BUGA へ その7

前回、コプレンツの続きです。
今回、コプレンツで開催されたBUGAを訪れた際に撮りたい写真がありました。
そのために持って行ったのはカメラ2台。それぞれ望遠レンズと広角レンズを着けていました。
しかし会場を回ることを最優先にしていたので、花の写真はゆっくりと撮れず、
そして何より撮りたかった場面には出会うことが出来ず、
意識した写真は一枚も撮れませんでした。
花が多かったので、年間フリーパスのようなものがあれば
何度か訪れて、もっとゆっくりと撮影出来たと思います。

BUGA

その日のイメージで撮ってみました。

BUGA

BUGA

BUGA

2011年4月15日から10月16日まで開催されたコプレンツのBUGAは
当初の目標であった来場者数200万を大きく超え、350万人の人が訪れたということ。
これは過去最高ということです。
次回2013年のBUGAはハンブルク、その次はブランデンブルク周辺、
そしてベルリンと北ドイツが続きます。南ドイツは2019年にバーデン=ヴュルテンベルク州の
ハイルブロンでの開催までありません。
ここまで先の開催地が決定しているのはそれだけ準備に時間がかかり
規模が大きなイベントと言うことでしょう。
私は2005年のミュンヘンに続いて2度目のBUGAでしたが、
花のあるイベントを楽しむことが出来ました。

BUGA へ その6

前回、要塞の続きです。
BUGA会場を後にして街の中心に向かうことにしました。
会場から街の中心は直ぐそこといった感じで、そこから中央駅までも
歩いても行ける範囲です。
電車の時間まで余裕があったので街中で食事をすることにしました。

コプレンツ

街中にはBUGAの宣伝が目立っています。
これを目にすると街を挙げてのイベントだと言うことが伝わってきます。
午後5時過ぎにはまだ多くの人が歩いています。

コプレンツ

しかし午後6時過ぎになると、街中心部の歩行者天国も人がいなくなりました。
そしてお店の開店時間を見てみると、大抵午後6時までです。
現在のドイツではほとんどの街が午後8時まで開いていることが多く、
それが一般的だと思っていましたが、コプレンツのような比較的大きな街でも
早く閉まっていることが本当に驚きでした。

コプレンツ

イタリアレストランに入りました。
せっかくなので特別メニューにあった「ピザBUGA」を注文。
マッシュルームとズッキーニ、そして栗が載っています。
栗が載っていて秋らしいものだと思いますが、
夏や春にはこのメニューがあったのでしょうか。

コプレンツ

時間的に余裕を持っていたので電車の時間にも十分な時間がありました。
そこから2時間半かけてザールブリュッケンに戻ります。
家に帰って万歩計を見てみると約23000歩。
歩き疲れていたのでもっと歩いていたのかと思いましたが
思った以上に少ない数字でした。

BUGA へ その5

前回、要塞会場の続きです。
要塞の建物そのものもBUGAの会場に含まれていますが、
ここは花を展示する場所と言うより、催し会場といった感じでしょうか。
特設ステージが幾つも設けられてありました。

BUGA

BUGA

要塞らしい一枚だと思います。
簡単には攻略できないようなものが感じられます。

BUGA

中は郷土博物館になっており、要塞の歴史が紹介されています。
しかしこちらは人気がない場所か、非常にひっそりとした場所でした。

BUGA

BUGA

他には数メートルもある大きな大砲が設置されていましたが
これだけしかない空間で大きな大砲を撃つと音も大きく
煙もすごかったかもしれません。逆にそれが兵士の士気を高めたのかもしれません。
それとも単純に今はこの場所に設置されているだけでしょうか。
いずれにしてもライン川の上から、通る船舶を監視するとともに街を守っていたのでしょう。

BUGA

ここはレストランになっており、ワイン中心のメニューがありました。

BUGA

こちらの建物でも展示がありましたが、コプレンツのある
ラインラント=プファルツ州の紹介がなされていました。

BUGA

既に歩き疲れてきたので、ここでロープウェイに乗って
街中に戻ることにしました。

BUGA へ その4

前回、ドイチェス・エックの続きです。
ロープウェイに乗って要塞の場所まで来ました。
奥に見えているのが要塞です。
ここもBUGAの会場ですが、かなり広いです。

BUGA

BUGA

トイレの場所にも花が飾られていました。
人の大きさと比較すると大体こんな感じです。

BUGA

要塞の会場は山の上にありますが、そこに展望台が作られていました。
展望台の上へ上がっていく通路にも主にパネルで説明があります。
上手くできている構造だと思いましたが、最後は急な階段で下りるというもので
そこが少し残念でした。

