クリスマス前日

明日25日と明後日26日はクリスマスで祝日となります。
そして今日24日はお店の営業も午後2時までで
午後は休日といった雰囲気になります。
そして今年は27日が日曜日です。
つまり来週の月曜日28日までお店は休みで買い物が出来ません。
それが分かっているからか昨日23日も食品売り場は人で一杯でした。
昨日、休みの間の食料を購入したにもかかわらず
買い忘れたものがあったので、午前中に買い物に出かけました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

街中で友人知人に出会って、「良いクリスマスを!」と挨拶していきます。
一部のレストランや飲み屋系のお店ではクリスマスパーティーとなっており
多くの人で賑わっています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

午後、急遽撮影することになりました。
普通は打ち合わせが必要ですが、
この方とは何年間も一緒に仕事をしているので
またコンセプトはこちらが作っているので
突然の撮影でもスムーズに進みました。
撮影は天候次第と決めていたので
メモリーやバッテリーの準備もしてあります。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

人物の撮影においていつもはM. Zuiko 75mm F1.8とLumix Leica DG Nocticron 42,5mm F1.2の2本を使いますが
今日はZuiko 50mm F2.0 MacroとLumix Leica DG Summilux 25mm F1.4の2本での撮影でした。
この選択は撮影場所を意識した上で、撮影者とモデルの距離感に関係しているかもしれません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

撮影の方は無事終わりました。お疲れ様です。
12月後半の撮影では仕上がりが来年になりますが
来年と聞くとすごく先のようにも感じ、
逆に忙しくてすぐそことも感じます。
日付の感覚がおかしくなりそうな今日この頃です。
年内も撮影が続きます。
というわけでメリークリスマス!良いクリスマスを!

ザールブリュッケン

フィルム風に

納品したデータはナチュラルな仕上がりですが
それに最近作っているAdobe Lightroomのプリセットを当ててみました。
このときは2人を撮影しましたが、一人を撮影している間に
もう一人はスタイリストさんにヘアメイクしてもらうといった感じで
交代で進んでいきました。スタイリストさんたちもお疲れ様です。
この写真を見たときにこれはモノクロが良いと思いました。
眼力が物語性を生み出している気がします。
ドレスの装飾の裾を別の方に持ち上げてもらっています。

撮影

別のドレスですが、この仕上がりでは落ち着いた雰囲気を意識しました。

撮影

扇風機を使っています。

撮影

床を背景にして。
屋内で靴を脱いで上がる空間です。

撮影

数時間の撮影でしたがお疲れ様でした。
人物だけでなく、その空間を意識した撮影は面白いです。
スペースや明るさ的に制限される撮り方の時もありますが
逆にそれを活かした撮影が可能になることもあります。
そんなときほど色々なアイデアが浮かんでくることが多いように思います。

名前

先日に続いて、ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団ザールブリュッケン・カイザースラウテルンのサイトからです。
撮影したオーボエ奏者の写真が使われていますが
写真の下にある撮影者の私の名前がEijiではなくIjiになっています。
こういったことはよくあります。

撮影

Eijiという名前や綴りはドイツでは珍しいかもしれません。
ドイツ語読みするならば「アイイ」となります。
ちなみにIjiの方は「イイ」となります。
Eijiで間違われたのは今回が初めてではなく、過去にはEljiやBijiなどがありました。
私だけでなく、外国人である日本人の名前は時々間違われることがあります。
ところで間違いではありませんが、YamamotoがJamamotoと書かれることがあります。
先日もフィルムの現像を出したときに、最初はそのように書かれました。
これはドイツ語には本来「Y」がなく、日本語のヤ行は「Y」ではなく「J」で書いていたことに由来します。
ドイツ語に「Y」が入ってきたのは19世紀、ギリシャからです。
それまでは「J」を使っていました。しかしその「J」も昔は「I」と同じ使い方でした。
「イ」と発音します。現在もドイツ語の「J」は濁りません。
ですので、Japanはジャパンではなくヤーパンとなっています。
また最近は知名度も一般的なので、間違う人はいませんが
数年前には富士フイルムのFujiを「フジ」ではなく「フイ」と読んでいるドイツ人もいました。
ちなみにドイツに無印良品のお店が出来たときも「ムジ」ではなく「ムイ」と言っている人たちも
少なくありませんでした。逆にソニーはそれまでに国際知名度があったのでソニーでした。
ドイツ語では本来ゾニーとなります。
そういえばオリンパスはドイツではオリンプスと発音されます。
その地に行けば、その地の発音に基づいた発音となります。
言い換えればその地にはその地の文化があるということかもしれません。
名前の間違いを目にして、そんなことを思いました。

フィルム風に

昨日の記事の続きです。
Adobe Lightroomのプリセットにあるフィルム風の設定を変更して
自分好みのものを作ってみました。
といっても全ての写真に当てはめられるわけではなく、
それぞれの写真に合わせて再設定が必要です。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

写真に少し柔らかさが出て満足しています。
RAWで撮っておけば、データを破壊せずに画像編集できるのが良いです。
しかし、このように雰囲気を変えられるならば
極端な話、カメラは何でも良いのかもしれません。

