先日、ドイツの印刷会社にデータを入稿しました。指定はカラーモードがCMYKでファイル形式がPDFでした。データを送り、後日、印刷所でテスト印刷していただきました。すると色がおかしくなっています。深い黒が浅い黒になっています。誤差というより、違う黒色といった感じです。印刷に際して自動調整機能がオフになっているか伺いましたが、オフになっています。私の方でもモニタキャリブレーションを専用ソフトで行っているので、正しい色で出力されるはずです。特別なプロファイルの指定はなく、一般的なCMYKで問題ないということ。そこでもう一度、RGBからデータを作り直して、再入稿しました。しかし結果は変わらず。印刷会社のモニタで私が送ったデータを見せていただきました。パッと見た印象では問題ありません。ですが、家に帰って色々と原因を探っているうちに分かりました。CMYKで入稿しましたが、私は日本の印刷基準であるJapan Color 2001 Coatedを使用していましたが、考えてみればドイツではFOGRA39ではないかと気付きました。そこでもう一度、入稿データを作り直しました。その後のテスト印刷では問題ありませんでした。最初の浅い黒でも、黒には違いなく、問題ないとも言えますが、やはり正しい色、今回は深い黒が必要だったので、時間はかかりましたが、やり直して良かったと言えます。色の問題、奥が深い世界です。

メディア

少し前に撮影させていただいたコントラバス奏者ですが、彼の出身地であるイタリアで彼が紹介されたようです。オンライン版で宣伝が多かったので、それ以外をスクリーンショットで撮りました。撮影者である私の名前は入っていませんが、この記事を紹介していただいた所には入っていました。いずれにしても嬉しいことです。今後の更なる活躍が楽しみです。

撮影

今回のミュンヘンでの撮影はウェディングフォトでした。日本から新婚旅行でヨーロッパ各国を回られており、ドイツではミュンヘンに来られるということ。天候や疲れ具合を意識して、幾つか撮影場所を考えていました。その中で時間的体力的に余裕があるならば、と考えていた場所があり、お二人とも話して行くことにしました。しかし当日は雨。しかも強い雨です。結果的に時間の余裕がなくその場所には行くことが出来ませんでした。撮影後、ミュンヘンを出発するお二人をお見送りして、私一人で行ってみることにしました。結論としてはそこに行かなくて良かったかもしれないと感じました。

というのはその場所まで行くトラムが途中で工事中となっており、そこからは代替バスか徒歩での移動となります。もともとその工事中の停留所で降りて歩くことも考えていたので、問題ないとも言えますが、気持ちの負担があるかもしれません。また雨の中、舗装されておらず、水たまりがある足元が悪い中、その場所を目指して30分以上歩くのは大変です。そしてすぐ近くにドレスに着替える場所がありません。ドレスが汚れる可能性もあります。そして感覚的に市内中心部より気温が低く寒いです。これは大変だったに違いないと感じられました。晴れていれば道中も含め、撮影場所が幾つかあるので良かったかもしれません。また帰りに食事場所も複数考えていたので別の撮影ができた可能性もあります。しかし今回は行かなくて、実際には時間的に行けなくてですが、それが正解だったと言えます。

今回のご旅行中、雨の予報が出ているのは、このミュンヘンだけでした。しかし結果的にこれは非常に良かったと言えます。雨の日にしか撮れない写真が撮れたということ、そしてその中で晴れ間があったこと、湿度はありましたが、気温がそこまで高くなく、暑さによる汗対策、化粧対策もそこまで問題ではありませんでした。逆に今回は天候に左右されて、途中休憩が取れなかったことが反省点でもあります。

雨の中の移動は大変ですが、ウェディングフォトという点から見れば、この日この場所でしか撮れない写真が撮れました。写真的にここまで良い条件が揃うのは滅多にないことかもしれません。少なくとも私は初めてで、撮影的には大満足な撮影でした。お二人との撮影は非常に楽しく、撮られる側二人と撮影者一人という2対1というよりは、3人で一緒に仕事をしたという感覚があり、その雰囲気を作ってくれたお二人には本当に感謝です。どうもありがとうございました。末長くお幸せに。次の写真はその撮影を考えていた場所です。

