撮影者の意図

またしてもマドレーヌを焼きました。
といっても今回は差し入れ用なので私は一つも食べられません。

マドレーヌ

ところで写真には撮影者の気持ちや表現があると思います。
露出などをしっかり合わせて綺麗に撮るのも大切なことだと思いますが
作者の気持ちを表現するのも同時に大切なことだと思います。
こういったモノクロにするとマドレーヌが食べ物でなくなるような気がします。
大袈裟ですが自分が食べられない悲しみに似た気持ちが
そこにはあるような気がします。

マドレーヌ

もっと怖く表現してみるのも良いかもしれません。
窓の光と色を意識して、ワイングラスとナイフ、フォークを並べて
少し残酷な?印象を表現してみました。
タイトルは「本日の dinner」

マドレーヌ

もちろんこれが正解というわけではありません。
これらの写真を見て全く別のように感じる人もいると思います。
いずれにしても言いたいことは写真には
撮影者の気持ちを入れられると言うことです。
それが全ての人に伝わるかどうかは難しいと思いますが
そういった表現のために撮影に関する技術的なことを
知っておくと表現の幅も更に広がるかもしれません。
本当に写真は奥が深いです。
しかしそこが楽しいところでもありますね。