先日の記事と同じレンズを着けて
モノクロで凍ったザール川を撮りました。
今回もそれほどモノクロ作業をせず、現像時に少し調整しただけです。
モノクロで撮影すると凍ったところがよく分かります。
橋と交差しています。
単純な一枚ですが凍っていない石畳の橋と凍った川の対比を意識しました。
橋の上から川を見ると凍っているのが分かります。
色の数は少ないですが、それでもグラデーションがあります。
橋の反対側を見ると氷はあまりありません。
やはり橋が氷の世界を分断しているようです。
ザールブリュッケン城の方へ登ってみました。
雪が少しだけ積もっていますが、ほとんど足跡はありません。
渡ってきたアルテ・ブリュッケ橋とザール川。
その横にはアウトバーン(高速道路)があるので
凍った川のゆっくりとした流れと速く通り過ぎる車を意識しました。
しかしその手前の一般道に駐車している車が
その対比感を弱めている気がします。
それを入れずに撮影もしましたが
それだと非常に窮屈な絵になってしまいました。
街の方を見て。
場所を少し下流に移してルイゼン橋から見たザール川
橋の上流側は曲線を描いていますが
そこは凍っているようです。
しかし下流側は直線だからかあまり凍っていません。
この冬はマイナス10度前後の日が続き川も凍っていましたが、
天気予報によるとこれから温かくなると言うこと。
凍った川を見られるのも今だけかもしれません。
それにしてもモノクロでの撮影は被写体の色ではなく
形などを意識して撮影しますが、最初から「モノクロで撮影」と意識していると
ファインダーを覗く目が自然とモノクロの目になっているのが面白いです。