レストランに

午前中に雨が降ったせいで、緑が濃く感じられ、その中にあるタンポポの綿毛が白く光っているように見えました。

外出先からの帰り、近くのレストランに行きました。昨年後半にオープンしたイタリアンのお店で、前を通る度に気になっていましたが、何となく入りにくい雰囲気がありました。しかし今日は「中庭にオープンテラスがあります」という宣伝に惹かれて入ってみました。

他に客はいなくて貸し切り状態でした。小さなビールを注文。ところでこのお店によるのか店員によるのか分かりませんが、注文した飲み物を適当にテーブルに置くのではなく、座っている右側に置かれました。また他の客がいなかったからかテーブルに何度も足を運ばれ、味付けはどうか、パンのおかわりはどうかとありました。一言で言えばサービスが良いと言えるかもしれません。

昼のメニューは3種類。その中からサーモンのパスタを注文。ところでドイツのイタリアンのお店ではパスタが茹ですぎと感じることがよくあります。これはドイツ人が柔らかめを好むそうで、全般的に柔らかめが多い印象です。そして塩を入れていないのかと感じるほど薄いときがあります。しかしこのお店はどちらかと言えば硬めで味付けも濃いめで、個人的には好みです。

食後にお店の方と話したときに「何日間くらいザールブリュッケンに滞在されますか」「いえ、住んでいます」「てっきり観光客だと思いました」というやりとりがありました。このやりとりから想像できるのは、つまり地元の人はこの店にあまり来ないということかもしれません。私が普段感じている入りづらさを感じる人が多いのかもしれません。しかしサービスも味も良かったので、ここはまた訪れようと思います。