オールドレンズ

先日、ザールブリュッケンのカメラ屋でデジタル・フォト・デーというイベントがありました。
新製品だけでなく、発表はされたものの未だ発売されていないカメラのベータ機などが
紹介・展示されています。
小さなお店は人が一杯で、賑やかな雰囲気に包まれていました。
賑やかと言っても、日本の大型量販店で普段見られるものと同じような光景ですが
ドイツ、ザールブリュッケンでは非常に珍しい光景です。
その片隅にジャンク品のようなコーナーがあり、段ボール3箱分のレンズが
無造作に積まれていました。このお店では中古のレンズなども
ガラスのショーケースの中に入っているので、
この段ボールは誰かが持ち込んだものかもしれません。
そしてレンズは一部例外はありますが基本一つ10ユーロです。
もちろん保証外で、中にはレンズに傷が付いているもの、ホコリまみれのものもあります。
見てみるとカール・ツァイスやシュナイダーなど面白いものもあります。
その中にオリンパスOMのG.ZUIKO 50mm 1.4のレンズがありました。
前後ともキャップ無し、UVフィルターだけが付いています。
光に当てて見てみてもレンズ内にホコリもなく、カビ無し、傷無し、
羽もしっかり動きます。
10ユーロなので外れても良いと言う感覚で購入しました。

オールドレンズ

他のマイクロフォーサーズのレンズと比較してもそれほど大きくありません。
アダプターを付けてもそれほど大きくはならないでしょう。
マイクロフォーサーズで使うと100mm1.4になるので面白いと思います。

オールドレンズ

手にした時の重さは、やはり昔のレンズといった感じです。
1970年代に製造されたレンズですが、どういった写りなのか楽しみです。