BUGA へ その4

前回、ドイチェス・エックの続きです。
ロープウェイに乗って要塞の場所まで来ました。
奥に見えているのが要塞です。
ここもBUGAの会場ですが、かなり広いです。

BUGA

BUGA

トイレの場所にも花が飾られていました。
人の大きさと比較すると大体こんな感じです。

BUGA

要塞の会場は山の上にありますが、そこに展望台が作られていました。
展望台の上へ上がっていく通路にも主にパネルで説明があります。
上手くできている構造だと思いましたが、最後は急な階段で下りるというもので
そこが少し残念でした。

BUGA

展望台からはコプレンツの街がよく見えます。
風が少し肌寒かったのですが、街の方を見ているとそんなことも忘れてしまいます。

BUGA

そして花と言えば墓地という単語も思い浮かびます。
この墓地は実際にここにある墓地で、そこも会場の一つになっていました。
ドイツの墓地は花で飾られることが多く、公園のように整備されています。
それらについて実際の墓地を使いながら展示がありました。

BUGA

また大きなパビリオンもあり、この中でも色々な展示がなされていました。

BUGA

BUGA

ここで初めてカフェに入って休憩しました。
平日だったからかカフェのレジも全てが開いているわけではありませんでしたが
それでも多くの人がカフェで休んでいました。
もう少し続きます。

BUGA へ その3

前回の続きです。
ドイチェス・エックを囲むようにBUGA会場が広がっていますが
さすがにドイチェス・エックは会場内に含まれていません。
コプレンツ観光で最も有名な場所は間違いなくここでしょう。
多くの一般観光客や市民のために、ここは普段通り開放されています。

ドイチェス・エック

ドイチェス・エックはライン川とモーゼル川が合流する地点です。
そこにはドイツ帝国初代皇帝ヴィルヘルム1世の騎馬像がありますが、
これもBUGAに合わせて修復作業がなされました。

ドイチェス・エック

ドイチェス・エックに座っていた人たち。頭にある顔がこっちを見ているように見えました。

ドイチェス・エック

そのドイチェス・エックの直ぐ側にロープウェイの乗り場があります。
BUGAの入場券で乗ることが出来ます。

BUGA

アルプス以外ではヨーロッパ最長で全長890メートル、高低差112メートル。
35人乗りのゴンドラが18台あり、一時間に最大約7600人を乗せることが出来るとあります。

BUGA

古城跡の直ぐ横を通るようです。
乗る前は直ぐ間近で古城が見られる!と思っていました。

BUGA

実際はドイチェス・エック方面をずっと見ていました。
上から見ると川の合流する場所がよく見えます。

ドイチェス・エック

ドイチェス・エック

ロープウェイに乗ってもう一つの会場である要塞まで向かいました。
ところでこのロープウェイはBUGAが閉幕してから一定期間後に
取り壊されるようです。実際はその後の利用者数や業績を見て判断すると言うこと。
要塞の場所まで簡単に行けるので非常に便利だと思いますが
かなり規模は縮小されるような気がします。
続きます。

BUGA へ その2

前回の続きです。
BUGAの会場の一つである選帝侯宮殿の裏側からライン川沿いを歩いて
別の会場であるドイチェス・エック周辺に向かいました。
会場内、聖カストール教会の周辺でも多くの花が植えられています。

BUGA

教会の横にあるせいか落ち着いた場所に感じられます。
そこではベンチに座る人も多く、
ゆったりとした時間が流れているように感じます。

BUGA

教会の中へ入りました。石造りの教会は中に一歩入ると
冷たい空気を感じることが多いですが、
この教会でも同じように石の冷たさを感じました。
4本の塔を持つ教会の大きさに比べて内陣は小さく感じます。