BUGA

展望台からはコプレンツの街がよく見えます。
風が少し肌寒かったのですが、街の方を見ているとそんなことも忘れてしまいます。

BUGA

そして花と言えば墓地という単語も思い浮かびます。
この墓地は実際にここにある墓地で、そこも会場の一つになっていました。
ドイツの墓地は花で飾られることが多く、公園のように整備されています。
それらについて実際の墓地を使いながら展示がありました。

BUGA

また大きなパビリオンもあり、この中でも色々な展示がなされていました。

BUGA

BUGA

ここで初めてカフェに入って休憩しました。
平日だったからかカフェのレジも全てが開いているわけではありませんでしたが
それでも多くの人がカフェで休んでいました。
もう少し続きます。

BUGA へ その3

前回の続きです。
ドイチェス・エックを囲むようにBUGA会場が広がっていますが
さすがにドイチェス・エックは会場内に含まれていません。
コプレンツ観光で最も有名な場所は間違いなくここでしょう。
多くの一般観光客や市民のために、ここは普段通り開放されています。

ドイチェス・エック

ドイチェス・エックはライン川とモーゼル川が合流する地点です。
そこにはドイツ帝国初代皇帝ヴィルヘルム1世の騎馬像がありますが、
これもBUGAに合わせて修復作業がなされました。

ドイチェス・エック

ドイチェス・エックに座っていた人たち。頭にある顔がこっちを見ているように見えました。

ドイチェス・エック

そのドイチェス・エックの直ぐ側にロープウェイの乗り場があります。
BUGAの入場券で乗ることが出来ます。

BUGA

アルプス以外ではヨーロッパ最長で全長890メートル、高低差112メートル。
35人乗りのゴンドラが18台あり、一時間に最大約7600人を乗せることが出来るとあります。

BUGA

古城跡の直ぐ横を通るようです。
乗る前は直ぐ間近で古城が見られる!と思っていました。

BUGA

実際はドイチェス・エック方面をずっと見ていました。
上から見ると川の合流する場所がよく見えます。

ドイチェス・エック

ドイチェス・エック

ロープウェイに乗ってもう一つの会場である要塞まで向かいました。
ところでこのロープウェイはBUGAが閉幕してから一定期間後に
取り壊されるようです。実際はその後の利用者数や業績を見て判断すると言うこと。
要塞の場所まで簡単に行けるので非常に便利だと思いますが
かなり規模は縮小されるような気がします。
続きます。

BUGA へ その2

前回の続きです。
BUGAの会場の一つである選帝侯宮殿の裏側からライン川沿いを歩いて
別の会場であるドイチェス・エック周辺に向かいました。
会場内、聖カストール教会の周辺でも多くの花が植えられています。

BUGA

教会の横にあるせいか落ち着いた場所に感じられます。
そこではベンチに座る人も多く、
ゆったりとした時間が流れているように感じます。

BUGA

教会の中へ入りました。石造りの教会は中に一歩入ると
冷たい空気を感じることが多いですが、
この教会でも同じように石の冷たさを感じました。
4本の塔を持つ教会の大きさに比べて内陣は小さく感じます。

BUGA

礼拝堂の椅子の上には衣服と靴がありましたが
それが何を意味するのは私には分かりません。

BUGA

色々な趣向で花に関する展示がありました。

BUGA

この教会周辺はBUGAに際して整備された場所で、
その際の発掘調査時に地面の下から古代ローマのお墓が出てきたと言うことです。
ドイツの地図を見た時、下からザールブリュッケン、トリアー、
コプレンツと続きますが、トリアーを中心として古代ローマの遺跡が
幾つもあります。ここも古代ローマ帝国に属する場所だったということ。
目には見えませんが果てしなく長い歴史を感じると同時に
何か全く別の世界の話しを聞いているようにも感じます。
続きます。

