フランクフルト中央駅

フランクフルトの続きです。
フランクフルト中央駅は街の玄関として堂々とした雰囲気だけでなく、
歴史的な建築で存在感があります。

フランクフルト中央駅

入り口のドアを入ると、中は広い空間になっています。
その向こうにホームがあります。

フランクフルト中央駅

内側から見ても存在感があります。
ガラスを使った大きな建築は、建設された当時、
それだけでも街や国の力をアピールするものだったのかもしれません。

フランクフルト中央駅

ホーム側にあるレストランの窓越しに。

フランクフルト中央駅

フランクフルト中央駅は行き止まり駅で、ホームに入ってきた電車は
ここで折り返します。つまり進行方向が変わります。
旅番組で見られるような、こういったホームは
それだけで外国にいるという気がします。

フランクフルト中央駅

ただこういった行き止まり駅は乗り換えが大変です。
フランクフルト中央駅はホーム途中に地下通路があり
そこから別のホームへ行けますが、例えば同じ行き止まり駅である
ミュンヘン中央駅ではホームを変わるためには
一度ホームの端まで行って移動しなければなりません。
長い電車の場合はそれだけでも時間がかかってしまいます。
いずれにしてもこういった行き止まり駅は大きなドームがあることが多いですが、
そこに出発や到着のアナウンスが響いて、独特の雰囲気があります。
それらの音が駅という場所を、旅情を感じさせる場所にしているのかもしれません。
これでフランクフルト編は終わりです。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。

鍵のある橋

先日の

フランクフルトの続きです。
フランクフルト・アム・マインという街の名はマイン川のそばのフランクフルトという意味ですが、
その名の通り、フランクフルトの街中にはマイン川が流れており、
そこには幾つも橋が架かっています。
そのうちの一つに「鉄橋」と名のついた歩行者専用の橋があります。

フランクフルト

歩行者専用といってもそれほど狭いという印象はありません。
空が大きく見えているので開放感があります。

フランクフルト

その橋の欄干に幾つもの南京錠がありました。
特に高層建築が見える方面に多くあります。
写真の箇所だけでなく、この橋には何か所も南京錠の「かたまり」がありました。
ヨーロッパの別の街や、日本にもそういった南京錠が取り付けられた
橋がありますが、一種のおまじないのようなものでしょうか。
ただドイツにどれほどそういった橋があるのか分かりません。
私も見たのは初めてです。観光地ほどそういった場所があると思いますが、
少なくともザールブリュッケンにはないので、
言ってみればザールブリュッケンは観光都市では無いと言うことかもしれません。

フランクフルト

伝統ある新しい街

先日の

フランクフルトの続きです。
フランクフルト・アム・マインは、ドイツの街としては珍しく
高層建築が建っている街です。
その高い建物の足下には昔ながらの伝統的な建物が残っており
新旧の両面を見ることが出来ます。

フランクフルト

こういった人を見ると、何故か都会といった印象があります。
大きな音は存在感がありますが、一瞬で通り過ぎていくので
街角のオープンカフェの声などにかき消されて
それほど目立たないような気がします。

フランクフルト

夕刻時、中央駅に戻る途中に撮りました。
夕陽を受ける建造物が印象的です。

フランクフルト

フランクフルトといえば、こういった景色が有名です。
大きな青空の下、歴史ある街並みと新しい高層建築が並ぶ街、
ドイツの他の街にはないフランクフルトらしい光景です。
高層建築と言ってもアメリカやアジアの街にある高層ビルよりは
その数も少なく、また高さも低いので威圧感はそれほど感じず、
逆に空が大きく見えるような気がします。

フランクフルト

GF1

この夏、日本に一時帰国したときに
ルミックスのGF1(パンケーキレンズキット)の購入を考えていました。
既に生産終了品になっていますが、今でもまだ魅力ある機種だと思います。
ですが、希望した色がなかったので縁がありませんでした。
昨日、ネットの噂でGF1の後継機が出るというものがありました。
GFシリーズの後継機ではなく、GF1の後継機というのが
興味を引かれます。
ファインダー内蔵で、L1のような形になるということ。名称はGFX1。
あくまで噂なので信憑性は分かりませんし、メーカー間の競争から
こういった情報が出てくることもありえます。
いずれにしても色々なメーカーから新機種が出て
使う方としては選ぶ楽しみだけでなく、悩みも出てきます。

GF1

ザールブリュッケンに帰ってきてから、GF1を使っている人に複数会いました。
大きさもGFシリーズの後継機ほど小さすぎず、軽すぎずちょうど良い
大きさかもしれません。
GF1とその所有者さんです。この赤色は格好いい!です。

GF1

それにしてもGF1の発売を調べてみると2009年9月です。
この2年間にミラーレス機だけでも多くの機種が発表・発売されてきました。
それ以外に一眼レフやいわゆる高級コンパクトと呼ばれるカテゴリーも
同様に多くの機種が出ています。
技術的な開発が進み、絶えずそれを反映させた新製品が出ている状況でしょうか。
ただいずれにしても自分が使っている機種には愛情を持って
今後も使っていきたいと思います。
【追記】
GFX1ではなくて、GX1という噂も出てきていますが
いずれにしてもこういう話しは楽しさがあります。

シルエット

フランクフルトの

記事の続きです。
夕方のフランクフルト、陽が低くて影が面白いようになってきました。
中央駅へ向かう途中、印象的なシルエットだったので写真を撮りました。
2枚とも歩きながらの撮影です。
アートフィルターの一つ、ラフモノクロームで仕上げました。
影がまるで宇宙人のようにも見えました。

