赤外撮影

この夏、日本で撮影した写真です。
京都で街中を歩いたときはカメラをモノクロモードにして撮っていました。
RAW現像時にカラーにしますが、何枚かはそのままモノクロにもしました。
カラーの写真をモノクロにするときは単純に彩度を落とすのではなく
各々の色を調整してモノクロにします。

京都

上の写真は8月下旬に撮影した一枚ですが、
まるで雪が降り積もっているようにも見えます。
赤外撮影風にモノクロ化しました。
モノクロにするときにイエローとグリーンを明るくして
全体の明るさは露出とコントラストで、
白くなった箇所はハイライトで調整しました。
IRフィルターも鞄に入れていましたが
撮影したときは赤外撮影しようとは考えていませんでした。
オリジナルの写真はこちらです。

京都

今は撮影してRAW現像する時など色々と写真設定の変更することが多くなっています。
そこにデジタル写真の面白さ、難しさ、奥深さがあるかもしれません。

レンズ

以前はフォーサーズマウントのカメラやレンズを使っていましたが
OM-Dを使い始めてから、m4/3マウントに完全に移行しました。
その後、フォーサーズのカメラやレンズはほとんど整理しましたが
一部だけ残してあります。その一つがZUIKO 50mm F2.0 Macroです。
主にポートレイト撮影で使用しており、その描写が好きでした。
m4/3のカメラではアダプターを使ってオートフォーカスも作動しますが
AF方式の違いで、ピントが合うまでに時間がかかります。
ぎゅいーーーん、ぎゅいーーーん、ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅっ、ピピッ!といった感じです。
ピント合わせに時間がかかるのでオリンパス・ペンで使うときは
マニュアルフォーカスかピントを予め置いておいて撮影していました。
それを何気にOM-D E-M5 Mark IIに付けてみました。
ぎゅいーーーん、ぎゅぎゅぎゅぎゅっ、ピピッ!といった感じで
想像した以上に早くピントが合いました。
AF方式は違っていますが、それでもカメラの方が進化しているのでしょうか。
この程度ならば撮影でもそれほど苦労しないかもしれません。
動いているものは無理としても、ポートレイト撮影で使えそうです。
撮影の楽しみが増えました。

小物

小物

小物

カメラ

昨日のカメラは最近よく使っているフィルムカメラですが、
それ以外にデジタルではオリンパス・ペン・ミニもよく持ち歩いています。
買い物やコンサートに行くときに鞄に入れています。
ボタン類が少ないので設定変更に時間がかかって
撮影に手間取るときもありますが、それでもこの小ささは良いです。
ファインダー付きならマニュアルフォーカスでも撮っている感があって
なお良かったのですが。

カメラ

カメラ

仕事や作品作りではカメラやレンズに拘りがありますが
近くを散歩するときなどは、カメラは何でも良いような気がしています。
最近はコンパクトなフィルムカメラを持ち歩いています。
オリンパスのレンジファインダー、Olympus 35RCです。

カメラ

以前、撮影した写真です。

カメラ

以前、撮影した写真の記事は

こちらです。
今月に入ってフィルムを2本撮り終えました。
5本撮り終えれば現像に出すつもりです。
いつ撮影したか正確には分からない写真が出てくる可能性もありますが
そういった時間が経ってから見る写真の面白さもフィルムにはあると思います。
また近所の知った風景でもデジタルとは違った雰囲気が感じられます。
そんなところにもフィルムカメラの面白さがあるかもしれません。

カメラとオールドレンズ

先日載せたオールドレンズ、Rollei Carl Zeiss Planar 50mm F1,4 HFTです。
QBM-m4/3アダプターを付けてOM-Dに付けています。
オールドレンズはシルバーのOM-Dに合います。

カメラ

Rollei Carl Zeiss Planar 50mm F1,4 HFT。
最も気に入っているオールドレンズの一つです。

カメラ

ストラップはカメラ毎に変えています。
オリンパス純正(別売り)のストラップです。
シルバーのカメラに合うストラップを探しました。

カメラ

上の写真を撮ったカメラをオールドレンズを付けたOM-Dで撮ってみました。
絞り開放でピントをずらして。

カメラ

絞り開放です。
中央の「42.5」にピントを合わせていますが
それ以外はにじんでいます。

カメラ

2段ほど絞ると、色合いまでも変わります。

カメラ

こちらのOM-Dはアイカップを大きめのものに変更して
ワイン色のストラップを付けています。
名前入りで5年以上使っています。

カメラ

大切に使っていきたい相棒です。

ドイツ再統一記念日

今日、10月3日はドイツ再統一記念日で祝日です。
今年は25周年ですが、ドイツが再統一してから
まだ25年しか経っていないのか、もう25年経ったのか
人によって感じ方は様々だと思いますが、
当時のそのニュースはよく覚えています。
まさしく世界が動いている瞬間だったと思います。

ザールブリュッケン

ところで一昨日、昨日と書いたオールドレンズ、
Rollei Carl Zeiss Planar 50mm F1,4 HFTで撮りました。
特に花の作品作りで使っていると書きましたが
絞り開放付近では面白い画が撮れます。

ザールブリュッケン

特にピントをずらして撮ると、独特の描写が得られます。
こういったボケ方をするレンズ、他にはあまり知りません。
この描写があるので、このレンズをよく使っています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

