ピザ

少し前にネットの記事で読みました。
「ヨーロッパにはアメリカ人にとって夢のような料理が売られている」と。
その記事で紹介されていたのが、こちらです。
ピザバーガー、ホットドッグ味。

ザールブリュッケン

ピザは美味しい!
ハンバーガーは美味しい!
ホットドッグは美味しい!
美味しいものを一緒にすればもっと美味しいに違いない!
とメーカーが思ったかどうかは分かりませんが
近所のスーパーに売ってあったので試しに購入して食してみました。
ハンバーガーのような柔らかさはなく
焼いて堅くなったパンにピザのトマトソースを塗り
その上にチーズと小さく切ったソーセージを並べたといったもので
味もおそらく想像できるそのままの味です。
話題としては良いかもしれません。

夕方

最高気温も最低気温も一桁で寒いです。
時々雨も降りますが、風が強いからか天候がよく変わり
夕方には綺麗な夕焼け空が見えました。

ザールブリュッケン

ビアガーデンのところには誰も見当たりません。
奥の公園に人が見えます。

ザールブリュッケン

こちらの公園には誰もいません。
遊具施設も冷えているかもしれません。

ザールブリュッケン

しかしこの微妙な天候の中に時々美しい光景が見られます。
外が綺麗だと感じて外に出ても、既にその光景は変わっていることも多く
タイミングが重要ですが、いずれにしても
外に出ている方がそういった光景に出会える率も高いので
時間があれば外に出るようにしています。

クリスマスツリー

ここ最近は寒い日が続いています。
時々降る雨がなおさら気温を低く感じさせているようにも思います。
最高気温は3度。朝は氷点下になっていました。
夕方になっても気温は上がらず、街中でも外に出ている人は少ないです。

ザールブリュッケン

そんな中、クリスマスツリーのもみの木が立てられました。
手前にあるのはオープンカフェ用のテーブルや椅子です。

ザールブリュッケン

まだ飾り付けはなされていません。

ザールブリュッケン

これが飾られる頃には、この広場にも小屋が並び
クリスマスマルクトになります。
まだまだ先の気がしていますが、
案外早くクリスマス時期が来るかもしれません。

作品

数日前、作品をお店のスピードプリントで印刷してみました。
ポストカードサイズで用紙はツヤあり、ツヤ無しの両方で試しましたが
思ったような色が出ませんでした。
色の方向性は大体あっているのですが淡いところの色が出ず、
そこは何も印刷されていないようにも見えます。
逆に予想以上に濃い箇所もありました。
試しにモニタとプリントした作品を並べてみました。
光沢のないマット紙(ハーネミューレ社ウイリアム・ターナー)、
バックライトのあるモニタとの比較なので
完全に同じにはなりませんが、方向性は合っています。
厳密に見るともう一度か二度、調整が必要ですが、これはこれで許容範囲内です。
ただこの写真はブログ記事用なので、きっちりと絞って撮っているわけでもなく
モニタの方は少し実際とは違って見えています。
Hahnemühle(William Turner), ColorMunki, VAIO Z Canvasです。

写真作品

夕方

富士フイルムX-Pro2に90mmを着けてフィルムシミュレーションはACROSで。
風景の場合、二線ボケを避けるために同じような写真になってしまいます。
この辺りは今後、意識しなければなりません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

並んで歩いている人の後ろ姿を撮る場合、いつもその歩調を意識します。
ただ個人的な印象ですが、大抵の場合、二人の足並みは揃っていることが多いような気がします。

夜の街

引っ越しをして一ヵ月以上経ちますが、まだ整理が終わっていません。
ほぼ片づいてはいるのですが、意識的にはまだ終わってないといった感じです。
それゆえ家の中にいることが多いのですが、今日は夜に外に出てみました。

ザールブリュッケン

最初からモノクロモードで撮っています。

ザールブリュッケン

上の2枚もそうですが、普通に撮っているだけでは面白くないかもしれません。
色々と想像力を働かせながら撮る方が面白そうです。
写真の左右にいる男性と女性。全く関係ない人同士だと思いますが
そこに何か物語があれば面白いと思います。

