使われなかった作品

今回の写真展において印刷したにもかかわらず展示しなかった作品です。
今回の展示では
1)明らかに合成が分かる写真、
2)合成を感じさせないで一枚に仕上げた写真
の2種類を意識しました。
次の写真は合成感はあるものの、一見したときに
そのどちらでもないと感じたので、迷った結果、展示しませんでした。

山本英人写真展

今回の展示は一種類の用紙にしようと考えていました。
ハーネミューレのウイリアム・ターナーを使いましたが
この作品はそれよりもバンブーが合うように感じました。
竹繊維の入った用紙です。その結果、展示しませんでした。

山本英人写真展

次の2枚も用紙が合わなかったので展示しなかった作品です。

山本英人写真展

山本英人写真展

他にも印刷して展示していない作品がありますが
それらはまたいずれ載せたいと思います。

使われなかった作品

今回の写真展において印刷したにもかかわらず展示しなかった作品です。
パリで撮影した写真を中心にまとめたパリシリーズ的なものを作っていましたが
次の写真は他の作品とのバランスを意識して展示しませんでした。

山本英人写真展

今回の展示の一角で一つの物語があるような作品を展示したいと考えていました。
ポストカードサイズのものが何枚も入る額とA2サイズ、A3サイズの写真を使っての展示を
意識していましたが、作品作りにおいて数点出来なかったので
中途半端に展示するのはやめて次回以降に展示することにしました。
次の写真は完成している作品です。

山本英人写真展

次の作品は合成したことによって分かりづらくなった気がしました。
毎日見ていると慣れてくるのか、その写真がわかりやすいかどうか
分からなくなってきたので、数日間見ないで少し寝かしてみることに。
その結果、展示しないことに決めました。

山本英人写真展

作品サンプル

ポルタギャラリー華での写真展の期間中、ギャラリー内に置いておいた解説です。
デジタル合成の方法を示しています。
デジタル合成の種類(例)
・コンサートのチラシなどで背景に写真を重ねる「通常」
・ハイライトを合成する「スクリーン」
・影を合成する「乗算」
・天体写真で見られる星の軌跡「比較明合成」
・同じ風景で露出の違う画像を重ね合わせた「HDR」など。
作業は全てadobeRGBで行っています。
そのためにrawファイルを再現像しました。
そして最も見せたい画像に解像度を合わせます。
拡大、縮小いずれもバイキュービック法です。
その後、画像完成時に、プリンターと用紙毎に設定してある
iccプロファイルの印刷プレビューで調整します。
web用はsRGBに変換。

山本英人写真展

山本英人写真展

写真の選び方、重ねる合成の種類、順番などを変えることによって
無限の可能性があります。
作品は全て同じように合成しています。
展示作品は10枚以上重ねているものが多いです。

作品展示

ポルタギャラリー華での写真展で壁に展示している作品の一部分を撮影しました。
作品毎に額を選んだように作品毎にマットを選びました。
厚さは3種類(1.2mm、1.5mm、2.0mm)、色は2種類(クリーム色、薄玉子色)。
額は3社に、マットは2社に注文しました。

山本英人写真展

ハーネミューレで最も荒いテクスチャを持っている用紙を使いました。
スポットライト照明の効果が効いています。

山本英人写真展

コットン100パーセントのマット紙ですが色が非常に綺麗に出たと思います。
そこに額とマット、照明の効果で満足行く展示が出来ました。
自分としては現時点で最高のものが出来たと思います。

