バラの月曜日」に書いたファッシング(カーニバル)、
そのザールブリュッケンでのパレードの模様です。
街の中心ザンクト・ヨハンナー・マルクトから市庁舎までパレードしますが、
その開会セレモニーのようなものが広場の片隅で行われていました。
バンドの演奏もなされています。
ところでファッシングの時は無礼講的な雰囲気があり
写真のように紙吹雪を色々な人にかけることがあります。
以前私が住んでいたミュンヘンでは、火曜日の午後が最高潮で
街中に人が集まってきます。その時に多くの人が紙吹雪をかけてきます。
私も何度も体験しました。
ザールブリュッケンで見かけたのは僅か数組だけです。
開会セレモニー中、私の前方にいた人たちがかけあっていました。
既に石畳の上には紙吹雪が散らばっています。
と、その紙吹雪合戦を見ている一組の家族の姿がありました。
おそらく男の子でしょうか。彼が熱心に見ています。
場所を移動しようした家族ですが男の子は
直ぐ側で行われている紙吹雪合戦が気になるようです。
しっかり握っていたお母さんの手も離しています。
とにかく気になるようです。
すると紙吹雪合戦の人たちが僕たちもする?と声をかけてくれました。
思わず、良かったね、と私も言いたいところでした。
しかし一番楽しんでいるのはお父さんのようです。
一番右にいる女の子の表情が印象的でした。
パレードの模様は次回に続きます。