ザールブリュッケン

綺麗な洋服を売っているお店、その前にいる男女、前を走っていく車、
交差する時間を意識して何か物語が作れそうな気がします。

ザールブリュッケン

歩きながらブレを意識して。

ザールブリュッケン

こういった撮り方は夜でなくてもモノクロでなくても撮れると思いますが
色の情報が少ない夜の方が面白みが増すかもしれません。
そんなことを思いながら夜の街で撮影していました。

トラーベン=トラールバッハ 4

前回の続きです。
トラーベン=トラールバッハの見所の一つ、山の上のある砦跡、
グレーフェンブルクに向かうことにしました。
ツーリスト・インフォメーションでいただいた地図を見ると街中から一本の道が延びています。
しかしその道はどう見ても徒歩で登るような道です。
これまで友人とのドライブ等で、同じようなことが何度もありました。
街や下に車を置いて山道を登っていくと、上に駐車場があることが。
そこでカフェで車での行き方を伺うと、
一度街を出て山の裏側から車で行けるようになっているということ。
それを頼りに出発しました。
途中からは案内板が出ていたのでそれに沿って行きましたが
対向車が来るとすれ違うのに苦労しそうな箇所や
途中で舗装がない場所などがあり
本当にあっているのか不思議に思いながら進みました。
砦跡までの道から想像すると、砦跡はひっそりとした場所に違いないという印象でしたが
目的地に着くと車が何台も止まっており、明らかに観光地らしい場所でした。
砦跡からはトラーベン=トラールバッハの街が一望できます。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

レストランもあります。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

夕日に染まった黄葉がモーゼルの水面に映っています。

トラーベン=トラールバッハ

案内板によると、14世紀から18世紀まで
かつてここには立派な砦が建っていたようです。

トラーベン=トラールバッハ

現在はその一部しか残っていません。

トラーベン=トラールバッハ

ドイツの他の砦や城もそうですが、もちろん日本の城などもそうですが
よくこの場所に城を建てたなと驚くことがあります。
きっと多くの人がそれに従事し、色々な音も聞こえていたと思います。
そして完成してからはそれを守る人々、そこで生活する人々もいたはずです。
それから取り壊すことに携わった人々など。
砦の一部は今は静かに佇んでいるだけですが
この場所に多くの人が従事していました。
それを感じながら、砦跡を回ると、そこが生きた場所のようにも感じられ、
単なる廃墟ではないように感じられます。
いつの時代でもそういった昔の人々の想いを感じると
その気持ちを受け継いでいかなければならないと感じることがあります。
そしてそれが伝統というものに形を変えることがあります。
これからの将来、未来を見るときに、過去に目を向けると
そこに何か次の時代へのヒントが見つかるかもしれません。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

ところで同じような砦跡を目にするといつも感じますが
建物などを破壊する場合、完全に取り壊すより
再利用できない程度に破壊する方がダメージを与えるのかもしれません。
現在は逆にそれが当時を偲ぶものにもなり
また良い風景の一つになっています。
時代が変わればその存在理由だけでなく、
それを取り囲む価値観も変化するかもしれません。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

最後にもう一度、トラーベン=トラールバッハを見て、この場所をあとにしました。

トラーベン=トラールバッハ

そういえば今回はカメラ2台にレンズ4本持って行きましたが
レンズ一本を付けっぱなしにしたカメラ一台だけで撮っていました。
35mm判換算で35mmの画角になるレンズだけですが
旅などは案外これ一本で撮影出来るのかもしれません。
友人とのドライブ、非常に楽しい時間でした。
どうもありがとうございます。
秋を楽しめただけでなく良い気分転換にもなりました。

トラーベン=トラールバッハ 3

前回の続きです。
モーゼル川沿いの街、トラーベン=トラールバッハを訪れています。
ワインの試飲が出来るお店を求めて別の場所へ移動することに。
赤色の建物が渋い青空に映えます。

