紅葉のホワイトバランス

黄葉(紅葉)を撮るときは、そのオレンジ色を強調するために
ホワイトバランスを6000kから6500Kで撮影します。
モードでいえば「曇り」や「日陰」でしょうか。
しかし日暮れ時の直接的な眩しい光がない場合は
逆に3500K-4000Kにして、コントラストを強めにすると
色が多く、少し違った紅葉が撮れます。
この写真は3800Kです。

ザールブリュッケン

実際、人の目では、ここまではっきりとした色で見えているのではなく
少し暗く、落ち着いた風に見えていますが、
それをカメラを使って演出するのは面白く、奥が深いと言えます。
ホワイトバランスを何にするか、露出をどうするか等
正しい答えはなく、その都度、状況やどのように見せたいかで設定します。
そこに写真の面白さの一つがあるかもしれません。