前回の記事の続きです。
ロープウェイに乗ってニーダーヴァルト記念碑からリューデスハイムの街に戻りました。
街中では眩しい石畳が待っていました。
夕刻時、カフェで休憩することに。
この日もいつもながら全員がカメラを持っています。
そしてお互い撮り合っています。
私はこの日、カメラ一台に35mm版換算で28-108mmの標準ズームレンズを中心に用い、
同22-44mmの広角ズームレンズ、同100mmの単焦点レンズを持って行きました。
友人のカメラ。格好いいです。
彼はこのカメラと単焦点レンズを付けた一眼レフの2台で撮影していました。
その後、車で移動しました。
リューデスハイムの近くにある丘の上にお城があります。
斜面に面した側にはブドウ畑が広がっています。
その向こうには集落や僅かですがライン川が見えます。
ここはそれほど高くない場所なのかも知れません。
そのお城の中に教会があるのが見えました。
開いているかどうかも分からずそちらに向かうと、入り口ドアが開いていました。
中に入るとパイプオルガンの音が静けさの中に響いています。
しかしそれは録音された音が流れているようでした。
私たち以外、他には誰もいなくて静かな空間です。
パイプオルガンの音が鳴っていても礼拝堂の中は静かで
カメラのシャッター音も反響していました。
シンプルな礼拝堂でしたが、高い天井が印象的です。
内陣横からは夕陽が差し込んできているのが見えました。
こういう光はすごく好きです。
礼拝堂の中は外よりも数度気温が低いと思われます。
石の空間は冷たく感じられますが、
マリア像やそのそばにある明かりの点いたロウソクを見ると
どこか温かいものが感じられます。
その後、教会をあとにして、友人の運転する車でザールブリュッケンに戻りました。
帰りはフェリーを使わずアウトバーンを回って帰ります。
それほど時間もかからず家に戻ってきました。
今回も色々とお世話になった友人たちには感謝!です。
春らしい風景を楽しむことが出来、有意義な時間でした。
リューデスハイムへの日記はこれで終わりです。