トラーベン=トラールバッハ

またモーゼル川を渡ります。

トラーベン=トラールバッハ

陽が傾いているのが感じられます。

トラーベン=トラールバッハ

ワインの試飲が出来るお店に入りました。
先ほどの場所と同じようにここでも人が直ぐに出てきません。
そういえば昼食を食べた場所でもそうでしたが
偶然なのかそれとも街全体がのんびりとしているのか
いずれにしてももっと気持ちの余裕を持った方が良いと言えます。

トラーベン=トラールバッハ

お店の方が出てきて数本のワインを試飲出来ました。

トラーベン=トラールバッハ

試飲したお店でワインを購入して、それをまず車に置きに行くことに。
その途中に何か雰囲気が良さそうなカフェを発見。

トラーベン=トラールバッハ

コーヒーの一杯でも飲もうと中に入りましたが、
カフェの中は想像していたものとは少し違い、素朴な雰囲気でした。
注文したカプチーノが運ばれてきましたが、
もしかすると写真のようにハートを描こうとしてくれたのかもしれません。
こういったものを目にすると、上手く描けてなくてもその気持ちが嬉しく感じられます。

トラーベン=トラールバッハ

ところで後から入ってきた客が隣の柵があるテーブルに着きました。
そこを狙ってきたといった印象です。まるで牢獄のようで
客の人たちも牢獄の中でコーヒーを飲んでいるといった雰囲気で写真を撮っていました。

トラーベン=トラールバッハ

その後、友人がお手洗いに行きましたが
戻って来て言うには、まるで牢獄の扉のようだったということ。
そこでそれを見に行きました。
確かにそのようにも見えます。

トラーベン=トラールバッハ

扉も堅く分厚いです。

トラーベン=トラールバッハ

のぞき穴を内側から見ました。

トラーベン=トラールバッハ

のぞき穴の外側ふたをどけてみました。
本当に牢獄のように見えます。

トラーベン=トラールバッハ

そこでお店の方に聞くと1970年代までは牢獄として実際に使われていたということ。
またお手洗いの扉はオリジナルのものをそのまま使用しているということでした。
観光ガイドにも載っていませんでしたが知る人ぞ知るカフェなのかもしれません。
カフェを出て駐車場に向かいます。
壁にはここにゲーテが泊まったとあります。

トラーベン=トラールバッハ

モーゼル川の氾濫記録。

トラーベン=トラールバッハ

既に日が暮れ始めています。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハの見所の一つ、山の上にある砦跡に向かうことにしました。
続きます。

トラーベン=トラールバッハ 2

前回の続きです。
ドイツ料理のお店で美味しいモーゼルワインと肉料理をいただいたあと、
まずツーリスト・インフォメーションに向かうことにしました。
案内表示が見当たらなかったので
博物館に入って場所を伺いました。
聞けば橋を渡ったところにあるとのこと。
そこで再度橋を渡りました。

トラーベン=トラールバッハ

モーゼル川の上は暖かい日の光と風があって気持ちが良いです。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

ツーリスト・インフォメーションはかつての駅舎に入っています。
現在、この街には電車が通っていません。
このトラーベン=トラールバッハや他にモーゼル川で有名なベルンカステル=クースなど
電車が通ってない街は良くも悪くも人の流れが少ないので
その分、昔ながらの街並みが残っている気がします。

トラーベン=トラールバッハ

地図をもらって街中を散策しました。

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

トラーベン=トラールバッハ

ワインの試飲とあるので、入ってみることにしました。
他のモーゼル川沿いの街でもそうですが、お店だけでなく個人宅のような場所で
ワインの試飲をやっています。ここもどちらかと言えばそんな場所です。

トラーベン=トラールバッハ

看板にあるように玄関横の呼び鈴を何度も鳴らしましたが
奥で犬が吠えているだけで誰も出てきません。
結局ここでの試飲は諦めることにしました。
郵便局の装飾が綺麗に影を作っています。
冬時間になって日が暮れるのが早くなりました。

トラーベン=トラールバッハ

続きます。