ディナン

前回の続きです。

ディナンはレフというベルギービールの発祥地なので、レフが飲めるレストランを探しました。いくつかレストランやカフェを見ると料金は高めで観光地料金になっているのが分かりました。その中で店名にもレフと入っているレストランに入りました。ここにもサクソフォーンがあります。

レフ・ルビーというビールを注文しました。

非常にきれいな色をしています。ビールを一口飲んで、「あ!美味しい!」と思わず口にしましたが、これは少し甘みもあって本当に美味しかったです。

レフ専用のグラスがあり、グラスには紋章が入っています。

本日のメニューを注文しましたが、ハンバーグのようなものに甘く炒めたタマネギと半熟の目玉焼きが乗っています。ドイツとは味付けも違っています。またベルギーで有名なフライドポテトもついています。食後にコーヒーを一杯注文しました。

食後、街の散策をすることに。まずレストランの目の前にあるノートルダム教会を覗きました。天井が高く、緑色の光がある立派な教会です。

教会を見た後、街を散策します。

続きます。

ディナン

前回の続きです。

途中に休憩をはさんでザールブリュッケンからは車で2時間半ほどでベルギー、ディナンに到着です。まず駐車場を探します。街に入る直前に大きな岩の間を通る箇所がありました。車一台がぎりぎり通れる幅です。ちなみに反対車線は岩の外側にありました。

ディナンの中央に入ってきました。人口は約13000人と大きな街ではありませんが、立派な建物も多く、歴史的に見ても重要な場所だったのが感じられます。

正面に教会、そして山の上に城塞が見えます。

対岸に駐車場を見つけて、そこに止めました。

ディナンは楽器サクソフォーンの発明者アドルフ・サックス(1814-1894)の出身地として有名で街中のいたるところに楽器をモチーフにしたものが飾られています。

ムーズ川。

振り返ってみて。

時間は12時過ぎだったので、まずお昼を食べることにしました。

続きます。

ドライブ

かなり久しぶりに友人とのドライブです。ベルギーのディナンに行くことにしました。現地の天気は予報によると快晴で気温も19度まで上がるということ。午前9時半過ぎにザールブリュッケンを出発、アウトバーンで、まずルクセンブルクに入国です。

そのままアウトバーンを走って、ベルギーに入国。入国審査などはなく、案内表示があるだけです。国境通過時、右側車線をトラックが走っていて案内表示は撮れませんでした。

気持ちの良い青空が広がっており、のどかな道を走っていきます。

続きます。

スナップ

今日もマニュアルフォーカスのレンズでスナップです。いつもの富士フイルムX-Pro2ではなく同X-T2を久しぶりに使いました。ファインダーはX-Pro2より見やすく、全体と拡大の同時表示ができるので使いやすいです。それにしてもこのレンズの絞り開放はやはり面白いです。開放の立体感、周辺光量落ち、周辺の流れなど独特の雰囲気があります。絞れば綺麗に撮れますが、綺麗に撮るのが目的ならばオートフォーカスの純正レンズの方が良いので、基本的には絞らず、開放かその近くで、このレンズでしか表現できない世界や描写を楽しみます。撮影ペース的にも少しゆっくりになるので、そこにオートフォーカスのスナップとは違った別の面白さがあるような気がします。

スナップ

今日は冷たい風が吹いていましたが、快晴のおかげでその風も気にならないような天候でした。少しスナップです。モノクロでの撮影はとても楽しいです。今日は非常に良い光、特に柔らかい光を捉えてくれたと思います。カメラはいつもと同じように富士フイルムのX-Pro2ですが、やはりチルト液晶が欲しいところです。スナップでファインダーを覗いて撮れない状況の時もあります。構えて撮ることに割り切っているということならば、いっそのこと、ライカのようにモニタなしでも良いかもしれません。また同じくライカのようにモノクロ専用など、派生モデルがあれば不便にもかかわらず撮影の楽しみが増す気がします。

工事

少し前の日曜日のことです。午後8時半ごろ、近所で大きな音がしているのに気が付きました。ゴーというかシューというか、連続した音です。「そういえば先ほどからこの大きな音がしている」と気付きました。窓から覗いても何も見えません。工事の音のようです。ザールブリュッケン市のサイトには工事情報一覧があって、期間や目的が記載されていますが、そこには何も載っていません。すると午後10時過ぎ、水が出ないことに気が付きました。台所も洗面所も出ません。そのころ、外で話し声がいくつか聞こえたので、同じように気付いた人たちが集まっていたのかもしれません。断水は12時まで続き、日付が変わったときには、弱々しいですが水が出てきました。

翌日、通りを歩いていると穴を掘って水道管の工事のようなものをしているのが分かりました。普通、断水するときは時間が予め伝えられるので、日曜日夜の工事は緊急のものだったのかもしれません。聞こえていた音は水を抜いていた音のようにも思います。今週に入って、家の前でも工事が始まりました。同じようなもののようですが、断水はしていません。それにしてもこういった工事の箇所を覗くと深いところに水道管などがあるのが分かります。ドイツに限らず日本でもそれが街中にあるわけですが、それを意識すると目に見えない都市機能の素晴らしさ、先人の知恵や想像できる苦労、それらの恩恵を改めて感じた次第です。

流し撮り

オリンパスのカメラには強力な手振れ補正機構があり、流し撮りに適したモードもあるので、車や電車などある程度一定の速度で同じ方向に進むものにはシャッター速度を遅くしても無理なく撮影することが出来ました。しかし今私が使っている富士フイルムのカメラには手振れ補正機構がありません。その中で試してみましたが、横方向に一定速度で進むものならば、多少シャッター速度を遅くしても撮ることが出来ました。オリンパスのカメラほど成功率は高くないですが、自分次第、レンズの重さ次第ではどうにか撮れるようです。もう少し試してみたいと思います。

霧の朝

朝、少し霧が出ていました。マニュアルフォーカスのレンズの絞り開放、フィルムシミュレーションはACROSで。霧が出ていたこともあって周辺光量落ちと立体感がより際立った気がします。霧の日はシャープに写るレンズよりも、周辺の光量が落ちるレンズの方が良い雰囲気が出るかもしれません。

色の少ない空

朝は少し雨が降っていましたが、午前中にはその雨も上がりました。見上げると雲の向こうに太陽の光が見えます。雲があって彩度の低い空が広がっています。色の少なさが感じられますが、逆に豊かなグラデーションが感じられます。カメラとレンズのおかげで撮れる世界と言って良いかもしれません。