写真展終了

山本英人写真展

ポルタギャラリー華での写真展が無事終了しました。
暑い中、ご来場くださった皆様、どうもありがとうございます。
作品をご購入いただいた皆様、どうもありがとうございます。
末永く作品を楽しんでいただければ幸いです。
またギャラリーの皆様やご協力いただいた写真家の先生方、
その他お世話になった皆様、どうもありがとうございます。
今回の個展はマット紙やデッサン額を使い、絵画展的なものを意識しましたが
観る方にそのように感じていただけたのは良かったと思います。
振り返ってみて気が付いたのは、期間中一度も、どこのメーカー
のカメラを使っているか聞かれなかったことです。
それだけ写真が写真らしくなかったと言えますが、
カメラやレンズの性能云々ではなく、
観る人には一つの作品として判断していただけたのではないかと思います。
今回の作品作り、展示を通じて色々と気づいたことがあります。
私にとっての写真とは何か、写真との対話性など、
それらに関してはいずれ書きたいと思います。
そして写真の持つ癒やしの力や写真の物語性を改めて意識することになりました。
今後もそういったことを意識しながら撮影、作品作りを行っていきたいと思います。
また皆様にお目にかかれることを楽しみにしています。
今回の個展では多くの方々にお世話になりました。
全ての方々に感謝です。
どうもありがとうございました。
写真展終了後。搬出の時間は少し寂しさを感じます。

山本英人写真展

新しいページ

京都

暑い中、写真展にご来場くださった皆様、
どうもありがとうございます。
写真展は明日日曜日が最終日、最後まで頑張りたいと思います。
ところで今回の個展に合わせて新たにFacebookのページを作りました。
多忙のため公開はつい最近です。
こちらに作品の一部や会場に置いておいた解説を載せたいと思います。

Eiji Yamamoto Photography
もしかすると暫くはブログとFacebookで同じ内容を載せるかもしれませんが
よろしくお願いいたします。

写真展2日目

ポルタギャラリー華での写真展2日目です。
写真展初日を無事終えられたので、昨日より少し気持ち的に余裕がある気がします。
京都駅前地下街ポルタ内や入り口数カ所にポスターが貼られています。

山本英人写真展

今日もたくさんの方にご来場いただき、嬉しい限りです。
どうもありがとうございます。

山本英人写真展

個展はじまる

京都駅前地下街ポルタギャラリー華での山本英人写真展が今日から始まります。
これまで非常に忙しく疲れていたにもかかわらず
壁に掛けられた作品たちを見て興奮したのか
昨晩はほとんど寝られませんでした。

山本英人写真展

一度こういった展示をしてみたいと考えていました。
写真展というより絵画展のような。
自分の中では今までで最も美しく優しい良いプリントが出来ました。
プリンター(8色顔料)と用紙の相性も良かったと思います。
その用紙はドイツ、ハーネミューレ社(1584年設立)において
モールドメイド製法によって作られた
コットン100%のマット・ファインアート紙。
非常に荒いテクスチャを持っています。
それがより絵画的な雰囲気を作っています。
そして写真一枚ごとに額とマットを選びました。
写真額とデッサン額です。
展示はリズム感を意識しました。
照明は天井とスポットライトで、テクスチャの荒いマット紙を演出。
作品数は41点。それ以外に台上に置く別テーマの新作17点、
これまでの個展作品を数点、それら旧作品の中に
コンテストで賞をいただいた作品たちも展示、販売しています。
皆様のご来場、お待ちしております。

搬入

今日は写真の搬入です。
余裕を持って出発しました。
夕方、ギャラリーの皆様のおかげで無事終わりました。
壁の長さや高さを意識して展示する写真の場所、順番を考えていきましたが
想像した以上に上手くいったと思います。
やはり実際に壁に飾られて照明が付くと頭の中で考えていた雰囲気とは違っています。
素敵に飾っていただきました。
どうもありがとうございます。
その後、ギャラリーをあとにしましたが
空には雨が降りそうな雲が広がっています。
しかし地面は濡れています。
どうやら既に雨が降っていたようで
聞けば雷もすごかったということ。
車の中から撮影。

京都

皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。

写真展の最終準備

ここ最近、時差ぼけもあって明け方まで起きて作業をしています。
今日は作品のタイトルキャプションや解説を作りましたが
思った以上に時間がかかりました。

滋賀

読売新聞の方で個展の紹介をしていただきました。
どうもありがとうございます。
写真はないですが、京都新聞でも紹介していただきました。
どうもありがとうございます。

山本英人写真展

明日は搬入です。