作業の一日

昨晩のザールブリュッケンです。霧が出ていました。
ライトアップされた教会の塔が幻想的に見えます。
もっと霧が深くなれば深夜でも写真を撮りに出かけようと準備をしていましたが
その後は霧の雰囲気も薄れた気がしたので、外には出ませんでした。

ザールブリュッケン

今日は一日中、家での作業です。
窓の外には色づき枯れた葉が見えます。

ザールブリュッケン

今日は二つの仕事の区切りの日でした。
気分転換にアップルシナモンマフィンを焼きました。
シナモンの香りがいいですね。

ケーキ

カメラ

ザールブリュッケンの街もクリスマスマルクトの準備が進んでいます。
正面にあるのは飾り用のモミの木です。
照明のせいか石畳が白くなっていますが雪は積もっていません。
最高気温も一桁ですが、まだそれほど寒くないといった印象です。

ザールブリュッケン

友人の新しいカメラを見せていただきました。
格好いいカメラです。

カメラ

手にしたときのグリップ感は人の手のことを意識して作られたものだと思います。
まさに職人によるカメラといった印象です。
マイクロフォーサーズのカメラでオリンパス・ペン・ミニやルミックスGMシリーズは
これよりも薄く小さいと思います。単純に考えれば、
この形でのマイクロフォーサーズのカメラも可能かも知れません。
もちろんそこには私の知らない技術や特許などがあって
単純な話しではないと思いますが、それでもここまでレトロなカメラがあっても
面白いと思います。友人とそんな話しで盛り上がりました。

ルクセンブルク

先週に続いて、今日も撮影でルクセンブルクに行きました。

ルクセンブルク

午前9時過ぎのバスに乗って10時半頃に到着。そこから17時半まで写真を撮っていました。
前回は昼食もカフェ休憩もとる時間がなく、ひたすら写真を撮っていましたが
今日は一度カフェに入りました。ルクセンブルクでよく行くカフェです。

カフェ

先週のルクセンブルクで自分なりの撮影場所を見つけたと書きました。
良いと思った場所は2カ所ありましたが、どちらもクリスマスマルクトで
ものが置かれており近寄れず、撮影場所ではありませんでした。
そこでの撮影はクリスマスマルクトの後片付けが終わって以降、
つまり来年1月以降になりそうです。
今日はその代わりに色々と歩きました。
これまでで旧市街地内の道は全て歩いたと思っていましたが
工事中で封鎖されていた道や通り抜けられるか分からない道などを歩きました。
その中でも発見がありました。旧市街地内に公共のエレベーターがあって
その存在はこれまで知っていましたが、何処に通じているか分からなかったので
乗ることはありませんでした。その直ぐ近くに無料の公衆トイレがあるので利用していました。
街中にある他のトイレは有料です。言い換えればそこは地元の人が利用する場所で
エレベーターの場所は観光的ではないのかもしれません。
そのエレベーターに初めて乗りました。降りて場所が分かりました。

ルクセンブルク

撮影的には満足出来たかどうかは分かりませんが
それらの道を歩けたのは良かったです。ルクセンブルク、まだまだ奥が深いです。

コミュニケーション

友人とカフェに行きました。

カフェ

ザールブリュッケン

その後、ビールを飲みに。
お店で何倍もビールを飲んだのは随分久しぶりな気がします。
言い換えれば、それだけ充実した時間でした。
一杯目をお店の方が注いでくれましたが、グラスを立てたまま勢いよく入れたので
泡だらけになりました。

レストラン

最初のカフェから数えると約6時間ほど話し込んでいたようです。
広告に関しての話しが中心でした。モノやイベントの広告や宣伝の話しで
主催者側を中心において宣伝するか、それとも読者(視聴者)を中心において宣伝するか、
それによって広告の作り方が大きく違ってきます。
またそのアプローチの方法も様々です。
それらのこと、言ってみれば見えない相手のことを意識しての作業です。
相手は見えませんが、その相手とのコミュニケーションが必要です。
このことは写真を撮るときにも、また仕上げるときにも同じことかもしれません。
それを意識すると広告などと同じように写真も一方通行では良くないこともあります。
同時にそこには色々な表現方法があって、どれが良い悪いや正解はないと思います。
難しい作業ですが、そこを意識すれば、より深くモノをつくることも可能かも知れません。

コンサートに

昨日に続いて今日もコンサートに行きました。
ザールブリュッケン近郊のピュットリンゲンという街にある修道院です。
友人が指揮をする室内楽オーケストラのコンサートがありました。
天井が高く、音が響きそうです。
間近で聴く演奏はやはりいいですね。
音の豊かさや緊張感があってその世界に惹きつけられました。
音がまるで生きているようにも感じられます。

コンサート

ザールブリュッケンに戻ってからビールを飲みに行きました。

レストラン

今日も電子シャッターで撮影しましたが
コンサート会場や美術館などでは非常に役に立ちます。
ところで昨日のコンサートの時は
随分と久しぶりに標準レンズ(35mm判換算50mm)を使いました。
しかし9月以降、スナップ撮影では換算34mmのレンズを使っていたからか、
それが少し窮屈に感じたので今日は再び34mmに戻しました。
毎日撮っているうちに、いつの間にか
自分の中の標準画角が変わってしまったのかも知れません。
これから50mmに戻していけば、また違った撮り方が出来る気もします。
そこに何か新たな発見があるようで楽しみです。

