フィルムカメラを持って その4

その3の続きです。
友人に借りたフィルムカメラで撮った写真です。
現像・プリント時にお店でCDにしてもらったデータを縮小しました。
フィルムカメラを使うのはもう何年ぶりか分かりません。
家の中で試しに撮ってみました。
このあと窓掃除をしました。

フィルムカメラ

白飛びするかもしれないと思いながら。

フィルムカメラ

ここからルクセンブルク公国のレミヒとドイツのネニックで撮った写真です。
まずレミヒでの写真です。
レンズは絞り開放値が1.7、カメラのシャッター速度も1/2000秒なので
本来はNDフィルターを付けるべきだと思いますが
持っているものは何れもフィルター径が合わなかったので
構図を意識して露出オーバーにならないようにしました。

フィルムカメラ

絞り開放で被写体にカメラを向けるとカメラの内蔵露出計が
一気にオーバーに振り切れてしまいます。
それを意識しながらシャッター速度と絞りを合わせました。

フィルムカメラ

グルグルボケが出ていますが写りは好みです。

フィルムカメラ

この日は、とりあえず色々と試しながら撮りました。

フィルムカメラ

フィルムカメラ

フィルムカメラ

フィルムカメラ

フィルムカメラ

絞り開放かそれに近いところだと周辺光量は落ちますが
それでも雰囲気があって、何年も前の風景が写っているような気がします。

フィルムカメラ

フィルムカメラ

ここからドイツのネニックの写真です。
そういえばこのカメラで写真を撮っている時に
3度ほど跳ね上がったミラーが戻らない時がありました。
感覚的にはバルブ撮影になっているような感じですが
そういった設定にはしていません。
最初にそのようになった時は
カメラが壊れたのかと思いました。
そして暫くするとカシャッ!と唐突にシャッターが切れました。
2度目、そのようになった時に
その間を数えてみると約60秒あったので
もしかするとタイマーかもしれないと思い
撮影する時にタイマーに触れないよう意識していましたが
3度目が出ました。やはり60秒ほどです。
家に帰ってから友人に借りている説明書を見ると
タイマーは約6秒から約10秒が可能とあります。
写っている写真はいずれも真っ白になっていると思っていましたが
出てきた写真は問題なく普通に写っています。
結局謎のままですが、写りには影響ないので
それもオールドカメラの一つの味と考えた方が良いのかもしれません。

フィルムカメラ

フィルムカメラ

フィルムカメラ

このカメラは多重露光も出来るので何度か試してみました。

フィルムカメラ

フィルムカメラで撮るとデジタルの時とは撮影するとテンポが違ってきます。
一枚一枚丁寧に撮っている気がします。
上で「ミラーが戻らない時があった」と書きましたが
最初は焦ったものの2度目からは焦りもなく
待つことが出来ました。
こののんびりとした撮影のテンポが散歩にはちょうど良いかもしれません。
次回はデジタルカメラを持たずに
フィルムカメラだけ持って行くのも面白そうです。