設定

富士フイルムのX-E2ですが、「Q」というボタンで設定変更が簡単にできるようになっています。
Qボタンを押すと次の画面が出てきます。ただこれ以外の撮影の設定、
例えば測光はメニューボタンから辿っていかなくてはなりません。
またこれらの設定変更がライブビューで確認できるならば、かなり良かったのですが
以前は出来ないことが普通でした。いつの間にかライブビュー出来るカメラに
慣れてしまっていたようです。

カメラ

ところでフィルムシミュレーションで一番よく使うのはクラシッククロームです。
それを選んだ状態でQボタンで設定を変更できますが、その幅がかなり広いことに気が付きました。
次の2枚、クラシッククロームでシャドウトーンだけ変更して
一枚は-2で、もう一枚は+2で撮影しました。
随分と雰囲気が違っています。これだけ幅が広いと表現の幅も広がると思います。
ちなみにハイライトトーンはこの被写体では違いがほとんど感じられませんでした。
いずれにしても同じクラシッククロームであっても雰囲気は違いますし
他のフィルムシミュレーションを使えばさらに違う雰囲気になるかもしれません。
言い換えればそれだけ引き出しが多いカメラなのかもしれません。

写真機材

撮影機材

何気に多重露光で撮ってみました。
構図や重なりを意識せずに撮ったので、気になるところもありますが、
重なり具合はかなり面白く出ているように感じられます。
ベースにしたものを強く意識させたい場合は
このカメラで撮ると面白いものが撮れそうな気がします。

写真

ゼクト、カメラ

年が明けたときに飲むタイミングを逸したゼクト(発泡ワイン、スパークリングワイン)です。
といってもこれはノンアルコールのものなので厳密にはゼクトではありません。
というのはアルコール度数や炭酸ガスの気圧の数値でゼクトと呼べるか決まっています。
これは言ってみればノンアルコールのワインに炭酸をいれた飲み物です。

お酒

ところで昨日、今日とオリンパスのカメラと富士フイルムのカメラで
色々と撮り比べをしてみました。同じものを撮って同じように現像します。
レンズもセンサーサイズも違うので厳密な比較ではなくて
単純に写りの違いを見るといった程度のものです。
どちらが良いかと聞かれれば、どちらも良いと思います。
もちろん違いもありますが、それは良い悪いといった話ではなく
好みの問題かもしれません。
写真を撮るのは当然カメラという機械ですが、そこには撮影者の気持ちや
視点が含まれています。言い換えればカメラという機械を通して
撮影者の視点を表現しているといった感じでしょうか。
その自分の視点を表現するのに、どういったカメラやレンズが良いか、
その方向から機材選びをしていけば単純な数値性能比較ではなく
その人らしいカメラが選べると思います。その点に置いて
今の私にとってはオリンパスと富士フイルムのカメラは最高な相棒です。
今年もそれらのカメラやレンズで撮っていきます。

大晦日

あまり年末感がありませんが、今日は大晦日です。
お店も14時には閉まります。正午頃に近所のスーパーなどに向かいました。
求めている食材もあって3つのスーパー、デパートを回りましたが何処も人で一杯です。
そして「良いお年を!」という挨拶が至るところで聞かれました。
いつものように富士フイルムのX-E2でクラシッククロームです。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

今年一年を振り返ってみると、色々な撮影がありました。
人物や製品、建築物など。
お世話になった皆様、どうもありがとうございます。
また個展では多くの方にご来場いただき、本当に嬉しかったです。
どうもありがとうございました。
機材の方を振り返ってみると、フォーサーズマウントから
マイクロフォーサーズマウントに移行しました。
これまではどちらかといえば後者よりで両方使っていましたが
夏前に仕事用のカメラをマイクロフォーサーズにしました。
今年新しく購入したカメラは3台。いずれもミラーレスです。
オリンパスのOM-D E-M5 Mark IIは黒かシルバー迷ったあげく
最終的には両方の色とも購入しました。
そして年末には富士フイルムX-E2を追加。
レンズではオリンパスの10倍望遠ズーム、
富士フイルムの23mm、56mmなど僅か数本でした。
プリンターはエプソンのSC-P600(日本ではSC-PX5Vii)が
作品作りに大いに役立ちました。
来年は撮影のジャンルを広げていこうと思っています。
そして今年よりもより撮影好き、写真好き、カメラ好きな一年にしたいと思います。
同時に新たな表現の場を求めたいと考えています。
今年一年お世話になり、本当にどうもありがとうございました。
2016年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとってもより良い2016年になりますように。
山本英人