コンサートに

今日もマフィンを焼きました。マヨネーズとツナを使い、甘くないマフィンです。

ケーキ

夜、ザールブリュッケン市内ギュディンゲン地区の教会でコンサートがありました。

ザールブリュッケン

ザールバーン(トラム)に乗っていきます。
その都合で約30分前に到着。
礼拝堂の中はまだ人が少ないです。

ザールブリュッケン

オルガンとフルートのコンサートです。演奏者は上にいるので演奏中は姿が見えません。
開演前に撮影。

ザールブリュッケン

終演後は出演者の方たちと食事に行きました。
カモ料理の専門店です。

レストラン

知らない作曲家の作品が多かったのですが、それでも美しい音楽を楽しむことが出来ました。
素朴な中に温もり感があって映像が広がっていく印象があります。
シンプルな中にある音の響き、そこから広がる世界、やはり生演奏はいいですね。

ルクセンブルク

先日、ルクセンブルクで撮影した写真の一部です。
現地ではほとんどをモノクロモードで撮影していましたが
時々カラーでも撮りました。
駅から旧市街地へ向かう場合、この橋が一番の近道ですが
この橋から下を覗くのは怖いです。

ルクセンブルク

別の角度から上の橋を撮ってみました。

ルクセンブルク

いつもはこの砦跡まで行きますが、今回は時間がなくて行けませんでした。
砦跡からは旧市街地方面を望むことが出来ます。

ルクセンブルク

低地の意味で「グルント」と呼ばれる場所です。こちらも毎回行きますが
上の場所同様、行けませんでした。

ルクセンブルク

撮影目的でルクセンブルクを訪れましたが、同じ場所で撮影していることが多く
移動はそれほど出来ませんでした。
しかし自分なりの撮影場所を見つけられたと思います。
今回はその場所で満足行く写真は撮れませんでしたが
次回はもっと粘ってみたいと思います。

フィルムでの撮影

フィルムカメラので撮影でした。
今日の撮影のほぼ全てをフィルムカメラで撮りました。
フィルムはドラッグストアで売られているフィルムです。3本セットで3ユーロ強。
感覚的に3本で400円を少し超えるくらいです。ドイツ国内全体に展開しているお店で
何処でも手に入るので重宝しています。
以前は撮影の時にこれらよりも高価なフィルムを使っていましたが
ドイツで現像に出したときにそれほど大きな差が感じられませんでした。
また前回の写真展でA2サイズで展示した作品も
このフィルムで撮影したものなので、問題なく使用できると判断しました。
左がアメリカ製で、右が日本製。製造している会社名は入っていないのですが
ネットなどで調べると左がコダック、右が富士フイルムではないかと出てきます。

カメラ

カメラはオリンパスのOM-2。
レンズは50mmF1.4、85mmF2.0、100mmF2.0の3本をいつも使用しています。

カメラ

テンポ良く撮影出来ますが、撮った画像を直ぐに確認出来ないのが困る点でしょうか。
いつもは数枚、数十枚撮る毎に確認して、進めて行きます。
その確認が小休憩のようにもなり、撮影全体のリズムを作っていますが
それが出来ないので、一本撮り終えるまでが長く感じることもあります。
しかし満足行く撮影が出来ました。

音楽と写真のコラボ

前作に続いて第三弾の公開です。
前回も書きましたが生演奏と動画では写真の作り方が全く違ってくると思います。
今回もそうですが既に録音された音源を聴いて、そこからイメージを作りました。
♪バッハ:フランス風序曲 BWV 831
J.S.Bach / Französische Ouvertüre
「湯浅聡子・ピアノリサイタル」(2011.10.27)
横浜みなとみらいホールにてライブ録音
(Photo : Eiji Yamamoto)

ルクセンブルク

昨日、撮影のためにルクセンブルクに行きました。
ザールブリュッケンからルクセンブルクまでは直通バスで1時間15分で行くことが出来ます。
オリンパス・ペンとルミックスGX7にレンズ4本持っていきました。
GX7の方は設定を試しながら撮影しましたが
その写真を家に帰ってからPCで見て驚きました。
GX7の設定の一つに超解像があります。
普段はオフか弱にしていますが、強で撮影してみました。
その画像、立体感が乏しくまるで絵画のようにも見えます。
次の写真です。絞りはF8。

ルクセンブルク

全てRAW+JPEGで撮影しているので、現像してみました。
少し雰囲気が変わりました。
ただそれでも少し絵画的な雰囲気が残っている気もします。

ルクセンブルク

ブログサイズではあまり分かりませんが
PCで見ると、特に等倍では大きな違いがありました。
ところで超解像ではありませんが
Lightroomにノイズ軽減の設定があります。
GX7の超解像がこれに似ている気がします。
数値によって大きく変わります。
この写真でノイズ軽減を0にしました。

ルクセンブルク

次の写真はノイズ軽減100(最大)です。
ノイズ設定の他の数値は何もいじっていません。

ルクセンブルク

ブログサイズでは分かりづらいですが、中央左のクレーンの辺りを
100パーセントで切り出してみました。
まずノイズ軽減0。

ルクセンブルク

次にノイズ軽減100。

ルクセンブルク

大きく画質が変わるのが分かります。
ここまで極端な設定にすることはありませんが、
言い換えれば現像でも色々と変化をつけることが出来るということです。
以下の写真3枚もGX7ですが
最初の写真ほど絵画的ではないという印象です。

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

約7時間ほどルクセンブルクに滞在していましたが
撮影の方が忙しく、食事をする時間がありませんでした。
カフェにも入っていません。時間はまだまだ足りないという印象です。
また近いうちに行こうと思います。