菜の花畑を背にして

前回の続きです。
人物を入れたかった写真ですが、前回のは風景を意識して横構図にしました。
しかし人物の方により物語性を求めるなら
個人的には縦構図の方が好みです。
同じ風景を撮っても人それぞれ何を撮りたいか、何を表したいか
違っていると思うので、そういった点も写真の面白いところだと思います。
そこに二人だけの時間が流れているように感じられました。

琵琶湖

冬山を背に

外出した先で立ち寄りました。
撮影時間は僅か10数分ほどの滞在でした。
この日の天候は曇り。空は分厚い雲で覆われていましたが
訪れたときはちょうど雲の切れ目で明るい光がありました。

琵琶湖

ちょうど右から走ってきた自転車がこの場所で止まりました。
この一枚、ウェブ用では問題ないですが、
例えば出力して額に入れることを意識すると
少し窮屈な構図かも知れません。

琵琶湖

冬山を背にして早咲きの菜の花が咲いています。
観光写真的にはもっと菜の花を見上げるようにして、
そして土手を写さず、菜の花畑のすぐ向こうに
雪山がある構図をよく目にします。
しかしこの日、手前にある菜の花は、奥の方ほど咲いていなくて
見上げるのは難しいものがあり、
何より奥の土手を歩く人物を入れたかったので
この角度で撮影しました。

琵琶湖

現在、菜の花は3割ほど咲いていて見頃は1月下旬から2月下旬と言うことなので
その時期にもう一度訪れようと思います。

気が付けば

琵琶湖

気が付けば既に一月も半分を過ぎようとしています。
2010年の年末、日本に到着してから色々とあって忙しく、
そのまま日付だけが2011年になり、
そして今に至るという印象です。
2010年は私にとって世界が広くなった一年でした。
今年も更に頑張っていきたいと思います。

移動日

全てiPhoneで撮影。
滋賀県内を走る新幹線の窓から撮影。

iPhoneより

こちらも滋賀県内を走る新幹線の窓から撮影。奥に見えるのは伊吹山。

iPhoneより

成田エクスプレスの車窓から。カメラを少し傾けて。

iPhoneより

成田エクスプレスの車窓から。飛行機が見えます。

iPhoneより

成田空港のロビーから。

iPhoneより

表参道にて

日本に一時帰国しているザールブリュッケンの友人たちと表参道で会いました。
ビルの窓や看板に光が当たって明るかったので、
大きな灯籠のシルエットを意識したのですが
通行人が多く、ゆっくりと撮影するのは難しかったです。

表参道

友人が少し遅れてくると言うことで、地下鉄入り口で待っている間に
そこで撮影していました。
ビルに反射する強い光が良い光景を作っています。

表参道

モノクロでも印象的なものになります。

表参道

その後、友人たちと近くのカフェを訪れました。
窓際のテーブルは外の光が眩しかったので
ブラインドを降ろしてもらいました。
その中にも強く、しかし柔らかい光がありました。

表参道

ケーキも美味しく、会話が弾みます。
すぐ横に結婚式場があって、
カフェの周りが式のコースに入っているのか
タキシード姿の新郎とウエディングドレスを着た新婦が
横を歩いていきました。出席者(と思われる人々)だけでなく
カフェに座る人や通行人もその様子を見守っています。

表参道

その後、その近くにある魚を中心に出す居酒屋に行きました。
個室でスポットライトが当たっています。

表参道

普段、ザールブリュッケンで会っている友人と別の街で会うのは
何処か新鮮で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
お店を出たあと、外でドイツにいる友人とiPhoneでテレビ電話をしましたが
画像が乱れることもなく、画質も音質も非常に良く
全く問題なく会話できるのは驚きでした。
日本とドイツの距離が更に近くなったような気がします。

久しぶりのお正月

十数年ぶりに日本で新年を迎えました。
喪中なのでお詣りはしていませんが、用事があって家族で出かけました。
梅の花が咲く頃になると、より情緒ある風景になると思います。

新年

それにしてもこの光景には驚きました。
街中では何度も同じような光景を目にしましたが
家でコタツに入って、みんなで楽しむのは
盛り上がって楽しい時間でした。
こういった正月の過ごし方も楽しいものだと思います。

新年

お正月は快晴で過ごしやすい一日でした。
雲があって空がより高く感じられます。

新年

縁日を楽しむことが出来ました。
私の地元ではお正月にこういったものはなかったので
新鮮でした。

新年

光も印象的です。

新年

少しシャッター速度を遅くしました。
お詣りする人々の流れとじっと動かない警備員を撮ろうと意識しました。
三脚もないのでこれ以上遅いシャッター速度は難しかったのですが
いずれにしても私の目の前も人が通り、人が途切れたその合間に撮影したので
この速度が適当だったと思います。