特に赤系の鮮やかでこってりとした色合いは独特です。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

今回の撮影ではホワイトバランスはオートですが、
その色温度や、彩度、コントラストを変更すれば、
さらに面白い画になるときがあります。
また合成写真の一部で使うことも可能です。
つまり主役にも脇役にもなるレンズと言えます。
レンズ、特にオールドレンズの面白さはそんなところにもあるのかもしれません。

オールドレンズ

昨日書いたオールドレンズ、Rollei Carl Zeiss Planar 50mm F1,4 HFTを
OM-Dに付けて夕方、近くを歩いてみました。
午後6時過ぎですが、夕日が眩しいです。
絞り開放で逆光。

ザールブリュッケン

こちらも開放で逆光ですが、思った以上に簡単にピントを合わせられました。
カメラとレンズの相性が良いのかもしれません。

ザールブリュッケン

絞り開放時の色のりが好きです。

ザールブリュッケン

ただ開放だと風景を撮ると画が眠く感じられます。

ザールブリュッケン

絞り開放と2、3段絞って比較です。
絞ると普通にシャープな綺麗な画となりますが
このレンズらしさがなくなってしまうかもしれません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

数段、絞ると普通に撮れますが、やはりオールドレンズらしい描写を楽しむには
開放付近が面白いかもしれません。
このレンズ、散歩するときなどは常用レンズとして暫く使ってみようと思います。
何か面白い発見もあるかもしれません。

オールドレンズ

作品作りでも最も使うオールドレンズがあります。
ローライQBMマウントのレンズでRollei Carl Zeiss Planar 50mm F1,4 HFT、
西ドイツ製、金属鏡胴で絞り動作にAとMとあるタイプのものです。
特に花の写真を撮るときに使っています。
オールドレンズなので既に生産は終了しています。
ネットオークションなどで見つければ予備を含めて
数本購入したいと考えています。
先日、久しぶりにOM-Dに付けて撮ると
思った以上に撮りやすく感じられました。
拡大して撮るとピントの山もつかみやすく、撮影のテンポも悪くありません。
試しに何枚か撮ってみました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

絞り開放では、何か締まりのない印象ですが
絞ればその印象も随分変わります。
これまでOM-Dとこのレンズでポートレイトは撮っていないので
次回、試してみたいと思います。
ところで今日から10月。季節の変わり目かもしれません。
その変化していく時期をオールドレンズで撮影し、
その写真を何種類かの用紙で印刷してみたいと考えています。
どんな風に出来るか楽しみです。

皆既月食

地球に月が最接近するスーパームーンと皆既月食が重なるのは数十年に一度と
ニュースで報道されていたので、これは見てみたいと思っていました。
特に次に見られるのは2033年ということ。それを聞いてなおさら見てみたいと思いました。
天気予報では今日のザールブリュッケンは快晴で天体観測日和です。
ドイツでは午前4時過ぎから5時過ぎまで見られるというので早朝に起きました。
窓の外を見ると月が赤銅色になっています。地球が月と太陽の間に入り込むことで
月の表面に赤みがかった影を落としているということ。

皆既月食

カメラは手持ちで撮りました。
シャッター速度とISO感度を調整しながら
ぶれない設定を色々と試しました。
ピントは合わないのでマニュアルフォーカスで合わせています。
そしてデジタルテレコンを使っています。
35mm版換算で1200mmです。
その後、左から徐々に月が明るく、眩しくなり始めました。
風が冷たく寒い早朝でしたが、美しい天体ショーを楽しむことが出来ました。

AF

オリンパスのOM-D E-M5 mark IIというカメラを使っています。
これまでオリンパスのカメラを何台も使っていますが
このカメラが体感的に最もAF(オートフォーカス)の精度が良くない気がします。
2台使っていますが、どちらも同じような傾向があるように感じます。
特にポートレイト撮影の時に合焦している(ように見える)にもかかわらず
写真ではピントが後ろに抜けています。
AFモードで普通のターゲット、スモールターゲット、顔認識、瞳検出など
様々な方法を試しましたが満足行く結果は得られません。
そこでAF+MFに切り替え、一度AFでピントを合わせてから
MFで細かく合わせる方法にしました。
カメラ前面のプレビューボタンにフォーカスピーキングを割り当てて
画面を拡大させてピントを合わせます。
これで撮影するとピントの合う率は高くなりましたが
撮影するテンポが悪くなりました。
そこでスーパースポットAFを試しました。
ライブビュー画面を拡大表示して、その中心部のピントを合わせる方法です。
拡大したい場所、倍率は自分の方で選択できます。
撮影する時はまず構図を意識して、拡大させたい場所を拡大させて
そこでAFを合わせます。結果、ピントの合う率も高く、テンポも悪くありません。
ですが、拡大させるために拡大ボタンを一度押す(この時点では拡大する場所の枠が表示されるだけ)、
場所を移動させてから実際に拡大するために再度ボタンを押す、
ピントを合わせてからそれを解除するためにもう一度ボタンを押すという作業があって
MFに比べて撮影テンポは悪くないものの、特に良いというわけでもありません。
そこで拡大倍率を予め設定で上げておき、枠を表示させたときに
拡大はさせずにそのままピントを合わせる方法にしてみました。
スモールターゲットのように使います。
すると作業が少ないのでテンポも良くなり、精度も上がりました。
今回の撮影ではそれが上手くいきました。

ポートレイト

暫くこの方法でポートレイトを撮っていこうと思います。
このカメラは特に形や大きさ、指の掛かり具合だけでなく
静音モードや1/8000秒のシャッターなど気に入っている点も多いので
良き相棒として大切に使っていきたいと思います。