フランクフルト

横並びのシルエットが印象的だったのですが
広角レンズだったので距離がありました。

フランクフルト

ポップアート

カメラのアートフィルターの一つにポップアートというものがあります。
説明には「色をカラフルで印象的に強調し、まさにポップ・アート感覚な作風に仕上げます。」
とあります。
そのポップアートで撮影しました。

福井

ただそれでは彩度が強すぎるように感じたので現像時に
効果を少し押さえたポップアートIIを適用しました。
そして更に彩度や色温度を下げて仕上げました。
アートフィルターで彩度を上げ、カメラの設定で彩度を下げる。
一見すると矛盾しているようにも見えますが
それだけカメラの引き出しが多いということだと思います。
言い換えればそれだけ表現の幅が広がるということでしょうか。
それにしてもこれだけ多くの種類のアイスクリームがあるのには驚きました。
さつまいもを頂きました。

ドラマチックトーン

カメラのアートフィルターの一つに「ドラマチックトーン」と言うものがあります。
説明では次のようになっています。
「局所的なコントラスト変化からつくり出される現実ではありえないような明暗によって、
実際の空間をフィクションのような作風に仕上げます。」
私の周りでもこの効果を気に入って使っている人がいますが、
特に雲があると劇的に変わるということ。
面白い雲があったので現像時にドラマチックトーンを適用してみました。
雲が印象的になりました。
実際とは随分違いますが表現としては面白いと思います。

福井

こちらはオリジナルに近い感じです。

福井

感覚的にですが、ドイツではこういった効果が気に入られているように思います。
カメラメーカーもこういった機能をもっとアピールしていけば
その機能を搭載している機種はより売れるような気もします。

オリンパスPEN mini

オリンパス・ヨーロッパからのメールで知りました。
日本では未だ発売日が発表されていないオリンパス・PEN mini、E-PM1が
ヨーロッパでは既に発売されているとのことです。
日本では秋発売予定となっています。
PEN第三世代と呼ばれる三機種の中で真ん中のE-PL3もヨーロッパの方が
日本よりも早かったので、珍しいことではないと思いますが
既に発売されていることに驚きました。
逆に日本で発売されている新レンズはドイツではまだ発売されていません。
同じカメラメーカーでも日本とヨーロッパでは販売戦略などが違うのか
発売時期だけでなく、発売形態の内容も違っていることがあります。
例えば一般的なダブルズームレンズ以外に
10倍ズームレンズ付きや最初から電子ビューファインダー付きなど。
また時には機種さえ違っているときがあります。
例えばオリンパスでは日本でE-410、420、500、510、520、620と発売されている(いた)のに対し
ヨーロッパではE-400、410、420、450、500、510、520、600、620と発売されています。
逆にPEN LiteのE-PL1sはドイツでは発売されていません。
そのほか、他のメーカーでも機種名が違っているだけでなく
例えばファインダーの視野率が違っているフルサイズのカメラなどあります。
日本はカメラ先進国で多くの人が一人で複数台のカメラを持っていることも珍しくありません。
ドイツでは、以前の日本のように一人一台か一家に一台という感じでしょうか。
新機種が出れば直ぐに買い換えたり、追加したりするのは珍しいことかもしれません。
言い換えれば新機種は簡単には売れないということでしょうか。
国民性やカメラに対する気持ちなどそれぞれの地域にあった
販売方法が意識されていると思われるので
こういった発売時期のずれや販売形態の違いがあるのかもしれません。
写真は愛用のE-P3です。

オリンパス・ペン

現像ソフト

前回に続いて

フランクフルトへ行ったときの写真です。
家に帰って写真のRAW現像をしているときに思いついて
カメラのアートフィルターの一つであるジオラマを使ってみることにしました。
それはカメラに付属しているメーカー純正の現像ソフトでしか出来ません。
私はそのソフトを使っておらず現像ソフトは

Photoshop Lightroom 3を使っています。
特にカタログとしてファイルを整理するのに非常に役立っています。
Lightroomにはアートフィルターのような、そういったカメラ独自の設定はないので
メーカーソフトを使わなければなりません。
ただそのメーカーの以前の現像ソフトは起動だけでなく
工程一つ一つが重く、感覚的な作業が出来なかったので
ほとんど使っていませんでした。
ですので新しくなったソフトも最初から使っていませんでしたが
今回アートフィルターのために使用することにしました。
使ってみると、以前のものより起動も速く、
かなり使いやすくなっています。
一つ一つの作業には少し時間がかかりますが以前の時ほど
ストレスを感じません。

フランクフルト

思った以上に使えるかもしれない、そんな風に感じました。
そしてメーカー純正ソフトなのでカメラの設定がそのままあります。
色々と試しましたがその中で、カメラで使っていない設定を使ってみると
これも予想した以上に使えると感じました。
具体的には白飛びを押さえ、シャドーを持ち上げる機能ですが
これを使うと絵が平坦になって締まりが無くなってしまうときがあります。
ですので、これまでその機能は使っていなかったのですが
ソフトで使うとバランスもよく、写真によっては綺麗に見えることが分かりました。
このことは言い換えればカメラそのものの、
その機能も良くなったと言えるかもしれません。
使える機能が増えると、選択肢が増えて
それだけ表現の幅も広がるかもしれません。

フランクフルト

ジオラマ風には

先日のようにもっと上から撮影した方が
効果がよく出ると思うので被写体を選ぶと思いますが、
それでもこういった効果が簡単に出来るのは面白いです。