異常

今年はキノコをよく目にします。
ザールブリュッケン市内だけでなく、先日訪れたブリースカステルでも同じくです。
数日前に撮影の下見に訪れた市内の場所でも、驚くほど多くのキノコが生えていました。
思わず写真に撮っていると、ご婦人に声を掛けられました。
何十年もその近くに住んでいて、このようなキノコの大量発生を見るのは初めてということ。
これらが食べられるのか、何故今年はここまで異常なほどに発生しているのか、
もしかすると何か、例えば土壌の問題、水や空気の問題、知らないだけで
何かが起こっているのかもしれないといった話になりました。
明らかに毒キノコもあります。例年には見られない少し異常な光景です。

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ

zuiko 50mm F2.0 macro

先日も書きましたが、オリンパスのフォーサーズマウントのレンズ
50mm F2.0 macroですが、それをOM-D E-M5 Mark II に着けて撮ると
想像した以上に使いやすく感じられます。これまでマイクロフォーサーズのカメラに
アダプターを付けてフォーサーズのレンズを着けても
オートフォーカスは動作しますが、その速度も遅く、また何度も迷うので
あまり実用的ではありませんでした。AFの方式が違っているためです。
OM-DでもE-M1はそのAFをサポートしていますが
それ以外のOM-DやPENシリーズはサポートしていません。
マイクロフォーサーズのカメラで使う際は
ピントを予め置いたり、マニュアルフォーカスで撮っていましたが
AF方式が違うにもかかわらず、E-M5 Mark IIでは以前よりも
かなり早くピントが合います。人それぞれ体感的なものは違うと思いますが
個人的には静物に関していえばそれほど問題ないような気がします。
夕方の街を歩いてみました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

問題はスーパースポットAFが動作しないこと。
ポートレイト撮影の時は非常に役立つ機能です。
それでもこのレンズはマクロレンズで寄れるので役立つレンズの一本です。

友人宅にて

友人宅にてカメラの話題で大いに盛り上がりました。
非常に美味しい手作りのカレーに、ビール、ゼクト、ワインと続きました。

カメラ

「真夜中のドライブで迷子になってしまい、草原で見知らぬ大きな教会を発見して、
ここはどこ?と話しながら、月の光を受けて輝く友人の車を撮影。」
といったストーリーを話しながら撮影しました。

ザールブリュッケン

実際日付が変わってから遊んでいました。
遠くから見るとこのような感じです。
レゴで教会を作って、教会とミニカーを絨毯の上に置き、草原をイメージさせました。
月の明かりはPCのモニタです。

ザールブリュッケン

背景をつけて撮影もしました。
明るく光っているのはPCのモニタです。
モニタと背景紙の間にレゴを挟んで明るさを調整しています。

ザールブリュッケン

久しぶりに遊んだレゴは懐かしさもありましたが
それ以上に難しく感じました。これは非常に奥が深いです。
そしてそれを元にストーリーを作って撮影する。
想像力がかき立てられて非常に楽しい時間でした。
次は別のものに挑戦したいと思っています。

ブリースカステル

前回の続きです。
ブリースカステル城の庭園を歩いています。

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル

坂道を下りて街中に戻って来ました。

ブリースカステル

小さな街ですが歴史が感じられます。

ブリースカステル

マンホールも景観に配慮しています。

ブリースカステル

正面奥にある高台の上には、かつてブリースカステル城が立っていました。
旧市街地の建物の高さが高くないので、
今でもそれを感じられるのは素晴らしいことだと思います。

ブリースカステル

日が暮れて、少し寒くなってきたので、そろそろ戻ることに。

ブリースカステル

駐車場に戻り、ブリースカステルをあとにしました。
ブリースカステルは小さな街ですが、歴史を大切しているのが感じられます。
こういった街ほど郷土愛的な意識や気持ちが育ちやすいと思われます。
街の将来や未来を意識すれば、自分たちのルーツ、
つまり過去に目を向ける必要があり、それを大切にする必要があります。
ブリースカステルを少し歩いてみて
そういった未来を見た上での歴史に対する意識のようなものが感じられました。

ブリースカステル

夕方、友人と一緒に少し外出することに。
友人が運転する車でアウトバーンで東に向かいました。

ザールブリュッケン

黄葉が綺麗です。

ザールブリュッケン

ザンクト・インクベルトの出口を出て、
適当に道なりに走って行きました。

ザールブリュッケン

目的もなく暫く走っていると、「旧市街地」と書かれた標識が出てきたので
その旧市街地に向かってみることに。
すると到着したのはブリースカステル。
ザールブリュッケンからは東に約25キロ、人口2万人の小さな街です。
何度か訪れたことはありますが、散歩で訪れたのは初めてです。
車を降りて散策を始めました。
旧市街地から続く坂を上った先にはかつてブリースカステル城というお城がありました。
残念ながら当時のブリースカステル城の建物はフランス革命の際に
破壊されたのでほとんど残っていません。
現在はその付属教会などがあります。
そちらを目指して石畳の坂道を上っていきました。