BUGA へ その1

以前も書きましたが、コプレンツで開催されているBUGA(BUndesGArtenschau)に
行きました。その時の写真です。
BUGA、直訳すれば「ドイツ連邦花博」で、2年に一度開催されるものです。

BUGA

コプレンツはザールラント州の隣、ラインラント=プファルツ州にあって
ザールブリュッケンからは入場券とDB(ドイツ鉄道)の電車のチケットが一緒になった
コンビチケットというものが用意されていたので
平日、そのチケットを購入してコプレンツを訪れました。
ザールブリュッケンからは2時間半ほどです。
コプレンツ中央駅からシャトルバスが出ており、会場の前まで運んでくれます。
チケット売り場で電車のチケットの半券と入場券を交換し、
会場に入りました。平日で曇り空だったので
人も多くないのでは、そんな風に思っていましたが
会場内は想像した以上の人がいました。
入り口で手にスタンプを押されます。
本当に単純なスタンプで手を洗えば少し落ちてしまいました。
おそらく毎日形が違っているのでしょう。

BUGA

会場は市内3カ所に分かれていますが、それぞれの入り口は何か所もあり
その都度、手に押したスタンプを見せます。
一番上の写真はその会場の一つである選帝侯宮殿とその周辺です。
ここでは、地元のモーゼルワインの試飲が出来るので2種類試してみました。

BUGA

美味しかったので購入も考えましたが
まだまだ会場を歩かなければならないので
とりあえずその場を後にして、次の会場へ向かうことにしました。
移動手段は徒歩です。
続きます。

テーマ

石畳

10月を振り返ってみると、撮影枚数がここ最近では最も多い月でした。
色々と考えることがありました。というのは自分の中で新しいテーマのようなものが
見えてきたからです。「新しいテーマ」といっても以前から撮っているものの一つですが。
先日、写真を撮っていて、これをこういうイメージで表現したい!
と突然、思い浮かんだことがありました。
その被写体を撮りたいというのはもちろん、それで表現したいと感じました。
言い換えれば被写体の写真をそのまま展示するのではなく、
その被写体の写真を使って表現したいということです。
ただそれがどのように出来るかは漠然としか見えていないのですが
それでも撮りたいもの、表現したいものが見つかったので
時間が空けば写真を撮りに行きました。
今はまだ全体のイメージ像がぼんやりと見えているといった感じです。
文章にすることで見えてくることもあるので、またブログでも書いていきたいと思います。
写真は街中、石畳の上にカボチャがあったので撮りました。
本文の内容とは全く関係ないです。

友人の誕生日

先日、友人の誕生日でした。おめでとうございます!
市内のコングレスハレに州立オーケストラのコンサートへ行った後、
一緒に食事をして、カフェで時間を過ごしました。

カフェ

訪れたカフェ。ここはオーガニックのカフェで手作り感があって人気のあるお店です。
本文とは直接関係ないですが、この写真の傾きと歪みが気になります。
4人でその時間を過ごしていましたが、何気ない会話がいつまでも続いて面白いです。
そういえばこの4人ともオリンパス・ペンユーザーです。
カメラの話しも楽しいものがありました。

カフェ

こちらの写真はピントが気になります。楽しい時間で色々と甘かったのかもしれません。
そういえばお店の人に友人が誕生日だと伝えると、
お店から何か一杯ごちそうするわ、とその友人に声がかかりました。
そういえば

先日は別の友人が誕生日で同じようにカフェを訪れました。
そこは別のカフェでしたが、そこでは特別に蝋燭をたててくれました。
そういったサービスは嬉しいものがありますね。

ようやく

写真はいつもRAWで撮影しますが、
新しいカメラの場合、現像ソフトの方が対応していないことがあります。
対応していないと、この写真のように表示され、
何も作業することが出来ません。
その間はカメラメーカー純正のソフトで現像しています。

Lightroom

しかしようやくソフトの方でもヴァージョンアップがなされ
使えるようになりました。これで少しは作業が変わってきます。
写真はカメラやレンズだけでなく現像ソフトも人によって様々です。
作品を作る上でそこにも一つの鍵があるかもしれません。
ところでメーカー純正の現像ソフトは動作が重いのであまり使っていませんが
向かい合って使ってみるとそのソフトならではのものに気づきます。
ヴァージョンアップされて使えるようになったものの
暫くは両方のソフトを使ってみたいと思います。