空の色

撮影に向かうときに教会と青空が綺麗だったので、立ち止まって撮影しました。

ザールブリュッケン

青空といえば、オリンパスのカメラを使っている人の間には
オリンパスブルーという言葉があります。
これはオリンパスが以前にコダック社のCCDセンサーを使用しており、
その発色が独特でコダックブルーと呼ばれたことにあります。
その後、コダック社製のCCDセンサーではなく他社のCMOSセンサーに変わり
同時にコダックブルーという言葉もオリンパスブルーに変わっていきました。
そのコダックブルーで有名な機種の一つがフォーサーズマウント初号機E-1です。
10年以上前のカメラで僅か500万画素しかありません。
しかし個人的な印象としてはA2まで伸ばせると思いました。
解像感は少なくても粘りがあるといった感じでしょうか。
特にRAWではそうです。JPEGでは非常にあっさりとした画ですが
RAW現像時に少し設定を変更すると、こってりとした画に変化します。
その独特さもあって、まだ手元にありますが最近は出番がほとんどありません。
今日撮影した青空の写真を見て、コダックブルーと呼ばれた空を撮影したくなりました。

カメラ

カフェに

今日は少し時間があったのでカフェに行きました。
落ち着いた雰囲気があって、少し苦めのコーヒーがあるので、お気に入りのお店の一つです。
アートフィルターのヴィンテージで撮影。
今日は持っていませんでしたが、オールドレンズで絞り開放だと雰囲気が出ると思います。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

柿色

朝の早い時間に撮影の下見に行きましたが、撮影する時と同じ時間を意識して行きました。

ザールブリュッケン

その帰り、カメラの設定を少し変更して撮影。
ピクチャーモードを、発色などを抑え気味なフラットにして
コントラストも低め、彩度は高めに、ホワイトバランスは曇りに変更しました。
すると黄色が強くなり、柿色のような印象になります。
上の写真はナチュラルでノーマルな設定です。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

真っ白ですが、空を撮りました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

普段使うには抵抗がある設定ですが
時には使えるように思います。
デジカメは色々な引き出しがあるのが良いですね。

赤外撮影

この夏、日本で撮影した写真です。
京都で街中を歩いたときはカメラをモノクロモードにして撮っていました。
RAW現像時にカラーにしますが、何枚かはそのままモノクロにもしました。
カラーの写真をモノクロにするときは単純に彩度を落とすのではなく
各々の色を調整してモノクロにします。

京都

上の写真は8月下旬に撮影した一枚ですが、
まるで雪が降り積もっているようにも見えます。
赤外撮影風にモノクロ化しました。
モノクロにするときにイエローとグリーンを明るくして
全体の明るさは露出とコントラストで、
白くなった箇所はハイライトで調整しました。
IRフィルターも鞄に入れていましたが
撮影したときは赤外撮影しようとは考えていませんでした。
オリジナルの写真はこちらです。

京都

今は撮影してRAW現像する時など色々と写真設定の変更することが多くなっています。
そこにデジタル写真の面白さ、難しさ、奥深さがあるかもしれません。

京都

時間があるときに日本、特に京都で撮影した写真のRAW現像をしています。
撮影は基本的にRAW+JPEGですが、カメラのモノクロモードで撮っているものは
カラー、モノクロの両方で現像しています。
少し作業が進みました。

京都

京都

京都

京都

最後2枚は魚眼レンズを使ってスローシャッターで撮影しています。
その後者は歩きながら撮影しました。
多くの人がいたので、普段とは違う撮り方を試してみました。
観光的な綺麗な写真が撮れれば良いですが、
色々な条件、例えば季節や天候、光のことやそこにいる人々、
それらによって、逆に観光的ではない写真が撮れると思います。
そこにその撮影者ならではの目線があるような気がします。

