写真展最終日

今日8月2日(月)は個展の最終日です。
わずか9日間でしたが、短くもあり長いようでもあった期間でした。
今日は午後5時から撤収しなければなりません。
毎日午後5時以降が最も来場者の数が多い時間帯だったので
少し残念な気もしました。
写真は地下鉄改札口近くにある写真展の案内

写真展の案内

最終日も多くの方々にご来場いただき、本当に嬉しい一日でした。
フォトパス会員の方が新幹線を使って
遠くからこのためだけに来てくださったことは本当に嬉しいことでした。
また先日

フォトパス感謝祭でお会いした
写真家・北奥耕一郎先生が奥様や生徒さん方とご一緒に足を運んでくださり
感謝感謝の連続でした。
最終日には、最後にもう一度作品を観たいという方が何人か来られ、
本当に嬉しい一日でした。
もちろんいつの日でも暑い中、天候が悪い中、お忙しい中、
時間を作って会場に足を運んでいただけるのは言葉で表せないほどに嬉しいものでした。
しかし最終日は、この日が今回の個展の最終日と言うことで
少し感傷的な気持ちがあったのかもしれません。
今回の写真展は家族やポルタの方々、多くの人々の支えがあって出来ました。
会場は駅前にあり本当に良い場所を使わせていただいたと思います。
そのきっかけを作ってくださった京人形師の關原紫光さんや
写真家・橋本健次先生にも本当に感謝です。
そして会場に足を運んでくださった全ての方に直接お礼を伝えたい気持ちで一杯です。
9日間の期間中、約900人の方にご来場いただきました。
ご来場くださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
午後5時前にはポルタの方が撤収作業に入るためギャラリーに来られました。
5時直前に最後のお客さんがお見えになりました。
この方は毎日、9日間、最終日は2度も足を運んでくださった方で
最終日になってようやくお名前を伺うことが出来ました。
全ての作品の前で足を止め、ブック全ページに目を通されてから出て行かれます。
もしかするとご近所の方で散歩コースになっているのかもしれませんが
足を運んでいただけるのは嬉しい限りです。
撤収作業と平行して次の展示の準備が始められました。
額を展示する作業はされていませんが、ポスターなどの付け替えです。
私の額を外してビニール袋へ入れ、箱へ仕舞う作業は
家族やポルタの方などで約20分ほどで済みました。
あっと言う間に片付けが終わったという感じです。
それを搬送用のワゴンに乗せて駐車場まで持って行きます。
その間もポルタ内の館内放送では「山本英人写真展のお知らせです」と
女性の声でアナウンスされています。それが不思議な気持ちでした。
そういえばそのアナウンスも期間最初の方は「7月25日から8月2日まで」と
アナウンスされていましたが、終了間際には「8月2日まで」となっており、
途中で変えられたのが分かります。見えないところでそれだけ
多くの方が動いておられると言うことでしょうか。
写真展では、本当に多くの方にお世話になりました。
本当にどうもありがとうございました。
次回の個展はまだ決まっておりませんが、来年の帰国時期にあわせて
どこかで開催したいと考えております。今回の個展では可能な限り会場にいるようにし、
多くの方から直にご意見・ご感想をいただけたのは本当に有り難く嬉しいことでした。
写真を通して色々な方と少しでもお話しできるのは、やはり嬉しいことです。
写真に関してもまだまだ勉強・経験しなければならないことは多いですが
次の個展では、今回の経験を活かしてさらに頑張りたいと思います。
また皆様とお会いできるのを心より楽しみにしております。
この度は本当にどうもありがとうございました。

カメラに対する愛着

今回の写真展では

アーテファクトリー様に本当に綺麗に出力していただきました。
ドイツと日本、実物ではなく、ネットを通してのやりとりということもあって
不安な面もありましたが、おそらく私以上に担当の方が不安を持っておられたかもしれません。
何度もやりとりさせていただいたおかげで本当に満足行くものに
仕上げていただき感謝でした。
以前も書きましたが、個展を訪れてくださった何人かの方から
どちらで出力されましたかという質問を受けました。
そして質問された方の多くが、これはポジですか?ということも聞かれました。
デジタルだとお答えすると、出力の綺麗さにみなさん驚かれます。
本当に綺麗に出力していただきました。
また使用しているカメラに対する質問もありました。
何人かの方からは中判カメラで撮影されたものですかといったものもありました。
私が使用しているのは一般的に販売されているものですが、
言い換えればそれだけ、一般的なデジタルカメラの性能が上がっているのかもしれません。
今回の個展の作品撮影で使用したカメラの画素数は1000万画素以上のものが中心でしたが
500万画素のカメラで撮影された作品も3点ありました。
顔を近づけるて見ると画素数の差は出てくると思いますが
作品から数10センチ離れて見ると、私はそれほど気にならないように思いました。
またそれは作品のテーマにもよるのかもしれません。
風景などは高詳細の方が良いと思いますが、光をテーマにした場合
重要なのは詳細さではなくて、光なので、今のでも十分だと感じました。
(因みに今回の画像の大きさは全てA2で 609 x 435mm、額が793 x 611mmです。)
そして光と言えば、暗い中で撮影することが多いので、
高感度に強いカメラが適しています。
しかし私が使っているカメラは一般的に高感度に弱いとされ、直ぐにノイズが出てきます。
同じ場面を最高級のカメラで撮影した画像を見て鳥肌が立つほどに美しいと感じました。
そういった画像を目にして、使うカメラを変えようかと考えたこともありますが、
色や空気感の好みでしょうか、それを意識すると、
今まで使っているカメラの方が自分の感覚に近く
いつの間にかそれが自分の目になっているような気もしました。
カメラや電化製品だけでなく、例えば車や(私は使っていませんが)化粧品などでも
様々なメーカーがあり様々な種類があります。その中で自分が良いと思うものに出会えるのは
難しいことだと思いますが、今回の写真展を通して、改めて
今自分が使っているカメラに対する愛着が強くなったように思います。
カメラやレンズにも感謝です。

カメラ

会場に置いておいたブックの写真の9割以上はこのカメラとレンズで撮影したものです。
ブックの写真、基本はカラーで撮影し現像時にモノクロにしました。