シエルク=レ=バン 5

前回の続きです。
最初は軽い気持ちで入ったブルク(砦跡)ですが
順路通りに見ていくと思った以上に時間が経っていました。
出口で時計を見て驚きました。
実感はないですが2時間以上、この場所にいたようです。
しかしその間、一度も他の人たちに会わなかったのが不思議です。
これだけのものが残っているならば、もっと有名になっていてもおかしくありません。
そんな風に感じたブルク見学でした。
ブルクの壁にマリア像が置かれていました。
兵士たちの祈りの場所になっていたのかも知れません。

シエルク=レ=バン

ブルクを出て、街を歩いてみました。
小さな街だったので数分歩けば街の外といった感じでした。

シエルク=レ=バン

それにしてもフランスの街灯は曲線を描いていてお洒落です。
ドイツはもっとシンプルなものが多いような気がします。

シエルク=レ=バン

複合建築です。時代によって拡張されていったのかも知れません。

シエルク=レ=バン

細い階段があったので登ってみました。

シエルク=レ=バン

登ってみるとそこは街の外側です。
建物が城壁の役割を果たしていたようです。
塀(城壁)で囲まれていた当時の街には
街中に通じるこういった階段が幾つもあったのかも知れません。

シエルク=レ=バン

教会にあったマリア像。
静かで落ち着いた中に佇んでいるといった印象でした。

シエルク=レ=バン

街にある建物は中世後期から近代の建物が
そのまま残されているように感じました。
午後7時を回っていたので、そのままザールブリュッケンに戻ることにしました。

シエルク=レ=バン

ザールブリュッケンに戻るには一度ルクセンブルクに入ります。
そこでワインを購入しました。ピノ・グリです。このワインは非常に美味しいです。
一本は我が家に、もう一本は友人へのお土産に。

ワイン

これでルクセンブルク・シェンゲンとフランス・シエルク=レ=バンの写真は終わりです。
いつものように何も決めないで友人と出発しましたが
何も予備知識がなかったので色々と楽しむことが出来ました。
シェンゲンの小ささや、他に観光客が全くいなかったシエルク=レ=バンのブルク。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。感謝!