AF

オリンパスのOM-D E-M5 mark IIというカメラを使っています。
これまでオリンパスのカメラを何台も使っていますが
このカメラが体感的に最もAF(オートフォーカス)の精度が良くない気がします。
2台使っていますが、どちらも同じような傾向があるように感じます。
特にポートレイト撮影の時に合焦している(ように見える)にもかかわらず
写真ではピントが後ろに抜けています。
AFモードで普通のターゲット、スモールターゲット、顔認識、瞳検出など
様々な方法を試しましたが満足行く結果は得られません。
そこでAF+MFに切り替え、一度AFでピントを合わせてから
MFで細かく合わせる方法にしました。
カメラ前面のプレビューボタンにフォーカスピーキングを割り当てて
画面を拡大させてピントを合わせます。
これで撮影するとピントの合う率は高くなりましたが
撮影するテンポが悪くなりました。
そこでスーパースポットAFを試しました。
ライブビュー画面を拡大表示して、その中心部のピントを合わせる方法です。
拡大したい場所、倍率は自分の方で選択できます。
撮影する時はまず構図を意識して、拡大させたい場所を拡大させて
そこでAFを合わせます。結果、ピントの合う率も高く、テンポも悪くありません。
ですが、拡大させるために拡大ボタンを一度押す(この時点では拡大する場所の枠が表示されるだけ)、
場所を移動させてから実際に拡大するために再度ボタンを押す、
ピントを合わせてからそれを解除するためにもう一度ボタンを押すという作業があって
MFに比べて撮影テンポは悪くないものの、特に良いというわけでもありません。
そこで拡大倍率を予め設定で上げておき、枠を表示させたときに
拡大はさせずにそのままピントを合わせる方法にしてみました。
スモールターゲットのように使います。
すると作業が少ないのでテンポも良くなり、精度も上がりました。
今回の撮影ではそれが上手くいきました。

ポートレイト

暫くこの方法でポートレイトを撮っていこうと思います。
このカメラは特に形や大きさ、指の掛かり具合だけでなく
静音モードや1/8000秒のシャッターなど気に入っている点も多いので
良き相棒として大切に使っていきたいと思います。

帰国準備

今年の一時帰国は最後まで予定が詰まっており、
のんびりと過ごすことは出来ませんでしたが、それでもどこかゆっくりとした気持ちがあります。
忙しくて会いたい人に連絡できなかったのは残念ですが
有意義な時間を過ごせました。
家族でカフェに行きました。近江富士(三上山)の近くにあります。
青空と緑が美しいです。

滋賀

このカフェはコーヒーの種類が多く、またケーキも美味しいです。

滋賀

モンブランを注文。コクのあるコーヒーと良く合います。

ケーキ

ここまでiPhoneで撮影。
今回の一時帰国のメインイベントはなんといっても写真展です。
多くの方にご来場いただき、嬉しかったです。
その写真展を始め、滞在中お世話になった皆様、どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
またこの夏も色々と写真を使っていただきました。
チラシやプログラムなどです。
どうもありがとうございました。

写真

ところでこの帰国中、食べる量、お酒などを飲む量は変わっていないと思いますが、体重の変化がありました。
最初の1週間は写真展もあって、心身共に忙しかったためか、ほとんど増えませんでしたが
後半の方は別の忙しさでPCに向かうことが多くなり、動くことが少なくなりました。
結果、大きく体重増です。
またiPhone内にある万歩計のアプリを見てみると
この滞在期間中に1万歩以上歩いたのは、僅か5日だけです。
毎年の夏も同じように体重が増えますが
身体を動かすことによって冬に向けて徐々に体重が減っていきます。
自分が動けばそれだけ体重も減るので楽しさもあります。
しかしいずれにしても体重が増えたのは
それだけ充実していたことの表れだと思います。
お世話になった皆様、どうもありがとうございました。
また来年の夏を楽しみにしています!

東京大神宮へ

久しぶりの外出です。
12日に関東に来てからお墓参りなど家族イベント以外で外出するのは今日が初めてです。
毎日部屋にこもっての作業が続いていました。
それもようやく一息ついたので、夏の一時帰国時に毎年お参りしている東京大神宮へ行きました。
広角レンズにアートフィルターです。

東京

東京

東京

東京

東京

東京

東京

それほど暑くなかったものの湿度が高い一日でした。
真っ黒な雲が遠くに見えたので
寄ろうと思っていた場所にも立ち寄らず家に戻りました。

空港

フランクフルト空港には予定よりも早く到着しました。
国際線は3時間前までに、というのが一般的ですが
約5時間前に空港に着きました。
チェックインはオンラインで済ますので荷物を預けるだけです。
軽く朝食を食べてから出国手続きをして
手荷物検査場を通りました。毎回、ここで止められます。
毎回なので自分の中にはそれも一つの手続きといった感があります。
別室に案内され、手荷物の一つが検査されます。
おそらく爆発物検査のようなもので、カメラやレンズを持っている人は
止められることがあるようです。
今までもカメラやレンズ、傘などがチェックされました。
問題なく通過です。
搭乗ゲートに着きましたが、時間に余裕があるので
先日購入したズームレンズで飛行機を撮りました。

