テーマ

石畳

10月を振り返ってみると、撮影枚数がここ最近では最も多い月でした。
色々と考えることがありました。というのは自分の中で新しいテーマのようなものが
見えてきたからです。「新しいテーマ」といっても以前から撮っているものの一つですが。
先日、写真を撮っていて、これをこういうイメージで表現したい!
と突然、思い浮かんだことがありました。
その被写体を撮りたいというのはもちろん、それで表現したいと感じました。
言い換えれば被写体の写真をそのまま展示するのではなく、
その被写体の写真を使って表現したいということです。
ただそれがどのように出来るかは漠然としか見えていないのですが
それでも撮りたいもの、表現したいものが見つかったので
時間が空けば写真を撮りに行きました。
今はまだ全体のイメージ像がぼんやりと見えているといった感じです。
文章にすることで見えてくることもあるので、またブログでも書いていきたいと思います。
写真は街中、石畳の上にカボチャがあったので撮りました。
本文の内容とは全く関係ないです。

ようやく

写真はいつもRAWで撮影しますが、
新しいカメラの場合、現像ソフトの方が対応していないことがあります。
対応していないと、この写真のように表示され、
何も作業することが出来ません。
その間はカメラメーカー純正のソフトで現像しています。

Lightroom

しかしようやくソフトの方でもヴァージョンアップがなされ
使えるようになりました。これで少しは作業が変わってきます。
写真はカメラやレンズだけでなく現像ソフトも人によって様々です。
作品を作る上でそこにも一つの鍵があるかもしれません。
ところでメーカー純正の現像ソフトは動作が重いのであまり使っていませんが
向かい合って使ってみるとそのソフトならではのものに気づきます。
ヴァージョンアップされて使えるようになったものの
暫くは両方のソフトを使ってみたいと思います。

昔の写真

2012年度のとある旅行会社のパンフレットです。

パンフレット

ここでは今から10年ほど前に撮った写真を使っていただきました。
ありがとうございます。
この写真は作品的なものではなく観光的なものですが
それでも使っていただけることは嬉しいものです。
それにしてもこういった時にいつも感じるのが写真の持つ力のようなものです。
仕事で写真を渡す時に、どのカメラで撮影したか、一眼レフかフィルムかコンパクトカメラか、
またどのレンズで撮影したかは関係ありません。写っているものだけで判断されます。
上の写真は単に観光的なもので、その写真の力は少ないと思いますが、
撮影する時にそういったことを意識すれば、
また違った写真も撮れるのではないかと思った次第です。

整形外科のお医者さんと

友人である整形外科のお医者さんとデジタルメイクについて話しました。
特に「しわ」に関してです。
美容外科の手術でしわをとりのぞくことは可能なようですが
その際に色々と気にしなければならないことがあると言うこと。

撮影

本来あるしわ、例えば笑ったときや目を細めたときに出来る
しわが消えてしまうと、人間の表情として違和感があります。
デジタルメイクでもそういったところを意識する必要があります。
フォトショップを使いながら、実践的に色々と話しました。

撮影

やはり写真のレタッチからみたデジタルメイクだけでなく
実際の整形的な面から見たメイクは色々と興味深いことが多いです。
小さな毛穴もどうするか、様々な場合があるので
一概にどうするべきか答えはないと思いますが
どのように仕上げるかで変わってくるので奥が深いところです。
この2枚はRAWからJPEGに現像した写真の等倍切り抜きですが、
この大きさで見ると様々な箇所が見えてきます。
ただ小さいところに拘りすぎて全体を見失わないように
気をつけたいところです。

音楽家の撮影

神戸での撮影です。
ドイツからコンサートのために来日した音楽家の撮影です。
日本では3カ所の公演が予定されており、
その最初の地である神戸に行きました。
撮影は本番直前のリハーサルの間だけです。
リハーサルといっても舞台上は真剣な空気に包まれています。
私は初めて訪れるホールだったので、どのように切り取るか
ホール内の客席を色々と移動して場所を求めました。
客席前の方だと奏者にシャッター音が聞こえ、
集中しているなかでは邪魔になるかもしれないので
離れた場所から望遠レンズを使って撮ることにしました。
大ホールの舞台後方には縦横のラインがあって
それが奏者と重なるのが絵的に気になりましたが、
比較的良い場所を見つけることが出来ました。
人物でも何でも同じだと思いますが、
撮影はこちらが一方的に撮るのではなく対話だと思います。
単純に演奏者を撮るのではなく、
音楽の中に身を置いて、そのリズムの中で撮影することによって
演奏者と同じ呼吸で撮影出来ると思います。
演奏者の持つ内なる静かな説得力のようなものを撮りたいと意識していました。

