窓からの景色

私の仕事部屋にはそれほど大きくない窓が付いています。
夕暮れ時には綺麗な茜色を見ることが出来ます。

窓から見る景色

個人的にここから見える大きな空が好きで
一年間ほどほぼ毎日、特に夕暮れの写真を撮っていました。
遠くに見える教会も良い雰囲気を作り出しています。
私が住むドイツ・ザールブリュッケンのほぼ街中に住んでいますが
遠くを見れば山が見えるのどかな場所になっています。

窓から見る景色

夕暮れ時に浮かぶ教会の塔のシルエットは非常に印象的な光景です。

窓から見る景色

季節によっては太陽の沈む方向も違っています。

窓から見る景色

私の住む建物の前が少し開けているので、そういった風景を楽しむことが出来ましたが
そこにホテルが建設されることになりました。

窓から見る景色

それによって少し殺風景な景色となってしまいました。
教会も塔の上部だけが僅かに見えているだけです。
友人などにも教会のある風景が見えなくなって残念だ、ということを話していると
引っ越しする?という冗談が返ってきます。
景色が変わるから引っ越しするというのは考えられないことですが、
突然、引っ越ししなければならなくなりました。
というのは、私が住んでいる建物とその横など合計4棟は同じ不動産屋所有でしたが
それが他の不動産屋に売却されることになりました。普通はそのまま住んでいても
全く問題ないのですが、新しい不動産屋はここを改築するということになりました。
確かに老朽化が進んでいます。私が住んでいる建物はそうではないのですが
別の建物は外から見ても明らかに分かります。
なので12月末までに引っ越しして欲しいと元の不動産屋から連絡がありました。
引っ越し費用等はその不動産屋持ちです。
そう連絡があったのは今年の夏、一時帰国する数日前でした。