ブリースカステル

季節が感じられます。

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル城付属教会に到着。

ブリースカステル

ブリースカステル

中に入ってみると、ちょうどコンサートが始まる前だったので引き返して外に出ました。

ブリースカステル

その教会の一段下には庭園があるのでそちらに行くことに。

ブリースカステル

ブリースカステル

ブリースカステル

この右側の一段高くなった箇所には土台が幾つか並んでいますが
ここに建物があったのが分かります。

ブリースカステル

可愛い花が咲いています。

ブリースカステル

城郭らしい雰囲気があります。
この辺りは散歩をしている人もいなくて非常にひっそりとしています。

ブリースカステル

その直ぐ側に両大戦の戦没兵士慰霊碑及び名誉墓地がありました。
それ故、ひっそりとしていたのかもしれません。

ブリースカステル

続きます。

黄葉

今日の午後は久しぶりに時間的に余裕があったので近くを散歩しました。
気温も15度を超えており、歩けば少し暑さを感じるような天候です。
青空と陽の光が黄葉を綺麗に演出しています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

陽の光を受けて黄色がより強く輝いているように見えます。
今年は例年より寒くなるのが早いように感じられ
感覚的に秋が短く、一瞬で終わったような気がしていましたが
こういった景色を目にすると秋はまだそこにあるようです。
寒い、暑いを繰り返し、逆に長い秋になるかもしれません。

エルツ城

前回の続きです。
エルツ城のツアーに参加し、中庭に戻って来て
そろそろ戻ることにしました。
しかしちょうど夕日が黄葉を照らし始めて
山の葉っぱが輝いているように見えました。

エルツ城

こういった機会はそう簡単に訪れるものではないので
城の下の方に降りてみることにしました。
階段を下りていきます。

エルツ城

エルツ城

エルツ城が急な斜面の上に建てられているのが分かります。

エルツ城

エルツ城の下に流れる川周辺を少し歩いた後に
駐車場に戻り、そこからモーゼル川沿いのコッヘムへと向かいました。
コッヘムに到着したのは夕方。
少し街の散策をしてからワインを飲みに行くことにしました。
このお店のモーゼルワインは非常に美味しく
コッヘムに来たときは毎回立ち寄っています。
少し飲んだあとに撮影。

コッヘム

通りに面しており、高い椅子に座って飲むオープンバーになっています。

コッヘム

コッヘム

エルツ城で歴史を感じ、綺麗な風景に触れて
コッヘムで友人と美味しいワインを飲む。
非常に幸せな時間です。どうもありがとうございました。

エルツ城

前回の続きです。
エルツ城の建物内に入りましたが、一般的に無料で入れるのは中庭だけで
建物内はツアー(有料)で回れるようになっています。
このツアーに参加しましたが、これは非常に素晴らしいものでした。
写真撮影は禁止されていたので写真はありません。
この城(砦)は12世紀に築城され、その後、改築を繰り返し現在に至っています。
建物内の部屋には昔のまま残されているものがあり、
当時の面影を現在に伝えています。
ところでドイツには国宝がありません。
というのは、文化関連の最高決定機関が州なので
言ってみれば州宝というものはあっても、国宝はありません。
「国立」と日本語訳されているものも、それぞれの州が
当時は王国や選帝侯国だった時の名残でその名前が付いていますが
現在はいずれも「州立」です。
もしドイツに国宝というものがあれば、このエルツ城は間違いなく
国宝になっていたかもしれません。
当時の生活ぶりが分かる部屋などを回って
友人と「これはすごい」と何度も言い合っていました。
中庭へ続く階段。
このすり減り具合が800年以上の
歴史を物語っているかもしれません。

エルツ城

エルツ城中庭。

エルツ城

改築増築を繰り返しているのが感じられます。

エルツ城

様々な装飾など。

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城

エルツ城の中庭を見た後にツアーに参加して、別の扉から中庭に戻ってきました。
続きます。

エルツ城

前回の続きです。
森を抜けてエルツ城の前に到着です。
そこに案内板が立っていました。そういえばハッツェンポルトで食事をしたときに
お店の方がモーゼルケルンから歩いて行くことが出来ると仰っておられました。
この案内板によると5キロなのでハイキングなどには良いかもしれません。

エルツ城

エルツ城の正面です。

エルツ城

橋のような一本道を通り、門の前まで来ました。
かなり複雑な建築だと分かります。

エルツ城

城の下は大きな岩のようになっています。

エルツ城

この岩の上に城を建てたようです。

エルツ城

城内にある櫓。現在はレストランになっています。
城内にあるレストランは上と下と分かれていますが
ほとんどが屋根のない場所になっています。
値段が分からないので、ハッツェンポルトで食べましたが
城内のレストランは種類が多くないものの
料金的にはそれほど変わりませんでした。
モーゼル川沿いも城内もどちらも観光地なので
若干、普通よりは高めかもしれません。

エルツ城

エルツ城

エルツ城

いよいよエルツ城の建物内に入ります。
どのようになっているか楽しみです。
続きます。