BUGA

礼拝堂の椅子の上には衣服と靴がありましたが
それが何を意味するのは私には分かりません。

BUGA

色々な趣向で花に関する展示がありました。

BUGA

この教会周辺はBUGAに際して整備された場所で、
その際の発掘調査時に地面の下から古代ローマのお墓が出てきたと言うことです。
ドイツの地図を見た時、下からザールブリュッケン、トリアー、
コプレンツと続きますが、トリアーを中心として古代ローマの遺跡が
幾つもあります。ここも古代ローマ帝国に属する場所だったということ。
目には見えませんが果てしなく長い歴史を感じると同時に
何か全く別の世界の話しを聞いているようにも感じます。
続きます。

BUGA へ その1

以前も書きましたが、コプレンツで開催されているBUGA(BUndesGArtenschau)に
行きました。その時の写真です。
BUGA、直訳すれば「ドイツ連邦花博」で、2年に一度開催されるものです。

BUGA

コプレンツはザールラント州の隣、ラインラント=プファルツ州にあって
ザールブリュッケンからは入場券とDB(ドイツ鉄道)の電車のチケットが一緒になった
コンビチケットというものが用意されていたので
平日、そのチケットを購入してコプレンツを訪れました。
ザールブリュッケンからは2時間半ほどです。
コプレンツ中央駅からシャトルバスが出ており、会場の前まで運んでくれます。
チケット売り場で電車のチケットの半券と入場券を交換し、
会場に入りました。平日で曇り空だったので
人も多くないのでは、そんな風に思っていましたが
会場内は想像した以上の人がいました。
入り口で手にスタンプを押されます。
本当に単純なスタンプで手を洗えば少し落ちてしまいました。
おそらく毎日形が違っているのでしょう。

BUGA

会場は市内3カ所に分かれていますが、それぞれの入り口は何か所もあり
その都度、手に押したスタンプを見せます。
一番上の写真はその会場の一つである選帝侯宮殿とその周辺です。
ここでは、地元のモーゼルワインの試飲が出来るので2種類試してみました。

BUGA

美味しかったので購入も考えましたが
まだまだ会場を歩かなければならないので
とりあえずその場を後にして、次の会場へ向かうことにしました。
移動手段は徒歩です。
続きます。

バレエを観に

ザールラント州立劇場のバレエが2011/12年の新シーズンプレミエを迎えました。
同劇場のバレエ部門であるドンロン・ダンス・カンパニーは今シーズンの最初の時期に
アジアツアーを行っていたので劇場での初日がこの時期になりました。
またこの日のこの演目は国際バレエフェスティバルの初日でもあります。
開演前には劇場総支配人だけでなく、バレエカンパニーのシェフだけでなく
ザールラント州の文化大臣などの挨拶もありました。

バレエ

写真は開演前に多重露光で撮りました。
シーズンオープニングの作品はバレエと共に舞台上でピアノとチェロが生演奏され、
時には映像が使われているものでした。こういった複合的な作品は
観ていて飽きないもので、そのテーマをより深く感じることが出来ると思います。
様々な方向からの刺激があると言った感じでしょうか。
私も写真と別の何かとの共演で作品を作っていきたいと改めて思ったのでした。

Wildpark その4

前回の続きです。
大きな動物がいる所は広い場所になっていて近くで見られませんが
ウサギなど小動物の場所は小さなオリがあるだけで近くで見ることが出来ます。
その場所では子供連れの姿が多く見られました。
自然の木をそのまま使った彫り物。まるでそこにいるようです。

Wildpark

自動販売機でエサも売っています。

Wildpark

エサをあげました。近くにいる子供たちも興奮しています。

Wildpark

鳥もそれほど大きなオリではなかったので近くで見ることが出来ます。
距離的には触れることも可能ですが、指を入れてけがをしないようにか
指が通らないほどに網が細かくなっていました。

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildparkは野性的に動物を飼育している場所といった感じでしょうか。
広い区域の場合、彼らは何処にいるかわかりません。
動物の姿が見えないところもありました。
言い換えればそこに動物の自然な姿が垣間見られるのかもしれません。
それが動物園との違いだと思います。
場所や動物によっては近くで触れることも出来るので
動物などをより身近に感じることも出来る場所です。
ここは市内からそう遠くない場所なので時期を変えてもう一度訪れてみたいと思います。
冬には冬の表情があるのではないかと思います。

