散歩でテスト 2

前回の続きです。
先日の

ジオラマ風のようにカメラのアートフィルターを試しました。
同じ設定で撮ってもアートフィルターによって
出てくる絵が違ってくるのが興味深いです。
ここまでしっかりとした絵が出てくるのは正直驚きました。
フォトショップであとから同じように編集することも可能ですが
撮った瞬間にそれが出来ているならそれも表現の一つとして
使えるかもしれません。
これまで使っていた機種にもアートフィルターはありましたが
ほとんど使っていませんでした。
これを機に色々撮っていきたいと思います。
またアートフィルターとアートエフェクトの組み合わせによっても
出てくる絵の印象も違っていて面白いです。
これらを使うことによってスナップも更に楽しいものになると思います。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

散歩でテスト 1

レンズ交換式カメラの面白いところは、文字通りレンズを交換できることです。
違うレンズを使うことによって得られる画も変わってきます。
カメラとレンズの組み合わせのテストをかねて近くを散歩しました。
今までほとんど試していなかった組み合わせだったので楽しみです。

時々訪れる場所を散歩しました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

テストと言っても厳密に調べるのではなく、あくまで感覚的なものです。
AF速度やAF精度、写り具合といった感じでしょうか。
撮ってみると難しい被写体なども分かってきます。
色々な設定で何枚も撮りましたが、スナップなどで使うには
十分満足行く結果です。普段スナップで使うレンズが増えるのは
嬉しいことであり、悩ましいことでもあります。
いずれにしても同時に楽しみも増えそうです。
続きます。

シュヴェンカー

ザールブリュッケンで3日間のお祭りがありました。
そういった祭りだけでなく、例えばクリスマスにも必ず出る屋台があります。
シュヴェンカーというステーキを売っているお店です。
味付けされたお肉を炭火で焼いて、パンに挟んで出されます。
この日、食べた屋台には
豚が描かれ、単純に「ステーキ」と書かれていました。

シュヴェンカー

値段は400円弱でしょうか。
ソーセージとほぼ同じか少し高いくらいです。
シュヴェンカーを扱うお店の前には大抵行列が出来ています。
ただどのお祭りでも天候や時間帯によって
客が少ないときがあります。
お店は注文を受けてから焼き始めるのではなく
既にある程度焼かれているものが売られます。
ですので、柔らかくてちょうど良い焼き加減の場合もあれば
客が少なくて、焼きすぎでかたくなったものに当たる場合もあります。
屋台ならではの料理ですが、それでも外で食べるのは美味しいです。

窓の外

日本にいるとき、ドイツの天候を調べると雨が続いており
気温が上がらない日が続いていると言うことでした。
私が帰ってきてからも一日のうちに慌ただしく変わることがあります。
小さな白い雲が浮かぶ青空が広がっていると思ったら
急に灰色の雲に覆われて強い雨が降る、
それが一日のうちに何度もありました。
この日もそうでした。
そして午後10時前、空の色は既に紺色になっていましたが
日没時の光を受けたのか、雲が紫色になっています。
そこだけ不気味な空が広がっているようでしたが
数分もすると雲は消えて無くなっていました。

窓の外

月食

ドイツでも皆既月食が見られました。
午後10時頃に月が消えると言うことです。
それまでは空がまだ明るいので月が見えません。
午後10時半頃、外に出てみました。
街中に出ると多くの人が空を見上げていますが
薄雲が出ているのか月が見えません。
暫くするとぼんやり赤いものが見えてきました。
月食です(左上写真)。

月食

木陰だったので場所を変えました。
移動した場所には大きな天体望遠鏡を持っている人やカメラを持った人が
何人も見られました。
何気なくカメラを持って行ったのでフィルターを忘れてしまいました。
35mm版換算で最大600mmの望遠ズームレンズを持って行きましが、
三脚なしで、手持ちでも何とかなるものです。
しかし、途中からしゃっくりが出て止まらなくなりました(右上写真)。
皆既月食としゃっくり。もう2度と撮れない写真かもしれません。
月は徐々に明るくなっていきます(左下写真)。
午前0時頃にはほぼ丸い形になり(右下写真)、
同時に雲も出てきました。
時間が経つのも忘れて月を見ていましたが
そんな幻想的な時間を楽しむことが出来ました。

