ザールブリュッケンでは毎月第二土曜日に、のみの市が開かれています。
午前8時から午後4時までで、その日に料金を支払えば誰でも出店出来ます。
その日に、誰でも、ということなので天候によっては
出店している人の数が少ない時もありますが
今日は天気が良いからか出店している人は多かったです。
午後3時頃、散歩をかねて歩いてみました。
今日はカメラやレンズがよく見られる日でした。
もし朝から来ていたならば、もっと面白いものがあったかも知れません。
一人の男性がカメラを何台か出品していました。
綺麗に整備されたカメラが並んでいます。
のみの市では、整備されたカメラもあれば、ホコリまみれのカメラもよく見られます。
そこにあるカメラの一台を何気なく手にとってみると、
金属のひんやりとした感覚が伝わってきました。
精度は分かりませんが全てのシャッター速度で
問題なくシャッターが切れます。
驚いたことに露出計も作動しています。
ファインダーにはゴミが見られるものの実用では気にならない程度。
レンズも大きな傷やホコリもなく良い状態です。
その男性とカメラの話しをしたのちに
値段交渉して購入しました。
旧ソ連製のカメラで旧西ドイツで販売されていたカメラです。
製造は1960年代から70年代ということ。
家に帰って早速清掃しました。
写りはそれほど期待していませんが、どんな風な写真が撮れるのか気になります。
フィルムカメラだけを持って何処か旅に行きたい気分です。