ドイツへ帰国

約一ヶ月の日本滞在が終わり、ドイツへ帰国しました。

ドイツから日本へ飛ぶときは地元ザールブリュッケンからルクスエアーで
ミュンヘンを経由して、そこからルフトハンザで成田へ飛びました。
移動や乗り継ぎ時間もこれは非常に便利だったのですが、
帰りはその経路でのチケットが取れず、成田からフランクフルトまで飛び、
そこから電車で帰ることになりました。
成田=フランクフルト間と言えば、今年夏前から就航したエアバスA380。
ドイツを行き来する友人知人などの間でも話題に上る飛行機で、
世界初の総2階建てジェット旅客機です。
以前、何かの記事で特に女性の間で人気があるといったものを目にしたことがありましたが、
果たして空港での搭乗ゲート前では多くの女性が写真を撮っていました。
「格好いい!」と大きな声を上げている人たちや
一緒に写ったり記念撮影をしている人も多かったです。
それにしても他の飛行機と比べるとやはり大きさが感じられます。
ちょうどシンガポール航空のA380も止まっていました。
この日は台風の影響で風が強く、異様な空模様でした。

エアバスA380

離陸時間は午前9時台だったのですが、そのために朝4時台に家を出て
5時台のバスに乗り、7時頃に空港に到着しました。
前日の夜は準備で忙しくほとんど寝られなかったので、
飛行機の中では寝ている時間が多かったです。
ところで機内では各座席にモニターがあり映画やドラマを見ることが出来ますが
私は映画一本見ただけで、それ以外、モニターではずっと
フライト情報を映していました。
フライト情報では目的地までの時間や距離、速度などが表示されています。
テキスト的にはこれは従来と同じですが、映像的には
今どの場所を飛んでいるかやコックピットからの映像など(共にCGですが)
見ていて飽きないものがありました。
例えば絶えずコックピットからの映像と、自分で選択できれば
より見応えがあったかもしれません。
そして何より「カメラ景色」というものが新鮮でした。
これは機体の外に取り付けられた3台のカメラがとらえた映像を流しているもので、
真下の映像、真横の映像、上からの映像とありました。
上からの映像とは垂直尾翼に取り付けられているものですが、
この映像からはまるで映画か何かを見ているような臨場感のようなものが感じられました。
特に離陸や着陸の時に、下に街並みや空港が見えるのが興味深い映像でした。

飛行機のモニター

飛行機は遅れることなく無事、フランクフルト国際空港に到着しましたが
税関で1時間半から2時間足止めされ、
空港を出るまで思った以上に時間がかかってしまいました。
その後、フランクフルトからザールブリュッケンまでの電車は満員電車でした。
まずフランクフルト国際空港駅からマンハイムまでドイツの都市間超特急(ICE)で移動し、
マンハイムからザールブリュッケンまではフランスの超特急(TGV)を利用しましたが
夕方の時間帯で満員電車となり、その中で大きなスーツケースを持っての移動は大変でした。
写真はマンハイム駅です。少し雨が降っています。

マンハイム駅

ドイツの気温は約23度と真夏の日本から来ると少し肌寒く感じます。
無事に帰国しましたが、今回の日本滞在は本当に充実した、
また感謝の連続でした。どうもありがとうございました。