新年

小さなお堂の中に注ぎ込む光も印象的なものでした。

新年

空を見上げると、青い空に何処か竜を想像させるような
白い飛行機雲が延びています。

新年

ドイツの新年は日付が変わる瞬間に花火が幾つも上がり盛り上がりますが、
1月1日は普通の休日と同じようなもので特に何かがあるわけではありません。
2日からは平常日になります。
やはり日本の正月には独特の雰囲気があります。
街中に鮮やかな色遣いが見られ、おめでたい雰囲気があります。
新たな一年がスタートするといった印象です。
そしてお節料理やお雑煮など
久しぶりに日本のお正月を味わうことが出来ました。
2011年もよろしくお願いいたします。

初打ち合わせ

来年2月27日(日)の

コンサートの打ち合わせです。
ピアニストの方がドイツより日本に戻ってこられました。
打ち合わせと言っても、写真に関しては全て任せていただいているので、
大体どういったコンセプトがあるか、それの説明でした。
レストランでの簡単な打ち合わせ後、古本屋街を歩きました。

冬の景色

そういえば今回のコンサートに関して

フジテレビ アートネット「Classic Concertに行こう!」
に公演情報を掲載していただきました!
ところで今回帰ってきて気が付いたのは「明るさ」です。
ドイツでiPhoneの画面の明るさをちょうど良いように調整していましたが
そのまま日本で見ると非常に暗く感じました。
結局明るさを調整しましたが、他にも同じ意見を聞いたので
日本とドイツでは明るさが違っているのかも知れません。
緯度などにもよるのでしょうか。

12月24日、25日

色々とあった2日間でした。
25日、朝の光景です。
朝の柔らかい日の光が何処か心を落ち着かせます。

朝の景色

階段にあるステンドグラス。
力強さが感じられる光が印象的でした。

朝の景色

日本に到着しました

iPhone からの文章更新です。写真は全てiPhoneで撮影しました。
無事、日本に到着しました。
ドイツではここ数日、大雪の影響で交通機関に遅れ等が出ていたので、
予定より2時間以上早い電車でフランクフルト空港に向かいました。
しかしこの電車は何故か車両が短く、予約していたにもかかわらず
座席のない人が何人もいる状況で、私の座席も予定していた場所とは違って
何故かファミリールームのような所にありました。

ICE

定刻にザールブリュッケンを出ましたが、雪の影響で多くの電車が遅れ、
乗り継ぎの電車も遅れてやって来ました。
そしてこの電車は空港駅に停車することから大きなスーツケースを持った人が多く
座席間の通路やデッキ部分も人で溢れています。
予定より遅れて空港に到着しましたが、それでも余裕が十分にありました。
電車の乗換案内を見ると、本来予約していた電車は約120分の遅れが出ており、
早く出てきたのは正解でした。

ICE

空港ではそれほど雪も見られず、離発着が繰り返されています。
この日は無事に飛ぶようです。
暫くすると飛行機がゲートに到着しました。エアバスA380です。
それを見つけて何人かが写真を撮り始めました。やはり人気があるようです。
ところでこういった写真はいつも難しいと思います。
窓の格子を意識するとカメラの角度を変えた方が良いと思います。
ですが、窓の方に迫ってくる飛行機と座っている女性の足を意識して
この構図にしました。

A380

外を見ていると搭乗が始まる少し前から雪が降り始め、
その後、搭乗が遅れるというアナウンスがありました。
待っている間は特に何もすることが無く
iPhoneのカメラで色々撮影していました。
雪用のブーツです。

ブーツ

搭乗後も飛行機外側の除氷作業があり、
結果、約2時間遅れての離陸となりました。
座席前にあるモニタを見ていると
まるで飛行機から煙が出ているようにも見えます。
緑色のものが羽の上に吹き付けられていました。

モニタ

前日は準備等で一睡も出来なかったので
飛行機では直ぐに寝られるかと思っていましたが思ったほど寝られず、
映画を観たり音楽を聴いてその時間を過ごしました。
映画を観る時以外は外の模様を映すモニタを見ていました。

今年の夏の帰国時に見ていた光景と同じです。
3台のカメラがあり、
飛行機の真下、真横、垂直尾翼上部からの映像を選んで見ることができます。
しかしずっと真っ暗です。暫くすると地平線の向こうの方が明るくなり、
飛行機の両翼のシルエットが浮かび上がりました。

モニタ

一刻一刻明るさが変化していきます。夜明けです。
この時間、撮影が楽しく、眠さを忘れて何枚も撮影しました。

モニタ

モニタ

中でもモノクロが印象的です。

モニタ

真っ正面に陽があります。iPhoneのアプリが光のある光景を
より幻想的なものにします。

モニタ

翌日ニュースを見ると出発前日と翌日は大雪で
多くの飛行機が欠航になったとありました。
この日に日本に向けて飛べたのは本当に良かったことでした。
日本は想像した以上に暖かく感じられます。