横に移動していたのが印象的です。

焼き栗屋

オールドレンズの描写、現代のレンズに比べると
シャープさはありませんが、逆に線の太さがあって
温かさがあるように感じます。
こういった撮影ではオールドレンズの方が
見た目の印象に近い気がします。
以上、街中で見かけた光景でした。

逆さで

前回の続きです。
前回のようにオールドレンズ、OMズイコーレンズの28mm F3.5で撮影しました。
中央に2ユーロ硬貨を置いています。
まずは普通に撮りました。
このレンズの最短撮影距離は30センチ。
その最短距離で撮影しました。
中央下にある「SAARLAND」という文字にピントを合わせました。

硬貨

次に前回のように手持ちで逆さまに。
ここまで寄ることが出来ました。
ホワイトバランスは「晴天」でしたが、
自然な色合いではなくて少し黄色が入っている気がします。
これが古くささの要因かもしれません。

硬貨

試しに ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro でも撮影してみました。
カメラの設定は全く同じです。
こちらの最低撮影距離は24センチで、その最短で撮影。
マクロの威力を発揮といった感じでしょうか。
被写界深度が浅いです。
当然、マニュアルフォーカスでピント合わせを行いますが
被写体に対してカメラを前後させて合わせる方法になります。
それにしても最大撮影倍率0.52倍ということが少し残念です。
絞り開放のF2.0

硬貨

絞りF3.5
円形絞りではないのでボケの形に角があります。

硬貨

絞りF8.0

硬貨

絞りF22
写真の上の方に見えている黒い点はセンサーに付いているゴミのようです。

硬貨

他のOMズイコーレンズやマイクロフォーサーズ純正レンズでも
逆付けを試しましたが、手持ちなので
上手くピントを合わせられませんでした。
合わせられても28mm F3.5ほどには寄れません。
このレンズ、簡易マクロとして遊べるレンズだと思います。
それにしても同じオリンパスのレンズでも
OMのレンズとデジタルのレンズでは写りが違っています。
等倍で見れば非常に大きな違いとさえ感じますが
レンズ性能など関係なしに写真として判断すると
それほど大きな違いも無いような気がします。
それを意識すると写真はレンズが大切であっても
それ以上にもっと大切なことがある気がしました。

オールドレンズ

以前書いたオールドレンズの話しです。
オリンパスOMズイコーの28mm F3.5です。
スナップで使うとき、絞れば結構シャープな写りになりますが
風景などで使うと、暗部が何か墨を塗ってごまかしたような印象になります。
私の場合、オールドレンズの一部では古さの雰囲気を意識して
ISOを高めに設定していることがありますが
それが影響しているのかもしれません。
それにしてもOMズイコーレンズは現代のレンズに比べて
渋い写りになるものがあると思いますが
このレンズもその一つだと思います。
もちろんこれまでの保存状態にもよるので
個体差があると思います。
そして天候が良くないときほど、少し古くささのある
写りになる気がします。
というわけで雨上がりにこのレンズで
ザールブリュッケンの街を歩いてきました。

オールドレンズ

オールドレンズ

オールドレンズ

特に絞り開放やそれに近いところで、少し色温度を上げれば
より古さのある絵になる気がします。

オールドレンズ

オールドレンズ

オールドレンズ

オールドレンズ

オールドレンズ

絞り開放かそれに近いところで撮りましたが
写真としては構図的に観光写真的な撮り方で撮りました。
このレンズ、こうして写真を並べてみると
やはり不得意な面があるように感じます。
その場にある街の空気を写していない感じでしょうか。
そして個体差もあると思いますが、
他のOMズイコーレンズに比べると解像していない印象です。
一度晴れの日に撮ってみたいと思います。
また違った結果が得られるのはないでしょうか。

オールドレンズ

オールドレンズ

こうやって色々とレンズを調べていくと
それぞれのレンズの特長が分かってきます。
それが写真を撮る際に役立つと思います。

オールドレンズ

というわけですが、この記事では
このレンズのそういった点だけを言いたいわけではありません。
言いたいのは遊びで逆付けで撮ってみた、という話しです。
といっても手で押さえただけですが。
ここまで寄れるのは驚きです。
ISO2000なのでノイズも目立ちますが
予想した以上の写りで面白さがあります。
色も違うように感じられて、まるで別のレンズです。

オールドレンズ

別のレンズで、すぐ上の写真の胡蝶蘭とレンズを撮りました。
この別のレンズ(純正レンズ)の
最短撮影距離で撮りましたがここまでしか寄れません。
それに比べると上記のOMズイコーレンズはかなり寄れます。
コンパクトで軽量なので手持ちでも安定感がありました。

オールドレンズ

私が所有するこのOMズイコーの28mm F3.5は
今のところ条件を選ぶレンズだと感じましたが
そこに逆付けというものが加わりました。
色々な撮影は面白く、同時に奥が深いですね。

風の強い日

時々非常に強い風が吹き抜けていきます。
絶えず強い風が吹いているわけではなく
時々思い出したように吹き抜けるといった感じです。
またしてもオールドレンズでの撮影です。
水面も風で波打っています。
こういった色合いや線の太さはオールドレンズらしいものかもしれません。

風の強い日

風が吹いていますが、コントラストが強いと
風の感じがあまり出ないかもしれません。

風の強い日

設定を少し変えてみて。

風の強い日

そういえば最近、マフィンを焼く回数が減りました。
それにもかかわらず台所用品のお店などを覗くと
ケーキの型などを見てしまいます。
今度はロールケーキを焼こうと考え中です。
この写真はオールドレンズではありませんが
それを少し意識しました。
「食べ物」として撮るか「モノ」として撮るか
撮り方にも違いはあると思いますが
オールドレンズを意識したこの撮り方は
食べ物には向いていないようです。

ケーキ

バロックのコンサート

市内の教会で州立オーケストラのバロックアンサンブルによる
室内楽コンサートがありました。
午後4時からの開演、小雨が降る中、
その教会を訪れました。

教会

開演20分ほど前に教会に到着したものの
すでにほとんどの客席は埋まっていました。
チケットは前売りで完売になっていたので
楽しみにしていた人が多いのでしょう。
それにしても一般的に教会の中での演奏は音が響いて、
時にはお風呂の中で聞いているように感じるときがありますが
この教会は逆に全く響きが無く、
楽器の音がそのまま届いてきたという感じです。
教会の構造だけでなく、冬で厚着の人が多いことから
音がそういったところに吸収されたためだと思います。
写真は開演前の教会です。

教会

このコンサートは様々な情景が浮かぶ演奏でした。
雨が降っていたのも独特の雰囲気を演出してくれたのかもしれません。
そして、この日は最近使っているオールドレンズではなく
純正のレンズで教会のある風景や開演前の様子を撮っていましたが
オートフォーカスでのピント合わせは本当に楽だと思いました。
こういった自分のペースで撮影出来ないときなどは
純正のオートフォーカスのレンズは便利ですね。