寒さ

ここ最近、寒い日が続いています。
午前中に太陽が出ていても気温は氷点下10度前後。
寒いというより空気が冷たいといった感じでしょうか。
そして風が強いので体感温度はもっと低く感じます。

ザールブリュッケン

撮影に対しての寒さ対策はやはり電池でしょうか。
10年程前、知り合いと夜の撮影を行ったとき
カイロ等で電池を冷たくならないようにしていたにもかかわらず
直ぐに電池が機能しなくなりました。
何枚か撮影するとバッテリー切れの表示が出ます。
電池は予備も含め全て一杯に充電したものです。
そして同じく冷たくならないようにしていた電池と交換すると
何枚かは撮れるのですが、暫くするとこちらもバッテリー切れに。
寒さで電池が上手く機能していないのでしょう。
温め直した最初の電池に交換すると
電池残量も減っておらず、撮影が可能になります。
しかし数枚撮ればやはりバッテリー切れ。
そしてまた交換。結局これを何度も繰り返して撮影しました。
電池やカメラの性能もあるのかもしれません。
というのは知人は予備電池を数個持っておられましたが
一度も交換せず、撮影されていました(確かミノルタの一眼レフ)。
最近のデジカメや電池は当時よりも性能が上がっていると思いますし
氷点下10度ほどの環境ならば機械的には問題なく撮影出来ると思います。
ただ仕事で一日中撮影するときは予備電池だけでなく
単3電池も使えるようにしておきます。
その方が安心です。
電池、まるで「かまぼこ」のようです。

電池

そういえば先日購入した

オールドレンズが宅配便で届けられたとき、
直ぐに荷物を開けましたが
ケースから取り出した瞬間、一気にレンズが曇ってしまいました。
ここ最近氷点下の日が続き、
宅配便のトラックの中も空気が冷えていたのでしょう。
急いで暖房のついていない別の部屋に持って行って
窓を全開にして、その窓際に起きました。
レンズは拭いていません。そのままです。
20分ほどすると曇りも消えました。屋内の環境に馴染んできたようです。
ガラスの塊といった印象があるオールドレンズが
なお冷たく感じた瞬間です。