前回の続きです。
ダイデスハイムの街の中心の通りですが、
小さな街としては予想した以上の人が歩いているように思います。
何も知らずに街を訪れたのですが、この日はワインフェストが開催されていました。
お祭りそのものは何日間か開催されているようです。
街の旗が掲げられて人も多いです。
移動遊園地もあり観覧車も出ています。
焼かれているお肉
お肉を切る人
このような仮設のものが幾つもたてられており何処も人が一杯です。
良く目にする看板。ショルレとありますが白ワインと赤ワインの炭酸割りです。
ザールブリュッケンにもありますが、ここまで一般的に目にするものではありません。
ワインの産地らしいものかもしれません。
赤を注文。夕陽の光を受けて綺麗に輝いています。
ダンプフヌーデルン。一般的に知られているものとは違っています。
普通は、あんまんや肉まんのような生地で丸くふんわりとしたパンのようなお菓子で
お皿に入れて上からバニラソースなどをかけて食します。
しかしここではそれが裏がえったような、しかも焦げが着いているパンです。
焦げを除くと味は一般的なものとそう変わりませんでしたが
地域によって独特の味わい方があるのは面白いです。
もしかしてこちらの方がワインには合うのかも知れません。
作り物かと思ったのですが本物です。
最初はフォトテクニック博物館だけ訪れるのが目的でしたが
偶然、お祭りを楽しむことが出来ました。
調べてみるとこの時期にワインフェストを行っている街や村は多いようです。
これが終わるとぶどうの収穫時期になるのかも知れません。
そう思うとこのお祭りも伝統あるものかもしれません。
その街その街、独特の文化や伝統があって
今もそれらを楽しめるのは良いですね。