そして撮影時の私の写真を送っていただきました。写真からは充実して楽しい撮影であることが感じられます。どうもありがとうございます。

撮影

黒の衣装を出来るだけ目立たせないように、顔と楽器を意識しての撮影です。最近は少しの自然光とソフトボックス1灯の片側だけ点けて撮影することが多いです。落ち着いた雰囲気と目ヂカラです。

デュオコンサート

アトリヱ・松田
エリュー・フェン 西尾真実 デュオコンサート

初めて耳にする会場で、どのような響きがするのか非常に楽しみでした。天井が高く、漆喰の壁のある木造建築です。最初の印象としては残響がほとんどありません。そして60席満員のお客様。人が入ると更にマットな感じになります。

しかし残響が少なくなった分、かえって音がダイレクトに届くようで、また演奏者の息遣いも聞こえて豊かな臨場感ある会場でした。

演奏はお二人の信頼関係が強く感じられるもので、非常に素敵なひと時でした。その素敵な時間、空間を撮影させていただきました。素敵な演奏をどうもありがとうございました。次回のお二人の演奏が非常に楽しみです。

ソプラノリサイタル

ヴォーリズ学園ヴォーリズ平和礼拝堂での「山本のりこソプラノリサイタル」(ヴォーリズ学園同窓会共催、ピアノ湯浅聡子)にご来場いただいた皆様、どうもありがとうございます。そして色々な面で様々なサポートしていただいた皆様、どうもありがとうございます。おかげさまで良いリサイタルとなりました。写真展の方にもたくさんの方にご来場いただき、どうもありがとうございました。

撮影

ヨーロッパで活動しているプロのアーティストの撮影です。日本的なポートレイトではなく、ヨーロッパ的なポートレイトを意識しての撮影でした。そして最も大切なことは、被写体となる人物の個性と魅力を引き出すということ。時間的には短かったものの、お互い楽しく納得いく撮影ができました。ここから例えばイベントやDVD、CDなどいろいろなメディアに広がっていく楽しみもあります。オフショット的なものの一枚です。ありがとうございました。

ASTIA

仕事の写真、特に人物の写真はブログに載せることはあまりありませんが、今回の撮影では個人的に大きな変化があったので一枚だけ。以前、オリンパスのカメラをメインに使用していた時は、人物撮影時、ピクチャースタイルでポートレイトを選択していました。そして富士フイルムのカメラを追加したときの大きな要因の一つがフィルムシミュレーション、クラシッククロームの追加です。これが使用したくて富士フイルムのカメラを導入しました。そしてそのフィルムシミュレーションの中にポートレイト用のASTIAがあります。これにもかなり期待していたのですが、最初に使った時の印象が、色温度の設定などをしても、少し黄色がかった雰囲気で、それはオリンパスのカメラと傾向的には変わらないという印象を受けました。コントラストの調整をして好みの雰囲気で使用しましたが、結局、自分の撮影にはASTIAは合わず、PRO Neg. Hiかクラシッククロームで人物撮影を行っていました。

しかし、今回、ASTIAが黄色がかった色合いならば、金髪が映えるのではと思い、それで撮ってみました。最終的には現像時に変更も可能です。写真を見て非常に驚きました。ASTIAが非常に合っています。試しに別のフィルムシミュレーションにしてみると、印象がかわり、ASTIAの時ほど合っている感がありません。これまでヨーロッパの人を撮ってきましたが、金髪でなかったり、金髪でも肌が白かったりで、現像時に一応試してみてもASTIAの雰囲気には合いませんでした。しかし焼けた肌で金髪の人の場合は、これ以上ないくらいにASTIAが合っています。柔らかさもちょうど良いです。自分の中でようやく正しい扱い方が分かったという感じで、これからは積極的に使っていこうと思いました。何か一つ自分の武器が増えたようにも感じます。今回の撮影でそのように感じましたが、撮影はモデルの方に感謝の連続でした。そのことについてはいずれ書きたいと思います。

撮影

昨日の撮影の最後に雨の中、外で撮りました。リモートでフラッシュを光らせるのですが、最初のテストではすごい光になってしまいました。

撮影

今日は家での撮影でした。今日の撮影は自分にとって挑戦であり、実験であり、確信であって、非常に充実した撮影となりました。色々な相乗効果もあり、これまでにない撮影となりましたが、それらに関してはいずれまた記したいと思います。お疲れ様でした。ありがとうございました。