フィルム風に

RAW現像ソフトはAdobe Lightroomを使っていますが、そこに現像用のプリセットが幾つかあります。
例えばポップな色調にしたり、モノクロにしたりといったものです。
またネット上には様々なプリセットがあって有料、無料でダウンロード出来ます。
以前ダウンロードしたフィルム風のプリセットを試してみました。
次の3枚は同じフィルム名が付いており、それを基本とした3種類です。
同じフィルム名でも仕上がりが少し違っています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

別のフィルムのものを試してみました。
人物にはこういったフィルム的なものが似合うような気がします。

ザールブリュッケン

ただこのままだと写真が生きてこない気がするので
それぞれの写真に合うと思われる設定変更が必要です。
色々と試してみると面白いものが作れそうです。

写真

以前撮影した写真を使ったと報告がありました。
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団ザールブリュッケン・カイザースラウテルンのオーボエ奏者の写真です。
以下のようにコンサートのプログラムに使われたようです。

ザールブリュッケン

ポスターやチラシ用の撮影では、どういったイメージで撮影して、どのように仕上げるか
予め話し合いますが、撮影は必ずしもそのイメージだけとは限りません。
時には、くだけた雰囲気の写真も撮りますが
今回のはまさしくそんな中の一枚でした
それがコンサートのイメージに合えば嬉しいことです。

写真

カイザースラウテルンでのコンサート、仕事がなければ行きたかったのですが。

コンサートの撮影

以前、コンサート時に撮影した一枚です。
コンサートで撮影するときは、カメラを静音シャッターにして
レンズもフォーカス時のモーター音がしないものを選びます。
レンズ交換も必要ないように広角レンズ、望遠レンズを着けた2台で撮影します。
またモニタもオフにして、周りの人や演奏者、関係者に迷惑にならないよう心がけています。
そして演奏に耳を傾けながら、音楽や音に合わせて撮影します。
自分自身がその空間の一部になっているように意識します。
また本番中は極力移動しないようにしています。
いずれにしてもこちらのペースで撮影するというよりは
演奏者に寄り添って撮影します。演奏者というより、その心かもしれません。
演奏者が大切にしているその空間や音を意識することが必要です。

音楽家

撮影

今日の撮影は市内中心部から徒歩で15分から20分ほどかかる場所で行いました。
ザールブリュッケンで最も好きな場所の一つで、よく撮影で使っている場所です。
そこへ向かう途中、黄葉が目にとまりました。
既に黄金の絨毯のようになっています。

ザールブリュッケン

穏やかな秋空といった感じでしょうか。

ザールブリュッケン

撮影にはレンズを5本持って行きましたが、結局使ったのは2本です。
昨日の記事で書いたZuiko 50mm F2.0 MacroとZuiko 75mm F1,8。
Lumix Leica Nocticron 42,5mm F1.2も持って行きましたが
50mmの方を試してみたかったので、出番がありませんでした。
撮影のテンポを大事にしたかったので
レンズ交換は極力少なめにしました。
そして50mmの方は想像した以上に使える印象です。
Nocticronの繊細で柔らかさのある描写とは違って
50mmはシャープネスが効いてシャキッとした印象があります。
この2本で撮れる画が違うので使い分けることも可能で
同時に表現の幅も広がりそうです。
撮影後、街中に戻ってカフェに。
ここではLumix Leica Summilux 25mm F1.4です。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

今日はテーマを決めての撮影でしたが
その場で新たなアイデアが浮かんできたりと楽しく撮影出来ました。
お疲れ様でした。ありがとうございました。

打ち合わせ

今日はある撮影の打ち合わせをしました。
人物を撮影する場合、その写真の使用目的は様々です。
部屋に飾る家族写真であったり、
音楽家のコンサートチラシやサイト用だったりします。
サイトや広告的なものでは写真を撮るときに、
予め文字が入るスペースを意識して撮影することがあります。
そのスペースを意識して何パターンも撮りますが
制約があることによって逆に自由度が高くなると感じることあります。
ところで先日、栗のペーストを使ってケーキを焼きましたが
そのペーストが余っていたので、マフィンの生地に入れて焼きました。
香りはしませんが、一口食べると栗の味が感じられ、
まるで和菓子のような印象です。何気なく入れただけですが
想像した以上に美味しく出来ました。思いついただけで
何気なくやってみたことが面白いものを生み出すことがあるので
そういった感覚を大切にして色々と挑戦してみたい今日この頃です。

ケーキ

皆既月食

地球に月が最接近するスーパームーンと皆既月食が重なるのは数十年に一度と
ニュースで報道されていたので、これは見てみたいと思っていました。
特に次に見られるのは2033年ということ。それを聞いてなおさら見てみたいと思いました。
天気予報では今日のザールブリュッケンは快晴で天体観測日和です。
ドイツでは午前4時過ぎから5時過ぎまで見られるというので早朝に起きました。
窓の外を見ると月が赤銅色になっています。地球が月と太陽の間に入り込むことで
月の表面に赤みがかった影を落としているということ。

皆既月食

カメラは手持ちで撮りました。
シャッター速度とISO感度を調整しながら
ぶれない設定を色々と試しました。
ピントは合わないのでマニュアルフォーカスで合わせています。
そしてデジタルテレコンを使っています。
35mm版換算で1200mmです。
その後、左から徐々に月が明るく、眩しくなり始めました。
風が冷たく寒い早朝でしたが、美しい天体ショーを楽しむことが出来ました。