友人にフィルムカメラを一台貸していただきました。
このシルエットが格好いいです。
そしてこのカメラの最たる所は、ファインダーの箇所にあります。
このカメラには一般的なファインダーがありません。
写真を撮る時は一般的なカメラのように
プリズムファインダーを覗くのではなく
真上に向いたスクリーンを見ます。
つまりウエストレベルファインダーとなっており
二眼レフカメラのように覗きます。
ですのでスクリーンに映る画像も左右反対になっています。
写真はそのファインダーを開き、ルーペを出したところ。
拡大してのピント合わせも可能です。
実際の図です。
このカメラのスクリーンに映し出された図です。
まるで古い映画のフィルムを見ているような感覚を覚えます。
そしてピントのあった箇所だけ浮き上がる立体感がすごいです。
これを見ると誰もが声を上げてしまうほどです。
より近くで見てみるとこういった感じです。
レンズ性能も見えてきます。
左右逆になっているので構図の修正が簡単ではありませんし、
下の方を撮ろうと思うと、上から覗いているわけですから
非常に不自然な体勢になります。
しかしそれでも楽しさが感じられるカメラです。
フィルムを入れずにこれだけでレンズの向こうにある風景を見るのも楽しいですが
一度フィルムを入れて撮影してみようと思います。