カフェに

以前より気になっていましたが、いつも一杯で入れないカフェがありました。
昨年末にオープンしたカフェです。
外からはカフェとは分かりづらいですが、雰囲気は良さそうに見えます。
今日、仕事が一息ついたので訪れてみると、
運良くちょうど席が空きました。

The bakery.

The bakery. Saarbrücken

The bakery. Saarbrücken

The bakery. Saarbrücken

The bakery. Saarbrücken

The bakery. Saarbrücken

The bakery. Saarbrücken

周りを見てみると、長居している人が多そうです。
隣のテーブルがすぐ近くにあるにもかかわらず
何故か落ち着きます。そしてコーヒーが好みの味でした。
店員の方やお店の雰囲気も良かったので
暫くこのお店に通いそうです。
良いお店を見つけられました。

時の流れ

今日の午後、外を歩いている時に雲の流れと自分が
全く同じように歩いているような感覚を覚えました。
実際は違うと思いますが速度と方向です。
その後、街並みを見た時に、何とも言えない大きな時間の流れを感じました。
昔も今も同じように時間が流れており、同じように人が生活している。
ただ昔と今と言っても「過去」と「現在」という二つの時間があるのではなくて
いつの時代もその時代に生きている人は現在を生きている。
それを意識すると長い年月が僅かな時間のようにも感じました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

断水

最近、街中にこのような水道工事の場所が増えました。
石畳の下に水道管が見えます。
普段何気なく歩いている下にはこういった水道管などが
何本もあるのかも知れません。

ザールブリュッケン

約一ヶ月前に街中の水道管工事のために水が止まるというお知らせがありました。
今日がその日で午前6時から最大午後6時まで水が止まります。
その間は街中に給水車が出るということ。
地図でオレンジ色に囲まれた建物がその範囲で
アパート以外に多くのレストランやカフェが含まれています。
私のところも範囲内です。

ザールブリュッケン

午前6時より早くに起きて水をためるなど準備をしていました。
その頃になると窓の外で人の話し声が聞こえていたので
工事が始まったのかもしれません。
そして午前10時前に水が出るかどうかを確認すると
いつもと同じように水が出ました。
一時的な断水の時、再び水が出るようになった時に水道の蛇口をひねると
空気の入った音がして茶色の水が出てくることがありますが、
それはなく全くいつもと同じような水でした。

ザールブリュッケン

午後になっても普段通りに水が使えます。
そして午後6時になりましたが、まるで今日は断水がなかったかのように
いつもと同じような水が出ました。
外を見ると非常に綺麗な夕焼けが見えます。

ザールブリュッケン

断水らしい断水はなく、生活には全く問題ありませんでしたが
普段当たり前になっていることの大切さを感じました。

デジタルフォトデー

今朝の気温は-3度でしたが、日中は13度まで気温が上がりました。
オープンカフェだけでなくアイス屋さんも行列ができており
多くの人が久しぶりの暖かい日を楽しんでいるようでした。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ところで昨日に続いてデジタルフォトデーですが
今日もカメラ屋さんに行くと、人で一杯でした。
昨日は何人かの店員と話すことも出来ましたが
今日はそれも出来ないほどに人で溢れていました。
幾つかカメラを手にとってみました。
軽いと思っていたカメラが予想以上に重かったり
その逆もありました。
ネットや本で見ていて幾つか気になるカメラやレンズがありましたが
それらを実際に手に取れたのは良かったです。
やはり手に取ってみられるイベントは良いですね。
お店にいたのは僅かでしたが、それでも日本の量販店で感じるような
楽しさがありました。

デジタルフォトデー

今日のザールブリュッケンは晴れており、最高気温が10度を超えていたので
オープンカフェが幾つか出ていましたが、すっきりとした青空が広がっていたわけではないので
何処か寒々しさが感じられる一日でした。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ところで今日と明日、ザールブリュッケンにあるカメラ屋でデジタルフォトデーという名の
カメラ及び周辺機器に関するイベントが催されます。
初日である今日、お店を訪れました。狭い店内にメーカー毎のブースが置かれ
ほぼ全ての現行機種を手にして試すことができます。
ドイツでは一般的にカメラはショーケースに展示されているだけで
手にすることができないことが多いので、この機会に実際に手にしてみようと
考えている人が多いのか、どのメーカーのブースも賑わっていました。
お土産にオリンパスOM-Dのカタログをいただきました。

ザールブリュッケン

米谷さんの言葉が載っているものでおそらく日本でも同じものがあると思います。
最新機種や販売予定レンズなども載っており
メーカーがこのカタログに力を入れているのが分かります。

ザールブリュッケン

ところで買い物した時のおつりの中に記念硬貨がありました。
2ユーロ硬貨はユーロ加盟各国で何種類もデザインがあり
記念硬貨も時々目にしますが、今回のものは初めてでした。
ドイツ再統一25周年の記念硬貨です。
今年出たものなので使わずに置いておこうと思います。

