マニュアルフォーカスのレンズ

ここ最近、毎日使用しているマニュアルフォーカスのレンズです。X-Pro2専用のように使用しています。散歩のときや人物撮影で使用していますが、まだ作品作りや仕事では使っていません。ようやくクセやこのレンズならではの特徴(個体差を含む)などが分かってきたので、近いうちに作品作りで使用したいと思っています。

それにしても1枚目の写真に写るレンズキャップをPCのモニタで見たときに、まるで目の前にあって手に取れそうな感覚を覚えました。それだけ描写が良いのかもしれません。X-T3と56mm F1.2です。

モニター、プリンターの調整

先日に続いて、もう一度モニター調整をして、プリンターのプロファイルを作り直しました。ここ最近、モニターとプリンターで少し色が合わないように感じていたので、これで上手くいくはずです。

試しプリント。プリントに露出を合わせているので、モニターは色が飛んでいます。プリントした3枚は同じデータでプロファイルだけが違います。それでもここまでの差があります。このブログで見ると右の2枚は似た色のように見えますが、実際は少し違っています。プリントの世界は奥が深いです。

モニター調整など

今日はモニターの調整などを行っていました。

その後、ネットで注文していた用紙が到着。調整したことで目に見えるほどの変化があるか分かりませんが、プリントが楽しみです。

X-Pro2

富士フイルムのカメラ、X-Pro2です。ここ最近、使うことが少なくなっていました。操作方法が似ているX-T3とX-T2をメインに使っていると、操作方法が違うX-Pro2はどうしても使用頻度が下がります。そこで迷った挙句、ネットオークションに出すことにしました。撮影には全く影響はありませんが、ボディ裏側に少し傷があるので、相場より価格を低めにして出しました。非売品の特性皮ストラップ付です。

すると、30人近くがウォッチリスト的なものに登録しました。それだけ人気がある機種ということですが、即決するには少し様子見といった感じでしょうか。掲載期間が1か月なので、他に同様なものが出てくる可能性もあります。

X-Pro2に関しては満足な点も不満な点もあります。最も満足している点はこのカメラにしかないもので、操作系がすべて右側に集まっており、非常に使いやすいことが挙げられます。特に画像確認するときにそのまま右手で表示できるのが良いです。他のカメラは一度左手で持って、ボタンを押すという作業が必要になります。そしてこのカメラの形。レンジファインダースタイルのカメラは個人的に好きですが、鞄に出し入れするときにそのフラットなボディが非常に良いです。

逆に不満点、これはあくまで私個人の使い方ですが、液晶がチルトしない点が不満です。X-T3、X-T2ではストリートスナップでもよくチルトして撮影しますが、X-Pro2はできません。これが出来れば手放すという考えは出てこなかったと思います。

ちなみに富士フイルムのカメラでレンジファインダースタイルでチルトできるのはGFX 50Rしか現時点ではありません。いずれこのカメラを使いたいと考えています。それまでに新機種が出れば変わるかもしれませんが。

そして出品してから3日ほど経ったころ、なぜかまたこのカメラを使ってみたくなりました。カメラは清掃して設定も初期状態に戻し、箱に詰めてあります。考えてみれば、そこまで安くして売る必要もないのではと思い始めました。少し考えたのち、結局、出品は取りやめました。

そして再び箱から出してストラップを付けてカメラの設定をやり直しました。何か気分的に新しいカメラを買ったような気持ちです。もしかすると手放していたとしたら、やっぱり欲しくなって再度購入していたかもしれません。それほどに独特なカメラとも言えます。今週、カフェで打ち合わせが3度ありましたが、そのいずれもX-Pro2を持って行っています。またX-Pro2のある生活を、X-T3、X-T2とともに楽しみたいと思います。

撮影

ここ最近の人物の撮影ですが、仕事の時は別として作品作りの時は35mm判換算で約35mmの画角になる富士フイルムXF23mm F1.4一本だけですることが多いです。人物を小さく、余白を多くして空間を意識しています。余白といっても白一色か黒一色です。以前は人物を中心にして撮っていたので、このような撮り方はしませんでしたが、最近は少し離れた距離感を意識するようになりました。言い換えれば、以前はモデルの方の位置を面としてとらえていたのが、今はモデルの人がいる場所までを立体的にとらえている気がします。撮り方の違いはそれだけ写真も変化している、もしくは今後も変化していくということかもしれません。

Fujifilm X-T2, XF 56mm F1.2

使用しているカメラとレンズで最も好きなのは富士フイルムX-T2とXF56mm F1.2の組み合わせです。人物撮影では90mmも使いますが、スナップの場合は90mmの方が二線ボケが出やすいので、56mmを使っています。X-T2と56mm F1.2の組み合わせ、画作りだけでなく単純に撮るのが楽しいです。ただこの組み合わせに限らず、富士フイルムでもそれ以外のカメラでも同じですが、撮る際の設定は、白トビや黒つぶれを避けるため、またあとで調整しやすいようにフラットになるように撮っています。ハイライト、シャドー共に設定変更しても-1から1となっています。

ところが最近、モノクロで撮影することが多くなってシャドーを気にするようになりました。そこでハイライトとシャドーの設定を変更しました。次の2枚、少しずれていますがハイライトとシャドー以外は全て同じ設定です。

写真を見て驚きました。ここまで違うものなのかと。オリンパスやパナソニックではここまで大きく変わらない印象です。

というわけで、ハイライトトーンを+4、シャドートーン+2にして近くを歩いてみました。空は少し曇っている状態です。縮小しただけで全てjpeg撮って出しです。ホワイトバランスは基本オート、ISOオート、DR400、絞り開放、露出はあえて変更せず0のまま。それゆえに最高1/32000秒までの電子シャッター併用です。測光は中央重点、フィルムシミュレーションはクラシッククロームを中心に色々と変更しています。

