オペラを観に

最高気温19度でそれほど寒くはないですが
雨が降ったり、晴れたりを繰り返して慌ただしく天候が変わる一日でした。

ザールブリュッケン

今日はザールラント州立劇場オペラ部門の新シーズンプレミエです。
演目はモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(1787年作曲)。
19時30分開演の少し前に劇場に着きました。
夕方になり少し肌寒かったからか劇場の外にいる人の数は僅かですが
入ったところでは移動するのが大変なほど人で一杯でした。
劇場に入って直ぐ正面に飲み物を売っているカウンターがあります。
開演前はシャンパンやビールを飲んでいる人の姿も見られますが
買い求めるために並ぶ人、買って移動する人だけでなく
劇場に入ってきた人で大渋滞のようになります。
良く言えば熱気があるように感じられる場所です。
今日は新シーズン最初の演目とあって観客の方も正装率が高いように感じられます。

ザールブリュッケン

ところで今日のオペラの方はプレミエ的な盛り上がりがあったと思います。
この作品に限らず、一つの演目には色々な人が関わっており
言ってみればそれだけ色々な視点、見方があります。
物作りにおいてそういった多様性の存在を意識すること、
自分の視点を通すこと、そういったことを考えた公演でした。

AF

オリンパスのOM-D E-M5 mark IIというカメラを使っています。
これまでオリンパスのカメラを何台も使っていますが
このカメラが体感的に最もAF(オートフォーカス)の精度が良くない気がします。
2台使っていますが、どちらも同じような傾向があるように感じます。
特にポートレイト撮影の時に合焦している(ように見える)にもかかわらず
写真ではピントが後ろに抜けています。
AFモードで普通のターゲット、スモールターゲット、顔認識、瞳検出など
様々な方法を試しましたが満足行く結果は得られません。
そこでAF+MFに切り替え、一度AFでピントを合わせてから
MFで細かく合わせる方法にしました。
カメラ前面のプレビューボタンにフォーカスピーキングを割り当てて
画面を拡大させてピントを合わせます。
これで撮影するとピントの合う率は高くなりましたが
撮影するテンポが悪くなりました。
そこでスーパースポットAFを試しました。
ライブビュー画面を拡大表示して、その中心部のピントを合わせる方法です。
拡大したい場所、倍率は自分の方で選択できます。
撮影する時はまず構図を意識して、拡大させたい場所を拡大させて
そこでAFを合わせます。結果、ピントの合う率も高く、テンポも悪くありません。
ですが、拡大させるために拡大ボタンを一度押す(この時点では拡大する場所の枠が表示されるだけ)、
場所を移動させてから実際に拡大するために再度ボタンを押す、
ピントを合わせてからそれを解除するためにもう一度ボタンを押すという作業があって
MFに比べて撮影テンポは悪くないものの、特に良いというわけでもありません。
そこで拡大倍率を予め設定で上げておき、枠を表示させたときに
拡大はさせずにそのままピントを合わせる方法にしてみました。
スモールターゲットのように使います。
すると作業が少ないのでテンポも良くなり、精度も上がりました。
今回の撮影ではそれが上手くいきました。

ポートレイト

暫くこの方法でポートレイトを撮っていこうと思います。
このカメラは特に形や大きさ、指の掛かり具合だけでなく
静音モードや1/8000秒のシャッターなど気に入っている点も多いので
良き相棒として大切に使っていきたいと思います。

モノクロで

この夏の日本滞在時、京都で写真を撮ったときは
カメラをモノクロ設定にしていました。
モノクロで撮るときは例えば形や影などを意識するなど
その視点になり、普段とは別の視点になります。
そして光と影だけでなく、そのグラデーションの美しさにも目を奪われます。

京都

京都

カフェに

午前中は雨が降っていましたが午後からは晴れの時間が多くなりました。

ザールブリュッケン

友人と待ち合わせてカフェに。久しぶりに訪れる場所です。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

夕方になるとお店の雰囲気もカフェからバーに替わり
大きな音量で音楽が流れ始めました。
お店を変えることにしてベルギービールのお店に行きました。

ザールブリュッケン

色々なことを話しました。
何度か書いていますが、海外に出て良かったことの一つに人との出会いがあります。
年齢性別関係なく色々な人と出会うことが出来ます。
同じ日本人同士でそれは「友人」といった感覚に近いです。
海外に出てくる人の目的も様々で、ザールブリュッケンに永住するような人もいれば
一時期だけいる人もいます。本当に様々な人がいます。
日本にいれば知り合わなかった人たちや、知り合っていても
そこまで話さない人もいるかもしれません。
そういった色々な分野の人たちと出会えるのは本当に素晴らしいことだと思います。
それらが直接的、間接的にかかわらず良い刺激を与えあうことになれば
なお良いと思います。そんなことを感じた一日でした。

雨の後

午前中に歯医者に行き、その帰りに撮りました。
歯医者へ行くときは雨が降っていましたが
帰りは小雨になっています。
雨が降った後の街全体がしっとりとして落ち着いた、この感覚が好きです。
木々はまだ緑が濃いですが徐々に黄色く色づいているのが分かります。
そんなところに秋の訪れ、夏の終わりが感じられます。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

