ザールラント州立オーケストラのコンサート

4月3日(日)、4日(月)に市内コングレスハレというホールで
ザールラント州立オーケストラのコンサートがありました。
第6回定期演奏会で、演目は前半がヨハネス・ブラームスの
「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調作品102」、
後半がヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの「レクイエム」でした。
指揮はザールラント州立劇場音楽総監督トシユキ・カミオカ(上岡敏之氏)で
チケットも完売でした。

コングレスハレ

気温も低くなく、暖かく過ごしやすい一日です。
両コンサートとも冒頭に、
このコンサートを東日本大震災の犠牲者に捧げるという挨拶があり、
休憩時間には寄付のお願いがありました。
コンサートは非常に盛り上がるもので、
私自身、これまで何度かドイツで聴いたモーツァルトのレクイエムの中では
最も面白い演奏でした。
後日の報道で、このコンサートでは約5500ユーロの寄付が集まったとありました。
先日、ザールブリュッケンではルートヴィヒ教会でも

チャリティーコンサートが行われ、
トリアー市やザールルイ市、ザールラント音楽大学でも
同様のイベントが企画されています。
その他、ザールブリュッケン市内の教会では
東日本大震災の追悼ミサが4回なされました。
私自身も出来ることをやっていきたいと思います。