アルト・ザールブリュッケンのクリスマスマルクト

クリスマス期間(アドヴェント)の第一週末である土日、今年は12月2日と3日ですが、アルト・ザールブリュッケン地区で2日間だけのクリスマスマルクトが開催されます。私は今年、土曜日は行けなくて日曜日に行く予定にしていましたが、急遽時間が出来て土曜日の午後に回ることが出来ました。

これまでは曇りか雪、雨の時もありましたが、今年は気持ち良く晴れています。

始まって間もない時間だったので空いています。混むのは夕方からです。

色々な屋台を見て回りました。

味付け豚肉を焼いたシュヴェンカーというザールラント料理を食べました。

甘いものも売られています。

右に「フォイアーツァンゲンボウレ」と書かれた看板が見えます。ホットパンチの一種でアルコール度数54パーセント以上のラム酒を使います。その中に柑橘系を入れて砂糖に火を付けます。

大きな鍋でフォイアーツァンゲンボウレを作っています。白い塊は砂糖です。

一つ注文しました。アルコールは飛んでいて、ラム酒という感覚はあまりありませんが柑橘系が効いていて美味しいです。

小さな看板がありました。その中に入ると中庭のようです。今年はじめて出たお店かもしれません。

地下室に降りていく階段の向こうにはカフェがありました。お店の方に聞くとこのクリスマスマルクトの2日間だけの営業ということ。雰囲気があるだけに少し残念です。

クリスマスマルクトを見て回ります。スタンドの数は200軒以上。ザールブリュッケンの街中のクリスマスマルクトが約80、ミュンヘンが150、ドイツで最も大きくて有名なニュルンベルクのクリスマスマルクトは180なので、規模的にはそれ以上のものがあります。といっても他のは常設であるのに対し、アルト・ザールブリュッケンは2日間だけで仮設のような店舗なので、単純に比較は出来ませんが。

ザールブリュッケン城の前も人がいますが、いつもよりは少なく感じられます。

気持ちの良い青空です。アルト・ザールブリュッケンのクリスマスマルクトで青空になるのは、もしかすると非常に珍しいかもしれません。

毎年このお店でグリューヴァインを飲みます。今年も注文しました。

太陽が眩しいです。気温は3度となっています。

旧市庁舎方面を望んで。

豚肉を揚げて差したものを注文しました。日本人の友人がこれを持って帰ってカツ丼にすると言っていましたが、まさしくそのような味です。さくさくして美味しいです。

その後、暖かいココアを飲みました。

背中の犬が可愛いです。

アルト・ザールブリュッケンのクリスマスマルクトとザールブリュッケンのクリスマスマルクトは橋で結ばれていますが、毎年午後4時以降は通行止めになり、他の橋を渡らなければなりません。午後4時前なので通れました。気持ち良い青空の下、アルト・ザールブリュッケンのクリスマスマルクトを楽しむことが出来ました。

夕方、ザールブリュッケンのクリスマスマルクトに行きました。多くの人は2日間限定のアルト・ザールブリュッケンのクリスマスマルクトに行っていて、こちらは空いていると思いましたが、思った以上の人がいます。

その後、遠回りしてアルト・ザールブリュッケンのクリスマスマルクトに行きました。会場に着くと、友人から今日のオペラのチケットが余っていて一緒に行ける人を探していると電話があり、直ぐに街中に戻りました。今回のオペラはテレビでも放送されるようでカメラが数台入っていましたが、盛り上がった良い公演でした。