写真を見ると、これまで撮っていたのは何だったのかというほどに、まるで違うカメラを使っているようにも感じられます。見たままを撮るというのでは富士フイルムのカメラは向いていないような気がしますが、渋みやトーンなど、時々、非常に好みの雰囲気があります。このあと少し晴れましたが、晴れの日の設定はもう少し変えなければならないかもしれません。しかしこれまで何度か書いたことがありますが、富士フイルムのカメラの、特に曇りや雨の日の潤い感のある描写が好きです。今日の写真を目にして、これまで以上に富士フイルムのカメラやレンズが好きになりました。

カメラ

最近、SONYのカメラ(a9, a7RIII, a7III)が気になっています。特に瞳AFの性能です。自分で試したわけではなくネットや動画で見ただけですが、これは非常に欲しい機能です。これまで使ってきた機種にも瞳AFはありますが、SONYはそられ以上に使えそうです。これで撮影してみたいという気持ちがあります。

同時に色としてはやはり富士フイルムの色が一番好みです。高解像度、高詳細を意識すれば富士フイルムの中判ミラーレスカメラGFX50Sも興味があります。これでA1サイズかそれ以上の大きさで階調を意識した作品作りをしたいという気持ちがあるので、いずれ導入したいと思っています。

と、色々考えてはいますがカメラやレンズのサイズ、重さを意識すると今の富士フイルムXシリーズが今の自分には最も適していると思います。特にストリートフォトではそうです。最近はX-Pro2に16mm F1.4を、X-T2に56mm F1.2を着けて撮っています。5月に予定されているファームウエアのアップデートで両機種とも像面位相差AF性能の向上とフリッカー低減機能追加が予定されているので、更にカメラがパワーアップすると思います。というわけで、今気に入っている2機種を撮ってみました。「X-Pro2」と印の入ったストラップ、そして富士フイルムXシリーズのXを意識してストラップでXにしてみました。

SQ10

チェキのフィルムがなくなったので、カメラ屋にフィルムを買いに行きました。ハイブリッド・インスタントカメラSQ10用のフィルムです。昨年末にも買いに行きましたが、大型量販店のようなところやネットで購入できるお店も売り切りが多く、売っているお店を見つけるのに時間がかかりました。クリスマスや年末年始はチェキで撮影する人も多く、品薄になっていたのだと思われます。今日は無事、購入できました。

このSQ10はプリントするだけでなく撮影したものをデジタルで保存出来ます。これが非常に良いです。また他のカメラで撮影したデータもプリント可能です。ただその場合はオリジナル画像でないと読み込めません。いずれにしても画質はチェキなので一般的なプリントよりは良くはありません。しかしチェキ独特の味があります。今後もインスタントカメラの面白さが詰まったSQ10で色々と撮っていこうと思います。

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いいたします。

2017年は作品シリーズのフォトブックを作りましたが、今年はさらに良いものを作っていけるよう努力したいと思います。また昨年同様、Leica Sofort、Fujifilm SQ10でチェキを楽しんでいきたいと思います。そして普段は人を撮る側ですが、昨年は撮られる側を経験。今年も続けていきたいと思います。撮る側だけでは見えなかったことなど勉強になります。今年はより楽しみながら撮影していきたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。

新年を迎えたときにゼクトで乾杯。

初日の出を見に行きました。日の出の時間は8時27分。街中で高い場所といえばザールブリュッケン城のテラスですが、日の出の方角が南東126度となっており、その場所から見えるかどうかが心配でした。過去に初日の出を見に行ったことはありますが、曇りで一度も見られたことがありません。今日は朝方に雨が降り、その後は曇りでしたが風があったので、もしかすると雲の隙間から見えるかもしれないと期待して場所に向かいました。結果、角度的にはぎりぎりでしたが、雲の合間から少しだけ見えました。個人的にはザールブリュッケンで見る初めての初日の出です。初日の出が見られたのは嬉しいことです。

おせち料理。

そして今日は色々と嬉しい発見もあり、良いスタートとなりました。今年はこれまで以上に頑張りたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

X-Pro2と18mm F2 R

カメラの話です。富士フイルムのX-Pro2とX-T2の2台を使い始めてから、カメラの機能面や画素数的にX-E2の出番がほとんどなくなりました。そこでコンパクトなボディにあうようなパンケーキタイプのレンズ18mm F2 Rを購入して、X-E2と一緒に使用していました。凹凸の少ないボディの形やレンズの薄さもあって鞄にも簡単に入れられるので重宝していました。

しかしレンズ交換の際に何気なく付けたX-Pro2との相性が非常に良く、最近はほとんど付けっぱなしです。それどころかX-Pro2と18mm F2 Rだけで他のレンズを持たずに外出することもあります。言ってみれば、画角や明るさは違いますがX100シリーズのような使い方でしょうか。富士フイルムがミラーレスに参入して初期のレンズなので、他のレンズに比べるとAF速度や駆動音など気になる点はありますが、そこまで大きな問題ではありません。

35mm判換算で約27mm、最短で18cmです。画質的には他のレンズに比べると、特に周辺部が少し気になりますが、個人的にはそこまで気になりません。X-Pro2と18mm F2 R、これだけで旅も十分かもしれません。新しい相棒を手に入れたような気分です。このことだけでもX-Pro2の魅力も高くなった気がします。そこにレンズ交換式カメラの面白さがあるかもしれません。