ファッシングのパレード 3

ファッシングのパレード 及び

ファッシングのパレード 2 の続きです。
パレードはブラスバンドの生演奏と共に進んでいきますが
その時に独特のかけ声があります。
まるで方言のようにドイツ国内でも地域によって違うようです。

ファッシングのパレード

傘の色も合わせたのでしょうか。

ファッシングのパレード

それぞれが手にしているものはお菓子です。
それを沿道に向かって投げます。

ファッシングのパレード

女性の髪型はみな同じなのでおそらく本物ではないと思います。
そういえばバイエルンのお祭り、それは4年に一度のものですが
そこにもパレードがあります。ただそのパレードに参加する女性は
4年間髪の毛を切ってはならないという決まりがあり
それが中世から続く伝統と、その中世の雰囲気を作るのに
役立っているようです。
ザールブリュッケンの場合も女性は長髪ですが、
それももしかすると伝統的なものを意識したものかもしれません。
ただザールブリュッケン(ザールラント)は帰属する国家が
何度も変わり、合わせて宗教も替わっているので
街の歴史はあっても長く続く伝統はないように思います。

ファッシングのパレード

それぞれの団体(地区)の関係者かもしれません。
それにしてもこういった楽しそうな笑顔を見ると
こちらまで楽しくなってきますね。

ファッシングのパレード

衣装の中にマフラーが組まれているのは
ファッシングの時期的なものが意識されているのかもしれません。

ファッシングのパレード

子供たちは何度もパレードの練習をしたのでしょう。
ちゃんと行進のようになっています。

ファッシングのパレード

子供たちも楽しそうです。

ファッシングのパレード

対して長老組は余裕があるというか
喋りながら歩いています。

ファッシングのパレード

同じような赤と白の衣装でも団体によって色使いが違っています。

ファッシングのパレード

こちらも青と白で同じですが色使いが違っています。
そういえば上の方の青と白とも違っています。

ファッシングのパレード

ファッシングのパレード

長くなってきたので次に続きます。