モノクロ

今日も雨曇りの一日です。その天候を意識して撮りました。これくらいの黒も良いかもしれません。その黒のあるモノクロの世界がとても美しいです。また写真を隙間なく並べることによって、普通とは違った世界のようにも感じられます。












写真

今日も風が強く、晴れたり雨が降ったりのおかしな天候です。落ち葉を撮りました。重なり合っていて美しさがあります。

色を反転させただけですが、そこに様々な色やグラデーションがあるのが分かります。何となくですが、着物の柄にも見えます。そしてここから新たに写真を作って行くのも良いかもしれません。

撮る写真、作る写真、写真の表現には様々な手法があり、時代とともに変化していく可能性もあります。何をもって写真の完成とするかは人それぞれだと思いますが、その分、広く奥が深く、難しい世界だと言えます。

作品作り

ここ最近、雨風の強い日が多く、急ぎでない撮影の予定が延期になりました。その時間を使って調べものをし、また新たな作風、作品作りの時間も出来、同時にそこから今後の撮影のアイデアなども生まれてきました。見方によっては良い時間の使い方が出来ていると言えます。と、書いていますが、やはり最も楽しいのは撮影です。

午前中、外出先からの帰りに撮りました。街灯に飾られていた花の撤去作業がなされています。

片側ずつ作業されているようで、反対側にはまだ花があります。

夕方、雨が降っています。同じ場所を通ると既に両側とも花が無くなっているのが分かりました。

夏の終わりで秋冬の始まりといった感じでしょうか。色とりどりの花がなくなって寂しくはなりますが、これからは黄葉が楽しみな季節です。

ドライブ

前回の続きです。モーゼル川沿いの街ツェルに来ています。購入したサラミとワインを車に置きました。そこから別の街に行くか、もう少し街を散策するか考えました。山の方には行っていなかったので、少し上ることにしました。

モーゼル川。

黒猫ワインの樽に乗った黒猫の銅像。

山に登る途中、家と家の間に小さな滝がありました。

小高い山に登ると塔が見えてきました。残念ながら中には入れませんでした。

小高い山からツェルの街を望んでいます。写真には写っていませんが、上には塔が立ち、そして墓地が広がっています。遠くにぶどう畑が見えます。

岩を切って重ねていく作業、一体どれだけの人が、どれだけの期間かかってできたのか、文化財に指定されていなくても、歴史が感じられ、当時の苦労、もしかすると達成感などが感じられます。

山に登ったあと、街まで戻り、車で別の街に行きました。ツェルに行く途中、良さそうな街があったので、そちらに行きましたが、訪れてみると見た目以上に何もない街で、車から降りることもありませんでした。そこから更に別の街へ。正面に見えるのはBremmer Calmont。60度とも70度とも情報にはありますが、ヨーロッパ(情報によっては世界)で最も傾斜のあるぶどう畑です。以前、友人たちと遠足で来たことがあります。それより以前には自転車で近くの街まで来て、この道を走ったことがあります。

そして友人が見たいと言っていた新しくモーゼルにかかる橋です。高さ160メートル、長さ1,7キロメートルで今年完成予定ですが、現時点ではまだ完成していません。映画に出てきそうな雰囲気のある村に巨大な橋。川を渡るというより山を繋ぐ感じです。

この細いものだけで支えているのが驚きです。この橋をどのようにして建てたか調べてみると、まず橋脚を立てて、上の道路は片側から押し出すようにして作ったようです。ところてんのような感じでしょうか。それでもよく落ちずに真っすぐ載ったと思います。計算されているので当然ですが驚きです。

この橋を見た後、ザールブリュッケンに戻りました。しかし何故か帰る途中で、気分が悪くなりました。これを書いている今は全く問題ありませんが原因は分かりません。おそらく色々な要因が重なったのだと思います。しかしいずれにしても友人とのドライブは非常に楽しい時間でした。どうもありがとうございました。

ところで今回のツェルの記事にある写真は全てVSCOでフィルム的な仕上がりを意識しました。フィルムらしく見えるものもあれば、そうでないものもありますが、これらの写真を見ると、時々フィルムで撮りたくなる欲求を満たしてくれている気がします。

ドライブ

前回の続きです。モーゼル川沿いの街ツェルを訪れています。昼食場所を探しています。

そういえばと、ガイドブックに載っていたお店を思い出し、そこを探すことに。かつてこの街には鉄道が走っており、その時の駅舎がレストランになっています。

珍しいモーゼルの赤ワインを注文しました。渋みがなく軽く、さっぱりとしています。

ここの名物料理か多くの人が注文していた鹿肉を注文しました。こちらも味付けがさっぱりとしており、ワインに合います。

美味しい食事の後、ツェルの街を散策しました。

秋が感じられます。

ワインの街だけあって、ぶどうの装飾が多いです。

街中に賑わっている肉屋がありました。外にはヨーロッパチャンピオンの文字が見えます。せっかくなので賞を取ったというサラミを2本購入しました。

そして黒猫ワインの試飲ができる店に行きました。3本ほど試して、その中の一本を購入。その荷物を一度、車に置きに行って、これからどうするか考えました。別の街に行くか、もう少しツェルを散策するか。

続きます。

ドライブ

久しぶりに友人とドライブに行きました。目的地はモーゼル川沿いのツェルという街です。天気は晴れでしたが霧が出ています。

おそらく橋の上だと思いますが、霧で回りが見えません。

モーゼル川を渡ります。

約2時間でツェルに到着。少し曇っていますが、それでも久しぶりに太陽を見た気がします。この1週間以上、一瞬晴れ間がのぞく日もありましたが、今日のような一日通しての晴れは久しぶりな気がします。

旧市街地は小さいものの、可愛さがあります。

これからワインの時期、フェーダーヴァイサーが店頭にありました。発行途中のワインでジュースのような味ですが、ここまで陽に当たっていると、もしかすると温いワインになっているかもしれません。

ところでツェルは黒猫ワインの街として知られており、街のいたるところで黒猫の看板が見られます。これは村だった頃のツェルの言い伝えで、黒猫が載った樽ワインは美味しいという話に基づいています。

せっかくなので、ワインの楽しめるお店でお昼を食べようと街を見て回りました。

続きます。