夜のクリスマスマルクト

夜にザールラント州立劇場へオペラを観に行きました。
リヒャルト・ヴァーグナーの「さまよえるオランダ人」です。
この劇場が1938年にこけら落としを迎えたときに上演された作品で
言ってみれば、この劇場と縁がある作品です。
今シーズンから同劇場音楽総監督のニコラス・ミルトンが
その指揮を振ることから分かるように気合いが入った演目だと思います。

ザールブリュッケン

午後10時過ぎにオペラが終わったあと、
クリスマスマルクトを通り過ぎました。
肉料理の屋台は後片付けと清掃を行っていましたが
それ以外の屋台はシャッターが降りています。

ザールブリュッケン

日中はクリスマス的な音楽がかかっており
クリスマスマルクトの楽しい雰囲気が感じられますが
夜は静かに照明が点いているだけで日中の雰囲気とは全く違っています。

ザールブリュッケン

しかし逆にそのひっそりとした空間の方が
楽しむ人々の声が響く日中の雰囲気を思い起こさせるかもしれません。

ザールブリュッケン