音楽家

そのままコンサートを聴きました。
ヴィオラがこれほど多くの音色を持っていたことが驚きです。
トークショー的なものもあってコンサートを楽しむことが出来ました。

撮影

仕事で撮影に行きました。
撮影前にこういうテーマで撮って欲しいといった話しがあり、
その後は撮りながら色々変えていくと言った形で撮影を進めていきました。
何枚か撮っては確認して頂き、
そこからまた何枚か撮って、また確認、それの繰り返しです。

撮影

人を撮るときはレフ板を使うことが多いですが、
この日は使わず自然光を意識して撮りました。
カメラ一台に35mm版換算で100mmのレンズ一本だけで
最後まで通しました。

撮影

屋内での撮影だったので暑さを気にせず撮れたのは良かったです。
人物の撮影は難しさと同時に楽しさがあります。
目の前にいる人を単に撮るのではなく、
その人らしいものは何かを考え、
(実際に喋ることはなくても)対話しながら一つのものを作っていく、
いってみれば共同作業のようなものだと思います。
撮影時間はそれほど長くはとれませんでしたが
それでも納得行く撮影が出来たと思います。
それらの写真がどのように使われるか全く分かりませんが
どういった仕上がりになるのか楽しみです。
お疲れ様でした。どうもありがとうございました。

コンサート

7月、東京と滋賀のコンサートホールで撮影しました。
音楽家の両公演を追いました。
コンサートホールでの撮影といっても、どちらかと言えば
どんなドレスを着ているか、といった感じです。
派手なドレス、落ち着いたドレス、着物など数種類あり
耳だけでなく目でも楽しむことが出来ました。

コンサート

両公演とも聴きましたが
客層が違うのか客席の反応も違っていて興味深いものでした。

湖国

実家のある滋賀県に戻ってきました。
そこから移動し、琵琶湖のそばにやってきました。
琵琶湖上を遊覧船ミシガンが進んでいきます。

琵琶湖

ちょうど運良く絵になる人が歩いてきました。
風にも助けられ、外輪船であるミシガンと合わせ
ハイカラな湖国の雰囲気があると思います。

琵琶湖

オーボエ奏者の撮影

今日はオーボエ奏者の撮影でした。

オーボエ奏者

本来は撮影場所として外の場所を考えていましたが
強い雨が降っているので、私の部屋と建物の中庭で撮影することにしました。
大体のイメージは白系と黒系です。
まず部屋で白系を撮影しました。

オーボエ奏者

ジャケットの有無でも雰囲気が変わります。

オーボエ奏者

その後、建物内の階段と中庭で撮影しました。

オーボエ奏者

格好良さを意識して撮影していました。
外は雨が降っていたため、部屋で撮影しましたが
それがかえって良かったと思います。
その場その場で色々試すことも出来、
楽しく撮影することが出来ました。
どうもありがとうございます。お疲れ様でした。

“Tanzkirche”

精霊降臨祭の日曜日、ザールブリュッケン市内の教会ではミサだけでなく
様々な催しがなされました。

ヨハンネス教会

ヨハンネス教会では、ザールラント州立劇場のバレエ部門である
ドンロン・ダンス・カンパニーのメンバーによるダンスがありました。
入り口前に看板がありました。
先日と同じようにここでも私が撮影した写真を使っていただいたので
名前もあります。

教会でのダンス

午後10時過ぎに始まったにもかかわらず
多くの人が教会に集まっています。

教会でのダンス

この日、ダンサーはその直前まで本番があって大変なスケジュールだったと思います。

教会でのダンス

ヨハンネス教会でのダンスは午後10時からと午後11時からの2度行われました。
いずれも多くの人が集まり熱気ある中でのダンスを楽しむことが出来ました。
その他の写真は「続き」から

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