フィルムカメラを持って

友人に借りたフィルムカメラを持って
キリスト昇天祭の祝日、彼が運転する車で国境方面に向かいました。
この記事の写真はデジタルで撮ったものです。
フィルムカメラとレンズ1本以外に
デジタルのカメラ(オリンパス・ペン)に単焦点のレンズ3本を持って行きました。
フィルムのレンズとデジタルのものとは互換性がありません。
アウトバーン(高速道路)を走る車の窓越しに。菜の花が一面に咲いています。

アウトバーン

ルクセンブルクの標識がありました。3000メートル先のようです。

アウトバーン

その国境の手前でアウトバーンを出て目的の街に行きました。
とりあえず昼食を、とその小さな街、正確には村と言った方が良いと思いますが
その街を回りました。しかしお昼を食べられるようなお店が見当たりません。
この街はモーゼル川の直ぐ側にあり
対岸には橋を渡っていくことが出来ます。
その対岸にはレミヒ Remich というルクセンブルクの街があるので
そこで昼食をとることにしました
ちょうど橋の真ん中が国境になっています。
写真はルクセンブルク側から撮ったものですが
橋の上(写真中央)に国境を示す四角い紺色のプレートが見えます。
国境を示すものはそれだけで審査もありません。
そのプレートに気が付かなければ
別の国に入ったと言うことにも気が付かないと思います。
それほど変化がありません。

国境

ここの街には特別何か有名なもの、見るべきものはないようですが
川沿いに多くのレストランが建ち並び、観光地のようになっています。
駐車場は何処も一杯で少し離れたところに車を止めました。
レストランなどが並ぶ場所に向かって歩いて行くと
橋の様子が見えます。左側がドイツで、右がルクセンブルク。
多くの車がルクセンブルク側に渡っているのが見えます。
写真の真ん中の男性が音楽を奏でています。
そののどかな音楽がよりゆったりとした時間を感じさせます。

モーゼル川

モーゼル川沿いを歩いて行きます。
公園のように整備されているのでここにも多くの人がいました。
対岸はドイツです。

モーゼル川

パンを小さくちぎって投げ与えている人を何度も見かけました。

モーゼル川

のんびりとした時間が流れているようです。
久しぶりに晴れたので、多くの人が外に出ているのかもしれません。

モーゼル川

橋の下を通る時にその上にあった標識を見ました。
ルクセンブルク市やザールブリュッケンは右方面、
シェンゲンには直進とあります。
人や物が国境を越えて自由に行き来できるシェンゲン協定が締結された場所です。

モーゼル川

遊覧船が出ていたので乗ろうとしたのですが、
その後の予定を考慮して諦めました。

モーゼル川

昼食をとって少し街を散策してみました。
続きます。