Danke

今日も雲一つない快晴が広がり暑い一日でした。日中、外出時にネットで気温を確認してみると34度となっています。

アイスクリーム屋も行列が出来ています。

街中でクラシックカーを見かけました。そういえば5月の最終土曜日は毎年クラシックカーのラリーが開催されており、街の中心がスタート地点になっています。一台毎にマイクで車種や年代等の説明がなされ、ゲートをくぐってスタートします。昨年秋に引っ越しするまでは、そのスタート地点のほぼ真横に住んでいたので、上から色々なクラシックカーを見ることが出来ました。

スタートのゲートに向かって車が並んでいきます。

このイベントではカメラを持っている人も多く、老若男女様々な人が車にカメラを向けています。歩いていると、ちょうど車の列の隙間があったので、そこに膝をつくような低い姿勢で車を撮りました。イギリス、トライアンフのTR6です。車のナンバーも同じようになっているので、車のオーナーはこの車が好きなのが分かります。数枚撮影して立ち上がるときに、サングラスをかけた運転手に、「Danke!ダンケ(ありがとう)」と言いましたが、聞こえているわけでもなく、口がそのように動いただけですが、車に乗っておられる方はうなずいて笑顔で手を振ってくれました。こういったイベントでは先にカメラを向けることが多くなりがちですが、「写真を撮っている」というより「写真を撮らせていただいている」という意識があるので、ありがとうの一言は必ず言うように意識しています。その方が気持ちも良く、写真にも何か目に見えない雰囲気が写るような気がします。そんなことを感じた暑い一日でした。