シエルク=レ=バン 2

前回の続きです。
ブルク(砦跡)があるから見てみよう、と軽い気持ちで入りましたが
中は思った以上に広く、また様々な分岐点があり、子供に戻ったかのように
色々な道を歩いてみました。それだけ複雑な作りになっています。
見晴らしが良い分、逆に敵からも見られる場所に位置しているので
見張りをする人は川や風の流れを意識しながら緊張した時間を過ごしていたと思います。

シエルク=レ=バン

水平垂直が取れないので電子水準器が役立ちました。

シエルク=レ=バン

道が二つに分かれています。

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

18世紀のトイレです。天井が高いのは、
もしかすると武器を持って入ったのかも知れません。
また広いスペースですが、鎧などを脱ぐ場所も必要だったと思います。

シエルク=レ=バン

石の壁に挟まれた細い通路がありました。

シエルク=レ=バン

どうやら奥まで行けそうです。

シエルク=レ=バン

奥まで進むと階段がありました。

シエルク=レ=バン

日本の城郭と同じような狭間があります。

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

石の壁が高いです。

シエルク=レ=バン

おそらくここには大砲が置かれていたと思います。

シエルク=レ=バン

続きます。

シエルク=レ=バン 1

先日、友人とルクセンブルクのシェンゲンに行きましたが
想像した以上に小さな場所だったので
別の場所に向かうことにしました。
モーゼル川沿いを進んで行くと対岸の山の上にブルク(砦跡)が見えたので
そこに向かいました。シエルク=レ=バンというフランスの街です。
家に帰ってから調べてみると人口約1700人の小さな街でした。

シエルク=レ=バン

車を止めて街中を歩きました。まるで時が止まったかのような空間です。
車などがなければ、いつの時代の景色か分からないかも知れません。

シエルク=レ=バン

石畳が多いです。

シエルク=レ=バン

おそらく何百年もこの姿のままかも知れません。

シエルク=レ=バン

ブルクまで登って振り返って撮影。

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

シエルク=レ=バン

続きます。

カルヴァドス

友人が蒸留酒カルヴァドスの飲み比べをしようと提案し
我が家にカルヴァドスの瓶が集められました。
フランスのノルマンディー地方で造られるリンゴを原料とするお酒です。
同じものでもこの地域以外で作られるものはアップル・ブランデーと呼ばれています。
既に量が減っているものもありますが様々な瓶のカルヴァドスが集められました。

お酒

カルヴァドス

昨日作ったケーキも今日のためのもので飾り付けは今日しました。
一言でカルヴァドスといっても様々な味や個性があるのが分かりました。
上品なものから野性的なもの、同様に香りも様々で
カルヴァドスの奥深さを感じました。
美味しいお酒に楽しい会話、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ケーキを焼く

蒸留酒カルヴァドスに合うケーキを焼こうと思いました。
最初はシュークリームを意識していたのですが
シュー生地が思った以上に膨らまなかったので
いちごを買ってきて、シューのミルフィーユにしました。
後ろのものはバターケーキにラム酒とオレンジを煮たソースをかけています。

ケーキ

粉砂糖をふって出来上がりです。

シェンゲン

友人と行き先を決めないでドライブに出ました。感謝!
以前はフランス・ストラスブールに行き、先日はフランス・メスに行ったので
別の方面へ向かうことにしました。ルクセンブルク方面です。
ルクセンブルクへ行くときに国境のシェンゲンという街の案内板が見えます。
そこに行ってみることにしました。
アウトバーン(高速道路)を降りて、直ぐにシェンゲンの街に入りました。
シェンゲンはルクセンブルクです。

シェンゲン

街の中心を目指して行きましたが、直ぐにシェンゲンを出ました。
入り直して車窓から撮影です。直ぐ近くにドイツとフランスの国境があります。

シェンゲン

シェンゲンと言えばヨーロッパで国境検査なしで国境を越えることを許可する
シェンゲン協定が直ぐに思い浮かびます。その協定が1985年に締結された場所です。
当時はまだ欧州経済共同体EECでした。
ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルク、オランダの
イタリアを除く5カ国代表がこの場所に集まり締結しました。
写真の右正面に見えているのが条約に関する博物館です。
手前には平和の象徴としてベルリンの壁があり
ルクセンブルク、EU、シェンゲンの旗が見えます。

シェンゲン

大きな柱が見えます。

シェンゲン

地面には参加国のプレートが埋められています。

シェンゲン

柱には星形があり、各国を表したものが作られています。
これはドイツです。

シェンゲン

直ぐ近くに協定に関する碑があります。

シェンゲン

平和の柱。日本語も見えます。

シェンゲン

シェンゲンの街並み。裏側ですが。

シェンゲン

シェンゲン城。現在はホテルです。

シェンゲン

シェンゲン城にある塔。雰囲気がありますね。

シェンゲン

モーゼル川。ここに停泊していた船上で条約が締結されました。
川の対岸はドイツです。橋の中央に国境を示す看板があります。

シェンゲン

シェンゲン協定という名前から、無意識にもう少し大きな場所を想像していましたが
思った以上に小さな場所でした。この場所はドイツ、フランス、ルクセンブルクの国境なので
地理的な理由でこの場所が選ばれたと思いますが、同時に大きすぎない街という
政治的な理由もあったかも知れませんね。
小さな場所でも歴史的には重要な場所で、言い換えれば
ここにも多くの人の見えない思いがあったのかも知れません。

カフェに

友人とカフェに行きました。
落ち着いていて居心地が良いのでよく行くカフェです。

カフェ

カフェ

カフェ

カウンターのところにケーキが何種類かあります。
お店の方が、それぞれ説明してくれますが
その一つにマンゴーケーキがありました。
注文して届いたのが上の写真です。
しかしマンゴーの味はせず、見た目的にもそれは感じられません。
味は美味しかったのですが。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ルクセンブルク 2-3

前回の続きです。

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルク

ルクセンブルクの写真はここで終わりです。
今まで通らない道を歩くことによって新たな景色を発見したり、
また街を別の角度からも見ることが出来ました。
少しずつ全体像が見えてきたといった感じでしょうか。
次回の撮影では「ルクセンブルクを」ではなくて
「ルクセンブルクで」撮る撮り方を意識したいと思います。

ケーキを焼く

最近、よくケーキを焼いています。
自分で甘さや量が決められるのが良いです。
フルーツケーキを焼きました。甘さ控えめです。

ケーキ

オレンジの入ったチーズケーキです。
見た目は残念ですが美味しく焼き上がりました。

ケーキ

羊羹を作りました。アジアショップで売られている小豆缶を使用しました。
日本の寒天はドイツにないので、ゼラチンを使うことも考えましたが
お店を回ってみると最近は寒天と同じような海藻系を使っているものがあったので、
そちらを使ってみました。

ケーキ

自分で焼くケーキは見た目が残念なときもありますが
やはり美味しく感じられます。
何より焼き上がってくるときが幸せの時間です。