オペラを観に

最高気温19度でそれほど寒くはないですが
雨が降ったり、晴れたりを繰り返して慌ただしく天候が変わる一日でした。

ザールブリュッケン

今日はザールラント州立劇場オペラ部門の新シーズンプレミエです。
演目はモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(1787年作曲)。
19時30分開演の少し前に劇場に着きました。
夕方になり少し肌寒かったからか劇場の外にいる人の数は僅かですが
入ったところでは移動するのが大変なほど人で一杯でした。
劇場に入って直ぐ正面に飲み物を売っているカウンターがあります。
開演前はシャンパンやビールを飲んでいる人の姿も見られますが
買い求めるために並ぶ人、買って移動する人だけでなく
劇場に入ってきた人で大渋滞のようになります。
良く言えば熱気があるように感じられる場所です。
今日は新シーズン最初の演目とあって観客の方も正装率が高いように感じられます。

ザールブリュッケン

ところで今日のオペラの方はプレミエ的な盛り上がりがあったと思います。
この作品に限らず、一つの演目には色々な人が関わっており
言ってみればそれだけ色々な視点、見方があります。
物作りにおいてそういった多様性の存在を意識すること、
自分の視点を通すこと、そういったことを考えた公演でした。