聖霊降臨祭

聖霊降臨祭で日曜日は祝日です。
ザールブリュッケン市内の教会では24時までミサがなされました。
この教会では一人一人にロウソクが配られ、
中央祭壇前で火をともして置いていきます。

精霊降臨祭

教会の鐘の音が鳴り響く中、暗闇に包まれた礼拝堂。
その中でロウソクが並んだ光景は幻想的です。

バレエを観る

この日はザールラント州立劇場のバレエ、ドンロン・ダンス・カンパニーを観に行きました。
場所はアルテ・フォイアーバッヘ劇場。
この日が「SubsTanz 11 – Neu(n)gierig?」の初日公演で
チケットは早くに完売になっていました。

バレエを観る

この作品はカンパニーのメンバー自身が振り付けをします。
今回は合計9作品で振り付けだけでなく、衣装やコンセプトなども
メンバーが考えます。
劇場正面。趣があります。

バレエを観る

9つの作品は9人のダンサーが振り付けをしたもので、
様々な種類のダンスがありました。
それぞれの作品にはメッセージがあり
そこには色々な個性があります。
個性とは何かを大いに考えさせられる公演でした。
プログラムとチケット。
ポストカードの一部に撮影した写真を使っていただきました。

プログラムとチケット、ポストカード

夕方の水辺

ここ最近は最高気温が20度にもならない肌寒い日が続いていましたが
突然30度を超える暑さになりました。
友人に車で近くのボスタル湖へ連れて行ってもらいました(感謝!)。
湖畔には水泳場や貸しボートがあり、多くの人で賑わっています。
車で対岸にまわりました。
こちらはダムになっており、駐車場も空いており
どちらかと言えば地元の人が散歩する場所になっているようです。
夕陽を浴びて犬の散歩をする人が印象的でした。

ボスタル湖

聖母が現れた場所

ザールブリュッケンの近くにマルピンゲンという小さな街があります。
ここは1876年にマリアが現れた場所として知られています。
そこへ友人に連れて行ってもらいました。
山の中に小さな礼拝堂が見えます。

マリア巡礼地

小さな礼拝堂。
地元の人か、それとも別の街から来たのか分かりませんが
絶えず人が訪れているという印象でした。

マリア巡礼地

マリアは何度か現れたと様々なところに記述がありますが、
ローマカトリックはそれを公式には認めていません。
しかしそれでも多くの人がそれを信じ、
礼拝堂などが建てられ、巡礼地となっています。

マリア巡礼地

ステンドグラスも存在感があります。

マリア巡礼地

認められている、いないにかかわらず多くの人がここを訪れ、
祈りを捧げています。
山の中腹には別の礼拝堂なども建てられており
信じると言うことの強さが感じられる場所でした。

クラシックカーのラリー

クラシックカーのラリー

ザールブリュッケンの街中をクラシックカーが走る国際イベントがありました。
ザール・ロア・ルクス(ドイツ・ザールラント州、フランス・ロレーヌ地方、ルクセンブルク)地域、
500キロをまわるものでヨーロッパ各地から117台の車が参加しています。
最も古いものは1920年代の車ということ。
スタートとゴールはザールブリュッケンのザンクト・ヨハンナー・マルクトで
ドイツ・トリアーが折り返しとなります。
一台ごとにスタート(ゴール)ゲートをくぐっていきます。
そのときにマイクを通して車の説明がなされます。

クラシックカーのラリー

ゲートをくぐる順番待ちの車。
オープンカフェに挟まれた場所を通っていきます。

クラシックカーのラリー

ゲートをくぐった車はそのエンジンを響かせながら
人の間を走っていきます。

クラシックカーのラリー

街の中心地では低速で走っていきます。
石畳の街にも違和感なく溶け込んでいるような気がします。

クラシックカーのラリー

流し撮りもしましたが、車によって通り抜けるスピードも全然違うので難しい撮影でした。

クラシックカーのラリー

それにしても独特のエンジン音やいかにも古い車体など
新しい車にはない魅力が感じられるかも知れません。
多くの人がカメラを構えていましたが
単純に撮るだけでなくドライバーに話しかける人も多く見かけました。
レトロな車を撮っていたと言うよりは
そういった車に対する愛情を撮っていたのかも知れません。