Wildpark その3

前回の続きです。
広い場所で遠くからその姿をとらえるには望遠レンズが役立ちました。
ここでは動物を遠くから観察するといった感じでしょうか。

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

カメラ目線になっている写真も多かったのですが
遠くであってもそれだけ意識させてしまっているのかもしれません。
遠くから観察するだけではなくて、時には近くで見ることも出来ます。
それらは次回に。

Wildpark その2

前回の続きです。
バスを降りたところにWildparkと書かれた看板がありました。
入場は無料で自由に入ることが出来ます。
直ぐに金網が見えてきました。
2重になっています。

Wildpark

Wildpark、ここは野生の動物園のようなもので、
この金網の奥に動物がいるようです。
公園内の幾つかの場所には案内図があり、
「ここの柵の中に何がいる」と紹介されていました。
しかしその範囲が狭くないので、その中の何処にいるかは分かりません。
下の写真では柵の左に何かがいるのが見えます。

Wildpark

直ぐに道は森の中に入っていくようになりました。
薄暗い場所だったので最初は不安もありましたが
多くの人とすれ違いました。
子供連れも多く、子供たちの笑い声が聞こえると
平和な穏やかな場所に感じます。

Wildpark

場所によっては金網に微電流が流れていると言うことです。
そういった場所は2重になっているので、ここは流れていないようです。

Wildpark

この日はスナップで使うレンズと望遠レンズを持って行きましたが、
動物の姿をとらえるには、やはり望遠レンズが役立ちました。
それらの写真は次の記事で。

Wildpark

先日訪れた独仏公園、これは街の中心から見て南西方向にあります。
地図を見ると、反対の北東にはWildparkというものが見えます。
それほど広い場所ではないようですが行ってみることにしました。

Wildpark

初めての場所だったのでバスで訪れました。市内からは10分ほどでしょうか。
最近、花の写真を撮るために独仏公園へ何回か行きましたが、
遠くてそれほど簡単に行ける場所ではないと以前は思っていました。
しかし実際に歩いてみると半時間もかからない距離にあります。
このWildparkもバスに乗っている感覚だと歩けない距離でもなさそうです。
見知らぬ場所は土地勘がなく、歩いてどれほどの時間がかかるか分かりませんが
おそらくこちらも半時間ほどの距離のようです。
次回はバスを使わずに歩いて行こうと思います。

Wildpark

Wildparkの写真は後日に。

独仏公園へ 4

前回の続きです。
花を撮るために独仏公園を訪れたわけですが、
ほとんどの花壇は既に土だけという状況でした。
もう一方の出口そばにあるバラ園に行きました。
が、こちらも時期が遅く、枯れているものが多い状況でした。

独仏公園

ところで私はこれまで花をほとんど撮影したことがなかったので
所有しているものの中で、
どういったレンズがイメージ通りの撮影が出来るかわかりませんでした。
というわけでまずマクロレンズを持って行きました。
ただマクロレンズと言っても等倍ではありませんが。

独仏公園

上の写真、マクロレンズで撮りましたがイメージとは違う写真です。
色々試してみてマクロレンズでは自分のイメージしている雰囲気が
撮れないと思い、結局、望遠レンズを使うようになりました。
望遠レンズを使っていたため、前回の日記で
風鈴とその下にある墓地を一緒に撮影出来ませんでした。
何度か独仏公園へ行って花の写真を撮りました。
撮る前に自分の中にはイメージがありましたが、
やはり初めてで試行錯誤の連続です。
そして撮影しては家に帰ってイメージに近い写真を現像する。
それを意識してもう一度撮影する、といった繰り返しでした。

独仏公園

やはり花の撮影は難しいです。