フランクフルト

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

流し撮りをしたり、露光間ズームで遊んだり。

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

フランクフルト空港

ところで搭乗時間になっても搭乗開始にはなりませんでした。
どうやらオーバーブッキングが何件もあったようです。
原因は分かりませんが、多くの人がそこにはいました。
目立っていたのはヨーロッパのボーイスカウトの集団です。
みんなで声を揃えて歌ったりしています。
調べてみると、44年ぶりに日本で世界最大のボーイスカウトの大会、
「世界スカウトジャンボリー」が山口で開催されるということ。
そのためか周りにはボーイスカウトの集団が幾つもありました。
ドイツだけでなく、フィンランドやポーランドの人たちもいます。
関西空港行きの飛行機なので、関西のツアーの人が多く
関西弁が飛び交っていましたが、
そこにドイツ語のボーイスカウトの大きな声が混じっているのは
少し異様な光景のようにも見えました。
オーバーブッキングの方は、アナウンスで別便でも大丈夫な人を募っていました。
ソウル経由で関西に向かうことになり、またいくらかお金も支払われると
アナウンスされていました。
定刻より少し遅れて離陸しました。
飛行機内は一杯でしたが、ボーイスカウトの集団も
思った以上に静かで、想像したよりも比較的快適な空の旅でした。
途中、一度ネットに繋げてみましたが、
残念ながらほとんど繋がりませんでした。

フランクフルト空港

飛行機の方はそれほど揺れることもなく、時間よりも早くに到着。
午前5時過ぎにザールブリュッケンの家を出て
翌日午後2時頃に滋賀に到着です。長旅でした。

パーティー

友人の定年及び引っ越しお別れパーティーに行きました。
会場は市内ですが、誰も知らないような場所にある養蜂施設。
街中よりも気温が低く、少し涼しさを感じます。
森の入り口から徒歩で行きました。

ザールブリュッケン

途中、普段あまり目にしない車が走っていきました。
ちょうど草を刈ったところでしょうか、草の香りが辺り一面に広がっていきました。

ザールブリュッケン

養蜂施設の入り口。小さな庭といった感じです。

ザールブリュッケン

森からここに来る道だけでなく、この施設にも照明がありません。
パーティーは日没までということでした。

ザールブリュッケン

炭火で焼くグリルです。アルミホイルに包まれた魚を焼いています。

ザールブリュッケン

参加者は何か一品を持って参加します。
スイカやお寿司、鶏肉や数種類のサラダがありました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

お肉を焼いています。

ザールブリュッケン

パーティーの雰囲気。こういったパーティーは時間が決まっているわけではなく
適当に来て適当に帰るといった感じでしょうか。

ザールブリュッケン

午後8時半頃会場を後にすることに。非常にのどかな場所です。

ザールブリュッケン

夕陽が眩しいです。

ザールブリュッケン

ちょうど夕焼け空が広がっていました。
こういった自然が作り出す美しい風景を目にすると嬉しくなります。

ザールブリュッケン

ところで今回のパーティーは一部持ち寄りだったので
ソーセージをパイ生地で包んだもの以外に
抹茶のガトーショコラ、みかん(缶詰)のマフィンを焼いていきました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ところでこのパーティーで主役の彼にプレゼントを渡しました。
一冊のフォトブックです。奥様のアイデアで1年以上、音楽家の彼を撮り続けて
それを本にまとめました。彼は今年が定年だったので
その最後の一年をまとめました。その際、多くの人にご協力をいただきました。
またその計画も本人に全く気付かれることなく進められました。
色々な方のおかげで無事撮影でき、本として完成。私も非常に嬉しいです。
そして何よりその本を手渡したときに驚き、喜んでくれたことが非常に嬉しいです。
写真の持つ素敵な何か、それを改めて感じました。
ありがとうございました。お疲れ様でした。末永くお幸せに!