それほど寒くないからか、それとも仕事が忙しいからか年末感が全くありません。
クリスマスの時も今年はそれほどクリスマスらしさを感じませんでした。
12月という意識はあるもののあと1日で2015年が終わるとは全く信じられません。
今日の午前中も撮影で午後は掃除や整理をしていました。
夜、少し息抜きをかねて近くを歩いてみました。
富士フイルムのX-E2でモノクロモードで撮ってみました。
前回、EVFの電子水準器が水平しかないと書きましたが
良くも悪くもあおりを厳密に合わせなくなる分、撮影のテンポは良くなるように感じられました。
ISOはオートで上限3200の設定でしたが
今思えば6400でノイズ感を試した方が良かったかもしれません。
まだまだ知らない世界が詰まっているように感じられるカメラです。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

初霜

今日のザールブリュッケン、昨日に続いて気温が低いです。
朝起きて窓の外を見ると霜が降りています。この冬初めてです。
ここ最近は10度以上の日が続いていたので
ようやく冬らしくなってきました。
富士フイルムのX-E2での撮影です。
このカメラにも電子水準器が付いていますが水平方向しかありません。
それで合わせて撮りました。
あおりにも対応している方が良いのですが
街中でのスナップでは速写が求められるときもあるので
そういったときは水辺だけでも困らないかもしれません。

ザールブリュッケン

久しぶりに体の芯まで冷えるような冷たい空気に触れました。
寒いと生活するには不便な点もありますが
時にはそれが気持ち良くも感じられます。
ところで先日撮影したオーボエ奏者の藤井貴宏さんの写真です。
ドイツを中心にヨーロッパや日本でも活躍されています。
色々な目的に合わせて数種類の写真を撮りました。約2,000枚。
その中で気に入っている写真の中の一枚です。
奏者と楽器の距離感が気に入っています。

オーボエ奏者・藤井貴宏

フィルムシミュレーション

前回、富士フイルムのカメラにはフィルムシミュレーションなるピクチャーモードがあると書きました。
デジカメのスタンダード、ビビッド、ナチュラル、フラット、モノクロなどとなっているものです。
フィルムシミュレーションではそれにフィルム名が付いています。
こういったものはどのメーカーも同じですがJPGだけに適用され、
RAWには適用されません。ネット上の色々な記事やレビューでは、
富士フイルムのカメラのJPGは完成度が高く、それだけでも仕上がるので
RAWの必要性が感じられないといったものを目にします。
実際、普通に撮る分にはRAWは必要ない気がします。
ただ仕事や作品作りでは画質面やレタッチを意識して
私は必ずRAWで撮っています。ですが富士フイルムではメーカー純正の
現像ソフトを作っておらず、せっかくのフィルムシミュレーションがRAWでは使えません。
しかし純正ではないもののAdobeの方ではそのプリセットが用意され、
カメラ純粋のJPGとは若干違うものの、ほぼ同じように再現されているという記事を読みました。
私はAdobe LightroomやPhotoshopを使っているので
今回、X-E2を購入するのにこの点が後押ししたように思います。
同時に新しいフィルムシミュレーションのクラシッククロームが
ファームウェアVer3で使えるようになったことも大きいことです。
その2点の拘りがあり、X-E2にしました。
ところで昨日の写真です。
本当はそのフィルムシミュレーションの違いを見るのに
ブラケットで撮影したかったのですが3枚までしか出来ません。
そこでCamera RAWで現像しました。
ホワイトバランスはオートで撮影しました。3800ケルビンとなっています。
黄色かぶりしないようにCamera RAWで現像時にそれだけ3150ケルビンに変更して、
ソフト内にあるプリセットを当ててみました。それを縮小しました。
それぞれのフィルムシミュレーションの違いは赤い椅子や黄色い柱などに
特に違いが感じられます。
オリジナル。

ザールブリュッケン

PROVIA/スタンダード。

ザールブリュッケン

Velvia/ビビッド。

ザールブリュッケン

ASTIA/ソフト。

ザールブリュッケン

クラシッククローム。

ザールブリュッケン

PRO Neg.Hi。

ザールブリュッケン

PRO Neg.Std。

ザールブリュッケン

モノクロ。

ザールブリュッケン

大きな差はないようで、差があるのが分かります。
撮る写真の全てに同じフィルムシミュレーションを使うのは難しいと思いますが
色々な場面で変更しながら撮るのは面白いと思います。
そんなところにもこのカメラの楽しさがあります。

クリスマスとカメラ

クリスマス祝日1日目。PCに向かって作業をする一日でした。
ところでここ最近、カメラの設定を変えながら散歩をしているという記事を書いていますが
それは今月上旬に購入した新しいカメラとレンズのためです。
慣れるのが優先で今はまだ仕事や作品作りでは使っていません。
色々色々と考えて以前より気になっていた富士フイルムのカメラを購入しました。
先日購入したマウントアダプターもこのカメラのためです。