いつもと同じように今日もPCに向かっています。
外は雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
気温は15度を超えているのでそれほど寒くは感じられません。

ザールブリュッケン

突然、窓の外が明るくなり、部屋の中に陽の光が入ってきました。
そして大粒の雨も降っています。

ザールブリュッケン

こんな時は虹が出ています。
別の部屋の窓から外を見ると大きな虹が出ているのが見えます。

ザールブリュッケン

最初のところから見ると、もう一つ大きな虹が出ているのが分かりました。

ザールブリュッケン

あわてて先程の部屋に戻りました。
内側の虹は色が濃く見えます。

ザールブリュッケン

レンズを換えている間に外側の虹が消えてしまいました。

ザールブリュッケン

窓の外を雲が早く流れていきますが
まるで自分の意志で風に乗って移動しているようにも見えます。
虹が出ている時間は僅かでしたが見られると嬉しいです。
自然の作り出す世界は美しいですね。

劇場フェスト

テアターフェスト(劇場フェスト)当日です。
ザールラント州立劇場、新シーズン最初のイベントで
言ってみれば劇場で行われる文化祭のようなものでしょうか。
音楽部門(州立オーケストラや歌手陣、合唱)、バレエ部門、
演劇部門以外に舞台技術や衣装関連のものもあります。

ザールブリュッケン

劇場内で行われた合唱の公開練習を観に行きました。
最初は人が少なかったものの、後半は思った以上に人が集まり盛り上がりました。

ザールブリュッケン

その後、特設ステージで行われた舞台衣装のオークションを見ていました。

ザールブリュッケン

途中で雨がやんできたので椅子の方に移動しました。
衣装は実際に公演で使われたもので、衣装部門の責任者が
一つ一つ解説していきます。どの公演で使われたか、素材、大きさなど。
10ユーロか20ユーロくらいからスタートし、大体25ユーロから50ユーロで終わります。
舞台衣装なので一体何処で着るのかといったものばかりですが
それが観客にも受けています。
一番最後に出てきたこのドレスだけ、100ユーロを超える競りになりました。
見ていて楽しいイベントでした。

ザールブリュッケン

夜はプロムナーデコンサートです。昨日ゲネプロが行われました。

ザールブリュッケン

コンサート中に雨が降り出してきたためか、昨晩と違ったプログラムになりました。
曲数が減っています。どうやら打ち上げ花火のことを考えてのようです。
アンコールの最中に大きな花火が何発も上がりました。
直ぐ近くなのでかなりの迫力があります。
そして空全体を覆うように降ってくる大きな花火は見ていて感動を覚えました。
音楽と花火の効果は素晴らしいです。
公演後、友人たちとビールを飲みに行きました。

ザールブリュッケン

ちょうど日付が変わった頃に帰ることに。
劇場を身近に感じられるようなイベント、これは面白く
大成功だったと思います。お疲れ様でした。
今シーズンの劇場の催しが楽しみです。

劇場フェスト前日

明日、ザールラント州立劇場の催しで「テアターフェスト(劇場フェスト)」があります。
そのプログラムの最後には劇場前に設置された特設ステージで州立オーケストラや
歌手、合唱が出演するプロムナーデコンサートがあります。
その公開ゲネプロが小雨が降る中で行われました。
気温は10度を超えていますが、風があるので少し肌寒く感じられます。

ザールブリュッケン

椅子は濡れているので座って聴いている人は僅かです。

ザールブリュッケン

ゲネプロにもかかわらず人が集まっていました。
ところで特設ステージはこれまで劇場正面と対になるように設置されていました。
その方向だと街から見ると特設ステージの裏側が見えるだけで
何のイベントか分かりづらくなっていました。
しかし今回は劇場正面に並んで、そして上手い具合に少しずらして
設置されています。街の方から見ると劇場と特設ステージが並んで見えます。
この設置の仕方は劇場を見せるのに大成功だと思います。
写真的にも非常に良いと思います。

ザールブリュッケン

明日のイベントが楽しみです。

驚いたこと

今日もPCに向かって朝から晩まで現像作業です。
窓の外には穏やかな青空が広がっています。

ザールブリュッケン

撮影したデータの中に動画もあります。普段はほとんど動画を録りませんが
撮影中に試し程度に数分間動画を録ってみました。
カメラはオリンパスのOM-D E-M5 mark II で、製品のキャッチコピーに
「シネマクオリティの一眼 手持ち撮影 OM-D MOVIE」とあります。
画質的にはそこまで期待していませんが、手ぶれ補正は有り難いと思っています。
試しに録ってみた結果ですが、まるでどこかに固定して録ったかのように
ほとんどぶれが見られません。友人たちとも一緒に見ましたが
動画の内容よりも、そのぶれのなさにみんな驚きました。
これは思った以上に使えるかもしれません。
同時に撮影、表現の幅も広がるような気がしました。
色々と楽しみなことが増えてきました。