前回の続きです。
このブルク(砦跡)は、平山城のようなもので、斜面も活用されているのが
歩いていても感じられます。当時の絵を見ると、幾重にも壁があり、
また塔があったようです。現在、塔はありませんが当時は要塞として
重要な位置にあったと思われます。
斜面にそって壁が作られています。
ここでも2階になっているのが分かりますが
言い換えればそれだけ多くの兵士がここを守っていたのかも知れません。
少し離れたところに拷問の設備が展示されていました。
この離れた建物が牢屋になっていたのかも知れません。
細い階段です。鎧を着て武器を持っての移動は大変だったと思います。
建物内には地下に降りていく階段もありました。
城内にはパンを焼く場所や火薬庫など幾つかの建物がありました。
単なる石の壁ではなくて窪みが見られます。
隠れたり、武器を置いたのかも知れません。
こういったトンネルは惹かれますね。
国旗が誇らしげに見えます。
逆に街からはこの旗が見えることに安心感があったと思います。
それを意識すると旗と一言で言っても
そこには重要な意味がある気がしました。
続きます。