カメラ

ところで一番好きな焦点距離は35mm版換算で50mmか、
それより一歩二歩踏み込んだ距離、85mm前後が好きです。

レンズ

また最近は50mmよりも一歩二歩後ろに下がった35mmも気に入っています。
それらの2本をまず購入しました。換算で35mmと85mm相当です。

レンズ

最近はオリンパスも富士フイルムも新機種の噂が出ています。
楽しみなのはPEN-FやX-PRO2、X-E2Sです。
ですが、そういった機種を待つより、今の季節を撮れない方が残念なので
2013年の機種ですが

X-E2を購入しました。
レンジファインダー型で、直感的に設定変更できるダイヤルがあるので
アナログ感覚で撮影できます。

カメラ

約2週間、3000枚ほど撮って、ようやく色々と分かってきました。
結論から書けば、撮影する楽しさがあり、このカメラとレンズは非常に気に入っています。
もう一台欲しいと思うほどです。
稼働液晶なし、タッチディスプレイなし、手ぶれ補正なしですが、
そういったことよりもまず撮影する楽しさがあります。
現時点で非常に不便と感じる点もありますが、もしかすると今は不便でも
慣れると便利に感じるかもしれません。
今、仕事や作品作りにおいてカメラは
2台のオリンパスOM-D E-M5 Mark II、同PENシリーズを
レンズはマイクロフォーサーズマウントを10本以上使っています。
今後、富士フイルムのレンズを増やしていくか、またマウント変更するか分かりませんが
とにかく今は撮影を楽しみたいと思います。
いずれにしても撮るカメラが変わっても写真は変わらないと思います。
このブログの写真で今月2週目以降、アスペクト比が3:2のものは
X-E2で撮影したものです。
昨日の写真の続きです。別角度から。

ザールブリュッケン

クリスマス前日

明日25日と明後日26日はクリスマスで祝日となります。
そして今日24日はお店の営業も午後2時までで
午後は休日といった雰囲気になります。
そして今年は27日が日曜日です。
つまり来週の月曜日28日までお店は休みで買い物が出来ません。
それが分かっているからか昨日23日も食品売り場は人で一杯でした。
昨日、休みの間の食料を購入したにもかかわらず
買い忘れたものがあったので、午前中に買い物に出かけました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

街中で友人知人に出会って、「良いクリスマスを!」と挨拶していきます。
一部のレストランや飲み屋系のお店ではクリスマスパーティーとなっており
多くの人で賑わっています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

午後、急遽撮影することになりました。
普通は打ち合わせが必要ですが、
この方とは何年間も一緒に仕事をしているので
またコンセプトはこちらが作っているので
突然の撮影でもスムーズに進みました。
撮影は天候次第と決めていたので
メモリーやバッテリーの準備もしてあります。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

人物の撮影においていつもはM. Zuiko 75mm F1.8とLumix Leica DG Nocticron 42,5mm F1.2の2本を使いますが
今日はZuiko 50mm F2.0 MacroとLumix Leica DG Summilux 25mm F1.4の2本での撮影でした。
この選択は撮影場所を意識した上で、撮影者とモデルの距離感に関係しているかもしれません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

撮影の方は無事終わりました。お疲れ様です。
12月後半の撮影では仕上がりが来年になりますが
来年と聞くとすごく先のようにも感じ、
逆に忙しくてすぐそことも感じます。
日付の感覚がおかしくなりそうな今日この頃です。
年内も撮影が続きます。
というわけでメリークリスマス!良いクリスマスを!

ザールブリュッケン

カフェに

いつの間にか12月も半分以上が過ぎましたが
気温も高いままで、冬らしくありません。
夕方、友人とカフェに行くことに。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

今回見せてもらったのは友人の新しいカメラです。
エプソンのレンジファインダーですが、これが非常に面白いです。
車のメーターのような設定窓だけでなく撮影するのにチャージをすること。
デジタルカメラですが撮影方法はフィルムと同じような感覚です。
手ぶれ補正やライブビューなどは付いていませんが
撮影する機械としては既に完成形のような気もします。
現在、エプソンはこういったカメラを製造販売していませんが
レトロな外観のカメラが売れている中、こういったカメラがあれば
人気が出るかもしれません。撮影する楽しみがあるカメラです。

カメラ

マウントアダプター

ネットで注文していたアダプターが届きました。
昔のオールドレンズをデジタルカメラに着けるためのアダプターです。

レンズアダプター

昔のマニュアルフォーカスのレンズなので、
アダプターを着けてもそれは変わりません。
マニュアルフォーカスでピントを合わせます。
早速使ってみました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

時間があれば外で試してみたかったのですが
今日は時間が無く、部屋で少し試す程度でした。
時間があればオールドレンズ数本試してみたいと思います。
デジタルのレンズとは違う描写がそこにはあるかもしれません。