ザールラント州立劇場新シーズン 2

前日に続いてコングレスハレでのシンフォニーコンサートに行きました。
プログラムやソリストなど全て前日と同じです。
午後8時の開演前のホール前ですが今日もシーズン最初の
華やかな雰囲気はありません。この日は晴れています。
影が非常に長いです。

コングレスハレ

前日は午前中のマチネ公演だったので指揮者やオーケストラの人たち、
特に男性はスーツなどでしたが、この日は夜の公演だったので燕尾服でした。
コンサートといえばこちらの方が雰囲気に合うような気がします。
この日の演奏は良くも悪くも前日と違う演奏でした。
天候や座席の場所だけでなく観客やホール内の雰囲気も違うので、
単純に比較することは出来ませんが
印象的には前日が「アイーダ」で、この日が「トゥーランドット」といった
感じでしょうか。2日目のこの日の方がテンポもゆっくりとして重く
よりレクイエム的な演奏だったと思います。
1日目と2日目で演奏が違うのが指揮者カミオカの面白い点かも知れません。

シンフォニーコンサート

2日間とも聴いた人たちと話しました。
どちらの日の演奏が好みかという点では
1日目と言う人も2日目という人もいました。
人それぞれ好みがあるので違った感想になるのは面白いです。
いずれにしても両日とも聴けたのは幸せなことだと思います。
ヴェルディ「レクイエム」は個人的に最も好きな音楽作品の一つなので
2日間聴くことが出来、しかも違った演奏を聴けたのは本当に良かったです。
今シーズンは始まったばかりですが様々な演目、今から楽しみです。