コイン

モノを撮る時

私が普段使っているモノはカメラです。
カメラの性能やデザインなどそのカメラを選んだ際に
自分の想いがそこにはあります。
またそこには使う側の気持ち以外に、
製作者やそれを販売する人の想いもあるかもしれません。
それを思うと一つのモノには多くの人の心があります。
それはカメラに限ったことではなく、色々なモノにも当てはまると思います。
言ってみれば、モノは人の想いの集まりと言えるかもしれません。
それゆえモノの写真を撮る時は、そこにある多くの人の気持ちを意識し、
人を撮る時と同じように向き合って、敬意を払うことが大切だと思います。

楽器

雲の形

窓の外を見て、面白い形で空が覆われていると感じました。

ザールブリュッケン

しかし時間が経てば、雲の向こう側にあった空が綺麗に見えています。

ザールブリュッケン

空模様にも一期一会があると思います。
その時の空はその時にしかなく、同じものは2つとないかもしれません。
そんなことを思うと空の風景にも様々な表情があると感じられ、
同時にできるだけ多くの空を写真に撮りたいと感じた次第です。

ザールドーム

ザールラント州にディリンゲンという人口約2万人の街があります。
ザールブリュッケンからは車で30分ほどでしょうか。
そこにザールドームと呼ばれる教会があります。
直訳すればザール大聖堂。
1910-1913年に建設された教会ですが、
ザールブリュッケンにある聖ミヒャエル教会と同じ規模で
ザールラント州では最も大きな教会の一つです。
雨上がり、友人と訪れました。

ザールドーム

礼拝堂の中は少しひんやりとしていましたが
窓から入る光のおかげで、すこし温かみが感じられました。
友人と静かに移動しながら写真を撮り始めました。

ザールドーム

全ての椅子に彫刻が彫ってあります。デザインは何種類もあるようです。

ザールドーム

ザールドーム

ステンドグラスの光が壁に反射して、それが床に反射しています。

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

椅子のへこみ具合が歴史を感じさせます。
長椅子が大きなプレートのようなものと一体化していますが
建設された当時は、もしかすると椅子がなく
大きな空間だったのかもしれません。

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

よく見ると柱や壁の装飾も凝っています。
細部に様々な装飾がある教会は建築家の拘りが感じられます。

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

ザールドーム

初めて訪れる場所でしたが、良い光もあって
撮影を楽しめました。
35mm判換算で34mmのレンズ一本で撮っていましたが
ザールドームを撮るという撮り方と
ザールドームで撮るという両方の撮り方が出来たと思います。
それにしてもこういった歴史ある場所での撮影は楽しいですね。
当時の人々や建築家とまるで対話しているかのようです。

ドライブ

正午頃、窓の外には青空が広がっていました。
その時に午後3時前に友人とドライブに行く予定を立てましたが
午後2時頃に風を伴った強い雨が降り始めたので
一度はその予定を諦めました。しかし30分ほどすると
真っ青な空が広がり始めました。
雨上がりの自然はしっとり感があって
普段とは違った写真が撮れるので
予定どおり出発することにしました。
写真は全て助手席から撮りました。
とりあえず通ったことのない道を選びながら走り始めましたが
暫くすると雲に覆われました。
晴れ間を目標にして、そちらに向けて走りましたが
何処へ行く道か全く分かりません。

ザールブリュッケン

森の中を走っていきます。

ザールブリュッケン

途中から道路が二車線になりました。近くに街があるのかもしれません。

ザールブリュッケン

森を出ると開けた場所に出ました。

ザールブリュッケン

穏やかな風景が続いています。

ザールブリュッケン

遠くには雨雲が見えます。晴れ間を求めて走っていたのに
雨に近づいているようでした。

ザールブリュッケン

いつの間にかフランスに入国です。
パスポートは持参していましたが
明確な国境やコントロールもありません。
その後、いつの間にかドイツに戻っていました。

ザールブリュッケン

暫くすると雨が降ってきました。

ザールブリュッケン

しかも強い雨です。

ザールブリュッケン

暗く重い雲が空を覆っていますが、左方面には晴れ間が見えます。

ザールブリュッケン

対向車の後ろには水しぶきが見えます。

ザールブリュッケン

そんな中、正面に青空が見えました。道路に反射した青空も綺麗です。

ザールブリュッケン

とにかく青空を目指して走りました。

ザールブリュッケン

眩しい陽の光が差し込んできます。

ザールブリュッケン

途中で見つけたカフェで休憩。その後、ザールブリュッケンに戻ることに。

ザールブリュッケン

ザールラントにある唯一の高層マンション。

ザールブリュッケン

いつの間にか雲が数少なくなり青空が広がっています。

ザールブリュッケン

火力発電所の煙がまるで何かに押されているかのようになっています。
風が強いようです。

ザールブリュッケン

見知らぬ場所を走るドライブでしたが、雨の演出もあって
楽しいドライブでした。これが目的地への単なる移動ならば
雨の中の移動は大変さがありますが、目的地のないドライブだったので
楽しむことができました。